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純ジャパがカナダの現地企業に勤めて気付いた「実際の英語」

こんにちは、KUMAです。

私は日本生まれ日本育ちの純ジャパですが、一時期、縁あってカナダの現地企業に勤めていました。
オフィスに日本人は自分だけ。入社の手続きも、業務も、同僚との雑談も、すべて英語でした。

今日は、そこで得られた「英語」に関する気付きについて書きたいと思います。

英語と言っても、いろいろある

私が所属していた部署にはバックグラウンドの異なるさまざまな方がいて、まさに多民族国家カナダを体現したような場所でした。

中国系、台湾系、韓国系、インド系、イラン系、南アフリカ系の方がいて、カナダで育った人もいれば、母国からカナダに移民してきて働いている人もいました。いわゆる、白人で英語が第一言語のカナダ人は少数派でした。

こういうわけで、当然、職場ではさまざまなアクセントの英語が話されていました。英語が第一言語ではない人もいたので、単語、文法の誤りもあるだろうと思います。

気付き

このとおり、英語は本当にさまざまでした。一方で、全員、自らが担当する業務の知識があり、かつ英語で十分にコミュニケーションを取ることはできるので、業務遂行にはまったく問題なし。
実際、中国系や台湾系などノンネイティブの方も堂々と仕事をされていました。

つまり、ノンネイティブであることに引け目を感じる必要はまったく無い。ネイティブ、ノンネイティブ問わず、英語をツールとして利用すること。これが、リンガ・フランカ(共通語)としてのリアルな英語運用のかたちなのだと気付きました。

ノンネイティブの日本人っぽい英語ではダメなのか→全然そんなことはない

私の英語は明らかにノンネイティブの英語ですが、この職場で、「発音がよくない」とか「文法が間違っている」とか指摘されたことは一回もなかったです(逆に、「英語上手だね!」と言われたことも特になかったですが)。

ネイティブは、ノンネイティブの発音や文法の誤りなんてほとんど気にしていないというのが私の実感です。意味が通じないレベルの誤りだと聞き返されると思いますが、意味理解に支障のない些細な誤りは、気にしていない(もしくは気づいていない)んじゃないでしょうか。

日本語のケースで置き換えてみます。例えば、自分が外国の方と日本語で話すとき。私の場合、その方の言っている意味さえわかれば、その発音や文法までは意識しないことがほとんどです。

最後に

日本で英語を勉強していると、「発音が綺麗で、流暢に話すネイティブはかっこいい。そうでない自分はダメだ」という思考に陥りがちな気がします(過去の自分)。
現実は必ずしもそうではなくて、英語はツールなのだから、ノンネイティブも自信を持って話していいのだと思います。

カナダ時代、同僚と一緒に作ったクリスマスツリー

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは。




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