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【Midjourney】サカナクションの新曲 ”怪獣” が衝撃的すぎたのでAIでビジュアル化してみた。
こんにちは、田んぼに熊が出ました。です!
みなさんは、昨日(2/19)の山口一郎さんのYoutubeライブご覧になりましたでしょうか。日付が変わった瞬間の”怪獣”の生歌、脳が溶けました。
そして本日、2/20にリリースされましたね。あぁ、待望。
10年前のフェスでサカナクションのライブを初めて観ましたが、その景色は未だに忘れられません。
そんな思い入れのあるバンドの新曲、せっかくならAIの力を借りて、歌詞の世界観をビジュアル化してみようと思いました。
ChatGPTに歌詞を”読ませる”
方法はシンプルです。
ChatGPTに歌詞全文を送り、「この歌詞をもとにAI画像生成用のプロンプトを作成してください」と依頼するだけです。
歌詞全文
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この歌詞を読んで、想像できる描写をAI画像生成で作成します。
プロンプトを作成してください。
ChatGPTからは、こんなお返事が。
この歌詞からは、夜空を背景にした幻想的で哲学的なイメージが浮かびます。
怪獣のように叫ぶ存在、赤と青の星々、知識が散り咲くような風景、そして未完成ながらも輝く未来——これらの要素を取り入れた壮大なビジュアルを表現します。
解像度高すぎませんか…?
哲学的なイメージまでしっかり拾ってくれているのが良いですね。
作成してくれたプロンプト
ChatGPTが出してくれたのが、こちらのプロンプト。
A surreal and cinematic scene of a young girl standing on a vast hill at night, gazing at the endless dark sky filled with red and blue stars. The stars seem to swirl and dissolve like memories, forming a spiral of light stretching into the distance. She wears a long, flowing dress that flutters in the cosmic wind. In the background, a faint silhouette of a giant, ethereal creature—resembling a celestial dragon or a mythical beast—roars silently into the void, its body composed of stardust and fading constellations. The ground beneath her is covered in delicate glowing petals, symbolizing knowledge scattering like whispers. The horizon glows faintly, hinting at an approaching dawn. The atmosphere is melancholic yet hopeful, evoking the beauty of an unfinished universe.
広大な夜の丘に立つ少女が、赤と青の星で埋め尽くされたどこまでも暗い空を見つめるシュールで映画のようなシーン。
星々は記憶のように渦を巻いては消え、光の螺旋を描きながら遠くへと伸びていく。彼女は宇宙の風になびく流れるようなロングドレスを着ている。
背景には、天竜か神話の獣のような、巨大で幽玄な生き物のシルエットがかすかに見え、その体は星屑と消えゆく星座で構成され、虚空に向かって静かに咆哮している。
彼女の足元の地面は繊細な光を放つ花びらで覆われ、囁きのように散らばる知識を象徴している。
地平線はかすかに輝き、夜明けの訪れを暗示する。
メランコリックでありながら希望に満ちた雰囲気が、未完成の宇宙の美しさを呼び起こす。
まるで小説の一節のようなプロンプト。
素敵すぎます、全部。
完成した画像
Midjourney - v6.1
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芸術寄りの描写が得意なMidjourney v6.1で生成してみました。
stylize 100 は、まるで「自分」という怪獣がこちらを見つめているような雰囲気。何かを問いかけられているような感覚になります。
stylize 1000 はさらに逸脱して、まさに「芸術!」といった仕上がりに。
夜明けの光が焼け野原のようにも見えて、解釈の幅が広がります。
これはこれでおもしろいですね。
Nijijourney - v6
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普段NijiJourneyはあまり使わないのですが、このクオリティには驚きました。
アニメのワンシーンのように美しい仕上がりです。
stylize 100 の画像は、赤い星が舞う花びらのようで、幻想的な美しさがあります。(サムネに採用しました)
stylize 1000 は、怪獣の叫びが少女の分身のようにも見えて、とても印象的です。
全体的に渦巻くような構図が多かったのですが、これは「だんだん食べる 赤と青の星々」の歌詞のイメージが反映された結果かもしれませんね。
まとめ
歌詞をAIに”読ませる”ことで、曲の解像度がぐっと上がるという新しい体験でした。他の楽曲でも試してみる価値がありそうです。
特に、アニメの主題歌はアニメの世界観ともリンクするので、より深く楽しめそうですね。
次は、小説の一節でAI画像を作ってみようかな。
そして、一郎さんもおっしゃっていましたが…