なぜ刺激法を行うの?
おはようございます(^ ^)クマです!
今日は朝活してみました!早起きしようと思ったわけではなく、勝手に目が覚めたのでせっかくならと思い朝から執筆しました笑
昨日は体外受精にステップアップする前に考えることについて書きました。
体外受精って自己注射などによる刺激法を行いことが多いと思いますが、
自己注射ではなくても病院で注射は打たないといけなくて、痛い思いをすることには変わりありませんよね。
できることなら痛みが少なく済む方がいいと思う方がほとんどだと思います。
しかし、刺激法って採卵にとって大切なことなんです!
今日はそのことをお伝えしていきますね!
◎なぜ刺激法を行うのか
女性は通常、1回の月経周期で1つの卵胞が育ち排卵します。
世界で初めて体外受精が行われた時は、自然周期での採卵だったと言われています。
でも、自然周期での採卵だと上記でも書いた通り、通常1個しか卵子が採れません。また、しっかり卵子が育たなかった(成熟していなかった)場合、卵胞は見えていても卵子が採れないこともあります。その場合、採卵したのに採れた卵子が0個ということもあり得ます。
それだとあまりにも費用対効果が低いので、段々と性線刺激放出ホルモンや性腺刺激ホルモンを併用した刺激法を行うことが一般的になってきました。
また、受精卵を凍結して保存する技術も進歩したため、複数採卵できても保存できるようになりました。
◎刺激法を行う前に必要な検査
刺激法において一番怖いのが卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です!
こちらに関しては以前の記事で詳しく書いていますのでそちらも併せて読んで見てください!!
この怖い副作用にならないためにも採卵前に知りたい情報があります。
まず最も参考にされるのが抗ミューラー管ホルモン(AMH)の値です。
AMHは卵巣の予備能力を調べる検査で、どれくらい卵が残っているのかの目安になります。AMHに関してはまた後日詳しくお伝えしますね。
また、それ以外にも参考にすべき項目がいくつかあります。
年齢が若い方や痩せている方にOHSSが起こりやすいと言われているので注意が必要です。
また、その他にも子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群などの合併症、卵巣の手術歴、ホルモン値なども考慮していく必要があります。
ここから先のお話は長くなるので数回に分けていきますね。
今日はこのくらいで終わりにします。
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