公務員がスマホ見ました←はい違法ね
写真は去年の夏に撮った藤の花です。とても良い香りが漂っていて心地よかったのを覚えています。これだけ咲いていれば鬼は来ないだろう!(鬼滅の刃)
さて、タイトルを過激にしてみましたが、公務員について勉強していて面白いなと思ったものがあったので紹介します。
皆さんは学校や職場でどんなルールの下で生活していますでしょうか。学校では校則があったり、職場では法律に基づいて作成する就業規則や独自の社内規程等があったりすると思います。
ご存知の方も多いかもしれませんが、公務員には【法律に直接定められたルール】が存在します。
地方公務員法 / 国家公務員法
よく知られているルールは、
・営利企業等への従事等の制限(副業ダメよ)
・争議行為等の禁止(ストライキダメよ)
あたりでしょうか。
その中で一番面白いと思ったのが次です。
地方公務員法第35条
職員は、法律又は条例に特別の定めがある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職務遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
どう感じたでしょうか。
「注意力のすべてを職務遂行のために用い」ることが法律にルールとして書かれているんですね、これ読んだ時は変な声出ました。
全体の奉仕者であって、報酬は税金で賄われるわけですから、それくらい頑張らなきゃですね。
この条文を知ってからは、職場で少し気を抜いている人を見ると「はい違法〜👉」と、今回のタイトルのようなことを頭の中で呟いています(覚えたてのことを使いたがりなのは昔から変わっていません)。こんなことを考えていたら、ブーメランが刺さりそうですが。
現実的にはそれだけでどうこうなりませんが、目に余る違反の場合は「服務規律違反」として懲戒処分が科される場合があります。
自分がどんなルールのもとで働いているのかを知ると、線引きが見えてきてその中でどう働くかを考えやすくなります。まだまだ知らないことだらけなので、一つずつ知っていきたいと思います。
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