クラブ運営で気を付けていること
皆さんこんにちは。
なんだか今年の10月は雨ばかり降っているような気がします。世間的にはスポーツの秋がどうのこうのといいますが、天気が悪かったらスポーツをやる気にもならないのは私だけでしょうか?
そろそろスカッと晴れてほしい気がしますね。
さて、今回の記事のテーマは、陸上競技の指導者として、コーチングやクラブの運営を行う際に私が大切にしていることです。
なぜ今回、唐突にこんな記事を書こうと思ったかなんですが、このnoteを立ち上げたときの想いが原点です。
そもそもこのnoteは、那須塩原ジュニア陸上クラブのコーチの一人として指導やクラブの運営に関わるにあたり、どんな人が何を考えて指導をしているのかを知ってもらうために始めたという目的があります。
正式にクラブのコーチに就任して2年ほど経ち、その間に見送ったOBもいれば、このnoteを見て陸上を始めた子や、これから始めようと考えている子もいるわけです。
メンバーの入れ替えがある中で、改めて感じたことや今考えていることを見てもらい、「那須塩原Jr陸上の熊耳は、こういうことを考えて子供たちに教えているのか」ということを知ってもらいたいと思うのです。
那須塩原ジュニア陸上の今
さて本題です。
私が所属する那須塩原ジュニア陸上についてですが、このクラブは那須塩原市陸上競技協会に加入する会員のうち、子供たちへの陸上運動の指導をやりたいという有志が集まってコーチを行っています。
週1回、土曜の午後に活動をするほか、県内で開催される大会に出場するなどして活動しています。
那須塩原市陸上競技協会の主催とはいえ、市陸協もそれほどしっかりとした組織基盤があるわけではなく、あくまでも有志のコーチ陣が集まって集団を形成しているようなイメージです。
生々しい話をしますが、我々コーチ陣は年額5,000円程度の謝礼を貰うのみで、年間のガソリン代にもならない金額で、1年を通して練習指導や大会エントリーなど、子供たちが陸上競技を行うための各種活動を行っています。
クラブ内での熊耳の立ち位置
そんなクラブ内での私の立ち位置ですが、特に決まっているわけでも何かを取り決めたわけでもありませんが、なんとなく記録情報担当や大会エントリーの担当、それからクラブ運営に関わることの保護者へのお知らせやクラブのinstagramアカウントの運営など、広報的なものも担当しています。
要は、クラブの事務処理全般を担当しているような形です。
大切にしていること
そんな私ですが、これらの仕事を行う上で大切にしていることがあります。
それが、「選手の保護者に対して分かりやすく説明する」ということです。
選手への指導は、ほかのコーチたちが担当しているというか、私なんかよりも専門的に深く教えるノウハウを持っているので、お任せしている部分があります。
もちろん自分でも子供たちへの指導はするのですが、多分私は教えるのが下手くそな上に教えられることもあまりない気がしていて、もっと指導スキルを上げなければと思いっています。
子供たちへの指導と併せて大切なのが、選手保護者へのお知らせやクラブで全員が知っておくべき情報の共有です。
当クラブは、約60名の選手に対してコーチが約10名で運営しています。コーチの中には、日本陸連の公認審判員資格を持っている人がおり、大会への帯同をするとなれば、子供たちの面倒を見る大人の数が減るなどといったこともあり、保護者の方の協力が必要不可欠です。
また、日ごろから選手の送迎をしてもらっているのも、選手に寄り添っているのも、全て保護者の皆さんです。
当クラブの運営体制上、選手の保護差の方には毎回いろいろな面で協力をお願いすることがあり、また保護者の方々も快く協力をしてくれます。
そうなったとき、全体に共有しておくべき情報の共有がなされないと、たちまちクラブの運営が滞ってしまうばかりか様々な人に迷惑をかけてしまうことになるため、些細なことでもお知らせするようにしています。
このクラブはみんなの手で作り上げる必要があり、コーチや子供たちだけでなく、保護者の協力も必要。
そのためには、誰に対しても知っておいてほしいことを分かりやすく知らせる必要がある。
だからこそ私は、運営サイドと保護者の方をつなぐ架け橋になろうと思い、日々必要な通知やお知らせの作成をしています。
仕事を抱える傍らで、夜遅く帰ってから通知を作ったりしているので、決して楽ではありません。
でも、こういったところはきちんと整えていかないと、不安の種になったり、最悪の場合トラブルに発展する場合もあります。
そうならないうちに、情報の力でチームを支える。
情報は武器になる。
そういった信念を持って、このクラブの仕事をしているのです。