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“AI”の発展を見つめてみた ②

 前回の記事において、“画像生成AI”について考えてみた。まだ読まれていない方は、是非読んでみてください。

 それでは、今回のテーマに移りたいと思います。

1. 今回のテーマは?

 今回は前回の続き(補足)として、”AI”についてさらに見つめていきたいと思います。私たちの生活にすっかり溶け込んできている“AI”の動きを把握しておくことは、私たちの生活に生かしたり、社会全体の動きを見る上でも重要になると思うので、今週はこのテーマで記事を書きます。

2. ”画像生成AI”に関して

 先週の記事において、”画像生成AI"について紹介しました。この記事を読んでいる皆さんは、どのように感じただろうか。私は、先週の記事の公開後、改めて”画像生成AI"を利用してみた。その話を以下に記したいと思う。
<利用例>
テーマ:4コマストーリーの生成
① 自分自身が、作りたいストーリーをイメージしつつ、イメージの骨格を”対話型AI”(ChatGPT など)に伝える。そして、4コマストーリーを文章で出力するように指示する。
② ”ChatGPT"から、4コマストーリーが返される。
③ その後、登場人物や背景などの修正を繰り返し、ストーリーを作り上げる。
④作り上げたストーリーを”画像生成AI"に読み込ませて、実際に”画像”として、出力させる。
⑤ 修正作業等を繰り返し、作品を作り上げる。
⑥ 出来た、4枚の画像をつなぎ合わせる。
 →4コマストーリーができあがった。
※今回は、著作権等の問題が生じることのないように、実際に実行した内容の概要を掲載しました。気になる方は、各自でしてみてください。(各自の責任のもとでお願いします。)

 この例から分かることは、
「アイディアを持っていれば、AIを利用して、簡単に作品を作り上げることができる時代になった」
ということだ。特に、絵として作品にする際には(例えば漫画など)
Ⅰ 作品の創作力(ストーリーのアイディアなど)
Ⅱ 絵として作品にする力(画力とも呼ばれているが・・・)
という、大きく2つの能力が求められていたと思う。しかし、”各種AI"の登場によって、”AI"に置き換えたり、部分的な補助を受けることが可能になったわけだ。このことによって、
作品を創作する上でのハードルが下がった
と思う。しかし、”AI"を利用して作成した作品には課題もある。先週の記事において、”学習データの著作権を考慮する必要がある”ことに触れた。また、それ以外にも
「”AI"を用いて作った作品には、作品の創作者の”オリジナリティ”が反映されにくく、各個人の色が出ない」
という課題がある。作品に個人の色を出すためには、作府\品の制作段階において、必ず人が関与する必要があると思う。”AI"を部分的に利用することや考えのアイディアをもらう場として利用するという考え方が適切であると思う。
作品は、”他の作品との差”や、”オリジナリティ”にこそ意味がある
ということを改めて意識する筆言うがあると思う。

3. ”AI"全般について

 最近、”AI"の利用方法(教育現場など)に関するニュースを多く目にする。また、今後開発が行われる見込みの“スーパーAI”(superintelligence、超知能)”に関する話題も報道されている。特に、“スーパーAI”に関しては、人と同じレベルのAI(”「汎用人工知能」(Artificial general intelligence、AGI”)や、それをも超えるAI(”「人工超知能」(Artificial super intelligence、ASI)”または”「超知能」(superintelligence)”)の開発が予測されており、
”AI"の暴走や倫理的な欠如行為を防止するための国際的な規制を検討する必要性
が訴えられている。私たちは、このような技術の進化にどのように対応・適応するのかが問われている。私たちも、自分のこととして考えていく必要があると思う。

4. 次回の記事は・・

 今回は、前回の記事に付け足すような形でした。そして、次回は、”AI"を賢く利用するための手法を考えていきたいと思う。”AI"を利用することによって、オリジナリティや思考力を伸ばすためにはどうすればいいのかを考えていく予定です。
※あくまでも予定であり、変更になる場合もあります。

次回もお楽しみに!


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