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ノリと勢いで【クリエイターEXPO】に出展して、そこそこ成功した話:準備編

こんにちは、kuma Ai Studioです。
先日、2024年冬のクリエイターEXPOに出展してきました。
その際思ったことや、感じたこと、準備、当日、撤収など細かいことまで思い出を振り返りながら備忘録として残します。
他の方の参考になれば幸いです🙆‍♀️

↓これは私の出展者ページです✨


クリエイターEXPOとは


クリエイターEXPOとはなんぞやという方もいらっしゃると思うのでまずは軽くそこについての説明から。
クリエイターEXPOというのは、東京ビックサイトと幕張メッセで毎年開催されているクリエイターと企業のマッチングイベントのようなものです。


クリエイターEXPOは、個人で事業を行っている人のみ出展できます。
(個人名で出展してはいるけど、中身は企業。みたいな方も普通にいたけど)
なので企業側も会社にお願いするよりは、低予算でお願いできるクリエイターとのコネクションを求めてやってきます。
ブースにくる企業の方は基本的に全員見込み顧客と思って良いまである。


出展を決めた理由


個人事業主になり、丸5年が経とうとしていた2024年10月に、たまたま林さんの記事を見つけ、サブスクに課金をし、読み、とりあえずノリと運と勢いだけで出展を決めました。

申し込んだ日は、開催の20日前。怒涛のスタートです。
20日前にクリエポに申し込んでも意外と気合で間に合った。という観点でもお話しできれば良いと思います。
計画性がある方は、必要事項だけ読んで帰ってください。笑

そしてなんだかんだ出展を決めたちゃんとした理由は、この4点です。

・自力ではAIクリエイティブをマネタイズできなかった
・今まで営業をやる気が全くなかった

・AI画像生成の技術って進んでいると言われているけど、実際に企業側の需要ってほんとにあるの?
・自分の技術はどれくらい市場で戦えるのか?

3日間の中でどれだけ自分を試せるのかという部分も正直不安よりワクワクが勝ってました。
が、毎日クリエポのことを考え、イケるでしょ!!という自信に満ちた日と結構きついんじゃないかなぁ…という超不安な日を繰り返していました。


申し込む時のポイント


いいから黙って、全部角に投資しろ!!

ブース位置は絶対に角を取って下さい。


①来場者さんとのエンカウント率
②パンフレット渡せる率
③話しやすさ
④ブースの集まりやすさ

角じゃないブースとは比じゃないくらい差を感じました。
角ブースにすると、通常ブースより2〜3万円くらい違うと思います。
ですが、この数万円をケチらないでください。
価値が全然違います。

ちなみに私は申し込むのが遅かったのでデザインブロックで出す予定が、そもそも空いてなくて映像ブロックの角に出しました。
ですが、逆に目立って良かったかもしれません。
ブロックが違うことでで競合の方も周りにいないので、平和で仲良くなりやすかったのかもしれない。笑


申し込んでから開催日までの準備編

①過去の出展者さんの情報を山ほど集める

まず行ったことは、過去の出展者さんの記事、youtube、Xなど、とにかく情報収集をしまくるということです。
noteにもクリエポ備忘録などを記事にしてくれている人が結構いるので、検索して参考にしてみるのが良いと思います。

クリエポに出展を決めると運営の担当者さん?的な人がいろいろサポートしてくれます。私は情報収集が下手だったので、『過去の出展者さんのブース参考画像ください。』って画像もらって参考にしてたりしました。

Pinterestにも結構落ちてるので是非ご参考に。

検索:【クリエイターEXPO】

②自分のブースイメージを決める


私のブースはこんな感じです。

みんなに褒めてもらいました、嬉しい


ポイントは3つだけ!

1:基本はタペストリー、パンフレット重視
→みんな祭りのようにタペストリーだけ見ながら歩きます。
→後はパンフレットをもらってくれた人と話すことになるので、パンフレット大量配り祭り

2:テーマカラー決めて、ドカンと大主張!!
→私は緑が好きなので、緑を強めにしました。
→目に留まりやすくするという意図もある。

3:文字は思ってる倍デカく!!(文字入れるなら)
→イラストレーターさんは自分のイラストだけドーーーン!!の方がむしろ良いかもしれません。

4:課金してるのだから最大限ブース使ってしまおう(角ブースのみ)
→角ブースは通常ブースよりも路面という利点があります。パネルを立ててみたり、パンフレット用カタログスタンドを2面にしたり工夫するのおすすめ
→ちなみに私はパネル作りました。(写真は下に)

③販促物について(リンク付き)


販促物の製造をお願いした会社さんを全てまとめました。
20日前でも間に合った会社さんです、神です。
※早めに注文した方がいい順に◎>◯>△で表しています。


【A4パンフレット(ラクスル)】△

サイズ:A4 2つ折り
部数:900部

→400部余りました。擦りすぎました。笑
ですがイラストレーターさんは、一番重要な販促物なので600部は最低でもあった方がいいと思います。1日300部配るぞの気合いで刷るのもいいと思います。
値段:16,044円
→うん、結構した。納期もっと早めればもうちょい安いです。

ラクスルは納期が可視化されているので結構油断して、ギリギリになってしまいました。


【タペストリー(No.1幕)】◎

スクショなので画質悪いです…


商品:トロマット(布)
サイズ:縦 170 cm X 横 140 cm
仕上げ方法 : 袋縫い加工 (上 - 1.5cmのパイプ用サイズ)
PVCパイプ : 1セット (黒色)
値段:6,312円

過去出展者さんの情報を頼りに色々調べましたが、ここ一択だと思います。
値段も思っていたより安かったです。

これは本当に申し訳ないのですが、納期の都合で修正の確認をはやめに対応していただいたり気になった箇所はお電話いただいたりしたので本当に速かったです。

次も絶対にお願いしたいと思えるホスピタリティに脱帽です。


【販促用パネル(大判印刷プリオ)】◯

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ブースに置くとこんな感じ


商品名:パネル印刷(屋内向け)発泡パネル
マット紙+自立スタンド 有り+2つ折り

→柱に養生テープで貼れたので、自立スタンドはいらなかったです。
仕上がりサイズ:変形サイズ(1000mm×800mm)
→変形サイズは自分でサイズ決められるので自由にして🙆‍♀️ 
値段:9,549円

パネルは結構使えました。おすすめです。
ぼーっとパネル見てくださる方もいたので、声掛けしやすかった印象です。
角ブースの方は自分の座り位置も隠せたり、物も隠せたりするので見栄え的にあった方が絶対いいと思います。


【什器】◎
大きいものは配送のことも考えながら、天下のAmazonで揃えましょう。
天下のAmazonですが什器とかは謎に配送が遅いやつも結構あります。
一番最初に注文すべしです。

・カタログスタンド

私が使ったカタログスタンドはこちら✨
他の出展者さんも大体これです。

どうせ今回だけしか使わないしレンタルでいいかと思っているそこのあなた!!
什器レンタルの会社さんも結構調べましたが、
値段高い!配送遅い!回収の日付指定だるい!!の3点セットなので絶対レンタルしない方がいいです。使うな!

買った什器はメルカリで売り捌いてください。
安心してください、売れます。
売れなかったら次も出展しろってことです。出展しましょう。


・カタログスタンド3段、卓上カタログ立て

私が使った卓上カタログスタンドはこちら✨

この3連がダイソーで手に入るなんて本当に神です。
どこまでいっても100均は神です。

・タペストリー用 S字フック

S字フックでかめです。
正直なんでもいいですが、大きい方が使いやすと思います。
絶対に届かないので脚立を借りに行きましょう、貸してくれます。


④現地発送について

まず、大前提として私が出展したクリエポは幕張メッセ開催でした。
コンテンツ東京のEXPOは幕張メッセ、東京ビックサイトの二か所で開催されているので、間違えないようにしてください。
※実体験を踏まえて書いているので、幕張メッセのことしかわかりません。
ビックサイト出展の方、ごめんなさい。

公式の資料曰く、運営がお願いしている業者にお願いをするという追加課金をしないとブースまで運んでくれないという記載があります。
が!!そんなもんは知らん!と無課金で強行突破しました。

動かしたけど、綺麗に置かれていました

その結果、ブースに無事到着しておりました。
これは正直賭けだったので、一安心。笑

30分くらいでサクッとブースは完成することができたので前乗りしなくても良かったまでありますね。
モノの到着が不安だったので前乗りしましたが…会場の雰囲気は掴めるので前乗りおすすめ🙆‍♀️

注意点としては、配送先にちゃんとブース番号、ブース名まできちんと記載すること!

参考までに

あったら良かったこと

・ホッチキス
パンフレットに名刺をくっつけて欲しいという要望が2件くらいあったので、本当にあったら良かったなレベル

・録音機材(多分いらない)
他の方と話している隙にパンフレットを持っていってくれたり、コソっと名刺を持っていってくれたりといったことが多かったです。
人間の心理的に、興味があったとしてもパンフレットを手に取るとガッツリ営業されるんじゃないかと、洋服屋さんで話しかけて欲しくない現象が起こっていたなと思っています。私も話しかけて欲しくない派です。笑
一人の方との説明が終わり、はい次の方とお話、はい次の方お話、という様にピーク時は一度に3人もハシゴして説明をしたりすることがありました。
終わった頃には一人目の方なんて話どころか顔すら忘れてしまいます。
録音すればよかったなぁ。とか、話す前にメモればよかったなぁ。


準備編まとめ

①角を取ることからEXPOは始まる。
②ブースはビジュアル勝負!テーマカラーを決める!
③トータルかかった費用:247,494円


準備編アドバイス

①参考ブースを選ぶ際には、自分と違うジャンルのブースも参考に!
イラストレーターとして出展予定の方は、過去に出展されていたイラストレーターさんのブースを参考にするかと思います。ですが、他のジャンルでデザインや映像ブースの画像も結構参考になります。
ちなみに私は、デザインブースとして出展しましたが大半はイラストレーターブースをパクりました。

②メールを待つな、電話をしろ!
とにかく時間がありません。(私の場合)
せっかちというのもありますが、迷ったり悩んだりしたら担当者さんや発注業者さんには鬼電しましょう。
担当者さんや発注業者さんもクリエポや同時開催されている企業のEXPOの時期は理解があるので、納期にとても寄り添ってくださいました。感謝。
※余裕を持って動くのが一番良いことです。

公式が出している”お問い合わせチャットボット【クリエポちゃん】”
マジで使えないので使おうとしないでください。

③事前の告知
事前の告知が一番重要だと思いませんか??
私はそもそもSNSでの発信なんて全くしていませんでした。
でも案件は取れました。今もSNSの発信は全くやっていません。
数字持ってなくても大丈夫です、私が証明しました。
苦手なことは無理してやらなくていいです!!!!
現地に来ている方が全員お客様になり得ますから。

④意外とどうにかなる

焦っても仕方ないところは諦めましょう。
意外とどうにかなります。あとは当日のパッションでどうにかしましょう。
大体、3日間通して10:00〜17:00までだと思うので、初日に気付いた改善点は2日目に改善できたりします。なので初日に間に合わなくても大丈夫なことは楽観的に捉えてください!


以上で、準備編は終わりです。
すべてのクリエイターの方の参考になれば幸いです。
基本的に準備編が一番重要だと思うので記事を分けます!


当日〜終了編はこちらから✨


実際に営業をする時のポイントや周りのブースの方とのことなど書いています!
よければこちらも参考に!


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