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初めての初めての不妊治療の受診

久しぶりの投稿です。
自分の体についてあのこと書こうかこのこと書こうかと考えているうちに放置状態になっていました。

そうしているうちに初めてフォロワーさんが!
ありがとうございます!

こちらで動きがありましたので、そのことを書きましょう。
ずっと待っておりました、通院先での婦人科受診のお話です。

旦那の風邪やらで延期して、ついに紹介状を持って婦人科、正確にいえば婦人科も備えた産婦人科に行きました。

車椅子で下半身不随でも受けられる病院は、大学病院と限られました。
一般のクリニックではね、車椅子が入ることが難しいの!
段差があったり、検査台に乗ることはできるけどその部屋に入れなかったり。

病院関係については、NOTバリアフリーで悔しい思いをたくさんしました。
全ての病院をバリアフリーにしろというと、それはそれで多額の費用がかかるので言いません。
でも病院専門のバリアフリーMAPがあると、とっても便利かなと思います。

今回行った大学病院では別の科にもかかっておりまして。
そこで先生に妊活を考えてますと言ったら、ここの病院の産婦人科で受診しましょうと言われたのがきっかけだったんです。
(私はこの言葉をしっかり覚えていたのに、旦那の記憶からは抹消されていました)

新居に引っ越して生活に慣れてきて、ついに妊活開始です。
早く受診したいという焦りと、自分の体が本当に子供ができるのかと不安な気持ちごっちゃ混ぜで、旦那と一緒に行きました。

早速初診受付に行ったら、紹介状なしで病院に来た人に受付さんがそれだと受診できないという説明を繰り返していて、私の受診手続きから時間がかかりました。
大規模の大学病院は大変大変。 

ようやく産婦人科に行った時は驚き。
問診票を書いて下さいと出されたその枚数はなんと三枚!
「問診票が三枚となっておりまして、細かく書く項目もございますが、よろしくお願いします」と受付さんに申し訳なさそうな顔をされる。
書くっきゃないとはいえ、妊娠関係の受診って大変なんだなと、当たり前のことを思いました。

妊娠しているかの確認、最近の生理日、前回の生理日を書く。
ルナルナというアプリで記録していたので、忘れずに記入することができました。
女性には生理日をちゃんと記録していた方がいいよと伝えたい。ついでに基礎体温も。
他にも初潮やら、旦那の体は健康であるかとか、家族に重い病気がかかったことがあるかまで書きました。

産婦人科には待合室で待っている患者さんは思っていたよりも多くいませんでした。
問診票を書き終えて、診察までどのぐらいかかるのかなと待っていたら、慌ててさっきの申し訳ない顔をした受付さん参上!

「すみません! 妊活ご希望の患者さんはここではなく、リプロダクションセンターでの受診になります!」

り、りぷろ、だくしょん、せんたー??
初めて聞く横文字。
旦那と一緒になんだそりゃと思っていたら、隣にあるそのりぷろだくしょんせんたーとやらに案内されました。
妊活されている人なら当たり前に知っている単語なのかな。
妊活無知ですみません。

そしてそこでまた問診票を書く。
また三枚。
ちょっとだけ、ほんのちょこっとだけ違う項目がある受診票でした。

そこで新鮮だったのは、ルナルナの登録番号があるなら記入して下さいと受付さんに言われたこと。
先生に私の基礎体温のことが簡単に伝わるそうです。
ついにお前の本気を見せたか、ルナルナよ。 

初診で予約できなかったため、長く長く待たされる(予約しても待たされる、大学病院あるあるですね)
そして受付番号が呼ばれてついに診察室のドアを開く!

私の想像ではね、多嚢胞性卵巣症候群であることを紹介状で先生がわかっていて、排卵誘発剤を貰って妊活が始まる。そんな感じだったの。
今生理だけど万が一のためワンピースで来た。でも前に検査したばかりだから子宮とか見られることはない。
そんな感じで思っていたの。

……全然、違いました。

まずは先生から不妊治療のご説明。
男女の不妊原因のパーセンテージ、不妊症の原因になる病名、不妊治療のステップアップ……パンフレットを見ながら、この時点でもう想像と違うと知る。

そして私が下半身不随であることが気になって、他の科の先生に妊活初めて良いか聞いてきて下さいと指示される。
つまり、私達の妊活はまだ開始されませんでした。

それから旦那が次の受診で精液検査されることになりました。
俺の体は問題ないと豪語していた旦那、驚きのご様子。

そして生理中でも子宮内検査をしました……。
シートが敷かれた検査台に移り、子宮内をこれでもかと見られる。
ちなみにカーテンが敷かれた横で、旦那はモニターで子宮の中を見ていたようです。
(「この中に俺がぶち込むのか」と、後に下なことを発言してました)

子宮内を見られてやっぱり多嚢胞性卵巣症候群と言われ、血液検査も受けることになりました。 AMHの数値やクラミジアにかかっているかわかるそうです。

今回は想像違いな世界を見て、診察は終了しました。
旦那が精液検査のカップを受け取って、精液検査の説明を受ける。
時間内に射精した精液を病院に持っていく。
熱で精液に影響が出るからアルミホイルに包んだりして持っていって下さいとのこと。
この暑い時期には大変じゃないかと心の中でツッコミ。

そして私の血を抜かれて、本日の通院終了。

もうね、全然違った。
同じ病気で妊活している人のSNSを見たり、ネットで調べたりして理解していると思っていた。
そんな私が妊活を舐めていたことを知りました。
全国の婦人科のお医者さん、妊活を頑張っている方々、本当にごめんなさい。

これが本当の不妊治療かと実感した私。
こうなったら、もうやるっきゃねえよ!
望むところじゃねえか!
この発言は私ではありません、旦那です。

旦那がそう意気込んでいたので、私も本気で望むしかないと思いました。
ここで逃げたらベビーを迎えられません。

こうして妊活がスタート……じゃなかった。
まずは他の科の先生に妊活について話さなせば。
ここで先生に妊活ダメと言われたら、このnoteは終了します。
次回に続く。

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