喘息もちの方が妊娠するとどんな変化が起こる?
こんばんは!クマです(^ ^)
喘息を持っている方って結構いらっしゃるのではないでしょうか?
喘息を抱えながら妊娠や出産に臨むことに不安を持つ方もいらっしゃると思います。
今日は喘息が妊娠に及ぼすリスクについてお伝えします。
◎喘息合併の妊娠の割合は?
喘息は妊娠中最もよく合併する疾患の一つと言われています。
妊娠中の4〜7%に認められるとのデータが出ています。
◎喘息を持ちながら妊娠するとどうなるの
実は、喘息を持っている方が妊娠すると23%が症状改善すると報告されています!
しかし、妊娠前の喘息が軽症な方の場合、13%が妊娠中に悪化、中等症の場合は26%が悪化、重症の場合は50%が悪化すると言われていて、妊娠前の喘息がどれくらいコントロールできていたかにもよってくると言えます。
増悪する時期としては妊娠24〜36週が最も多く、産後は約75%の方が妊娠前の状態に戻るそうです。
◎妊娠中に症状が悪化した場合
喘息が重症化した場合、早産、低出生体重児、妊娠高血圧症候群、帝王切開、周産期死亡率が増加すると言われています。
よってしっかりと管理していく必要があります!
◎妊娠中の喘息治療
妊娠中でも喘息の治療に使われるのは通常とほとんど変わりません。
吸入薬やステロイド薬、抗アレルギー薬を使用していきます。
薬の種類はその時の目的によって変わり、コントロールをするための長期的な管理薬と、発作が起きた時用の薬に分かれています。
今使っている薬が妊娠中も使用可能かについては産科で確認が1番ですが、妊娠した時点で喘息を診てもらっている先生にも妊娠した旨を報告するべきでしょう。
妊娠前からコントロールをしっかりと行い、妊娠に伴い悪化しないようにしていきましょう!
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