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使わなくなったiPhoneを家電にしてみた話

使わなくなったiPhoneをリサイクルして、新しい「家電」を作った。
これが案外便利で、ちょっと楽しい。

私が小さい頃、どの家にも固定電話があった。
習いごとに行けば黒電話から自宅に「迎えにきて」と電話したものだし、私が大きくなるにつれて、プッシュホンだった家電には子機がつき、留守番機能がつき、ファックスがついていった。懐かしい。

でも、結婚してからは長らくそういったものを持っていなかった。
スマホがあれば十分、という時代だし、固定電話がなくても特に困ることもなかった。
光回線だけは引いたけれど、固定電話までは…という感じ。


子どもの「留守番」問題

ところが、長男と次男が大きくなってきて、少し状況が変わった。
最近では、ちょっとした外出だと「僕は留守番してるね」と言われることが増えた。
未就園児の頃は、そんなことを言われようがお構いなしに連れて行ったものだけど、小学生ともなると兄弟2人でお留守番していても大丈夫かな、という気持ちが出てくる。

ただ、そこで気になるのが連絡手段だ。
私が外出している間、こどもたちと連絡が取れないのは心配だなぁと。

使わなくなったiPhoneを活用してみる

そこで思いついたのが、使わなくなったiPhoneを「家電」にすること。
日本通信SIMの月額290円プランに入って、自宅のWi-Fiを活用する設定にした。
通話はLINEを使うので、これで必要最低限の通信はカバーできる。

この「家電」は、留守番中のこどもたちからの連絡手段として活用するだけでなく、もしこどもたちが友達とLINEを交換したいと言ってきたら、このアカウントを使ってもらう予定だ。
学校の先生をしていると、中学卒業まではLINEデビューを少し遅らせてもいいんじゃないかな、と思ってしまう部分がある。
でも、どうしてもという時には、この「家電」のLINEでひとまず対応してもらえばいいかな、と。

日常のちょっとした実験

さて、このiPhone家電、果たしてうまくいくだろうか。

こういう工夫をしていると、まるで小さなプロジェクトを進めているような感覚になる。
うまくいくかどうかは分からないけれど、「やってみる」こと自体が案外楽しい。

留守番中のこどもたちが「ママ、早く帰ってきて」なんて電話をかけてくる日が、ちょっと楽しみだ。
果たして、私の作った家電はどんな活躍を見せてくれるだろうか?

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