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「いちばんすきな花」を見ながら


昨日、一気に
ドラマ「いちばんすきな花」
を見たんだけど、

このドラマもまた独特で、
セリフがマニアック。


設定も繊細で少し分かりにくいけど、
その分、
深掘りする楽しさがある作品だ。


でも、一番驚いたのは、
「海のはじまり」の海ちゃんが
「いちばんすきな花」の夜々ちゃんの
幼少期だったってこと!

ここで繋がるんだー!って発見した瞬間、
テンション上がった。


生方ワールドの3作が
こうやって絡み合ってるのを見つけると、
本当に沸く感じ。


自分ってオタク気質だな〜って笑っちゃった。
いや、笑っちゃうってことは、
「そーゆーとこ好きだよ」って
自分に言ってるってことかな。


発見の楽しさと高揚感


ドラマを見ていて、
伏線を回収できた時の高揚感って特別。


たとえば、「silent」の中で紬が湊戸の夜に
「晴れてるって言うとこ好き」
って言ったエピソード。


実はそのセリフ、
元をたどると想がよく言っていた
言葉だったとか。


こんな風に
ずっと見ている人にしかわからない
小さな繋がりを見つけた瞬間、
「やった!」って気持ちになる。


ただ、「silent」の“おすそわけ”だけはまだ
私の中で消化できていない。


あれ、何か深い意味がありそうなんだけど…。
今日は考察を漁って、
もう少し噛み締めてみようと思ってる。


違いを受け入れること


「いちばんすきな花」で印象的だったのが、
不登校気味の女の子が言った
“まちがいさがしの答え”の話。


彼女が「人と違うところを見つけて気持ちいい」
って言っていて、
何となく共感する部分があったんだよね。


ウォーリーを探せで、
見つけた場所にグリグリ丸をつける感覚とか、
それを「自己顕示欲の塊」って
表現してたのが印象的で。


でも、同時にこうも思った。
ウォーリーって探されなければ、
他の人たちと一緒に絵の中に溶け込めていたのに、
見つけられた瞬間に
異質な存在として扱われるのかも、と。


違いを受け入れることって、
それだけで怖いんだろうなって感じた。


知らないから怖い。でも知ることで変わる


西野さんが言ってた
「知らないと嫌いの感情は近い」って言葉、
本当にその通りだと思う。

知らないから怖い、嫌だ、近づきたくない――

そんな気持ち誰にでもある。
でも、その「知らない」を
ちょっと解明してみれば、


自分の中で「ああ、こういうことなんだ」
って思えるようになって、
嫌いじゃなくなるかもしれない。


たとえば、不登校や発達障害、
ちょっと違う雰囲気の人たち。


そこに対して嫌悪感や怖さを抱く気持ちも、
正直わかる。


でも、その気持ちのまま行動に移すのは、
ちょっと浅はかかなとも思う。


自分の価値観を挟まないフラットな視点


生方さんの作品って、
こうした「違い」や「怖さ」に対して、
結論を押し付けず
にただ提示してくれるのが魅力だよね。


フラットでフェア。


まるで「こういう見方もあるよ」って
優しく教えてくれてる感じがして。


もちろん、
フラットがいいかどうかは人それぞれだし、
これは私の価値観なんだけど、
私はこのスタンスがすごく好きなんだよね。


今日も穏やかな1日に


もっと語りたいことが山ほどあるんだけど、
そろそろ出発の時間。


今日は家族とお正月パーティーに行ってくるよ。


日々の中で、
自分の価値観をちょっと横に置いて、
物事をフラットに見つめられる余裕を持ちたい。


いい1日を過ごせますように!

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