
"Bard"の進化した件について
今回は、早速本題に移ります。
1. 今回のテーマは?
今回は、
進化した、Bard(”対話型AI”の1つ)の機能
について、取り上げたいと思う。”ChatGPT"との機能の違いが出てきましたので、その点も紹介したいと思う。
2. アップデートの内容とは
Bardは、2023年7月13日にアップデートが行われ、機能が拡充されました。アップデート内容の概要は、以下の通りです。
~アップデート内容~
① 対応言語の拡充
内容:中国語やドイツ語など40以上の言語に対応。
② Google レンズの導入
内容:写真や画像をもとに、AIに質問をかけたり、分析をかけることが出来るようになった。
③ スレッドの保存機能
内容:AIとの会話履歴を残し、後日続きから再開することが出来るようになった。(この機能は、ChatGPTにはすでに導入されていた)
・・ など、多くの改良が行われた。詳しい情報は、以下のリンク(Googleのホームページ)から、確認することが出来ます。
今回は、特に②について焦点を当てていきたいと思う。
3. "Bard"に追加された新機能
"2."でも紹介したように、今回のアップデートで注目すべきことは、
”Google レンズ”が導入されたこと
である。このことにより、Bardに対する、情報入力方法として画像が加わったことになる。テキスト(文字)の形式では、尋ねずらかったことも尋ねやすくなったのだ。以下では、使い方を紹介したいと思う。
※実際に実行した例は、画像の権利の問題を回避することを目的として掲載できません。皆さんも、実際に利用してみてください。
<利用方法>
注意点:この機能は、英語版のみでの提供です。(現在のところ)
質問をテキストで入力する際には英語を使用する必要があります。しかし、質問自体は簡単な英語で全然大丈夫です。また、英語が分からない場合でも、翻訳アプリを使うことも出来るため、ハードルは決して高くないと思います。また、利用するには、”Googleアカウント”が必要です。
方法:アクセス時の、URL指定時を以下のようにすることで、英語版のBardにアクセスすることが出来ます。
URL:https://bard.google.com/?hl=en
URLの最後の部分に” /?hl=en “をつけることで、英語版のBardにアクセスすることが出来ます。ページにアクセス出来た場合、以下のように表示されます。(一部、ページを加工している箇所があります。)

② 写真にアクセスする場合は、検索欄横にある+ボタンから、写真を挿入することが出来ます。
このように、簡単にシステムを利用することができます。まだまだ、完璧なものではありませんが、利用する価値は十分にあると思った。
4. まとめとして・・
この機能追加によって、”対話型AI”はまた一段階先に進んだと感じた。今後、ますます
この技術進化に私たちがどのように対応していくのか
が問われていくと思う。今後の記事においては、この機能を活用した”対話型AI”の有効な活用方法を採り上げていく予定である。ぜひ、今後も記事を読んでもらえるとうれしく思う。
次回もお楽しみに!