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年末年始の「親のバイアス」と向き合う

朝から換気扇のフィルター掃除を始めてしまい、
いつものルーティンが崩れた。
だけど、大丈夫。

今日も頑張れる。



冬休みに入って、
子どもたちが家にいる日々がスタート。


長男の合宿も終わって、
いよいよ「親」としての役割が
全力モードに突入するような気分だ。


でも、
この時期になるといつも頭をよぎるのが、
「子どもたちをどこかに連れて行かないと」
という焦り。


「親らしさ」へのプレッシャー


「子ども、スペース、アスレチック」
と検索しながら、
画面を眺めてうだうだ過ごしてしまう。


この感覚、
連休や長期休暇のたびに訪れる。


「子どもたちをどこかへ連れて行かないと
『かわいそう』と思われるのでは?」
という、いわば親のバイアスだ。


でも、冷静に考えれば、
年末年始や大型連休に
どこかへ行くこと自体が「義務」ではない。


むしろ、
この時期はどこに行っても混雑していて、
料金も高い。


ストレスを感じながら
高額な費用を払うなんて、
本当に必要なんだろうか?


けれど、どこかに出かけて
「子どもたちに思い出を作った」という
実績を残すことで、
親としての価値を証明したい――


そんな思い込みが心の片隅にあるのも事実だ。


日本の「連休システム」を俯瞰する


クリスマスから年末年始にかけての流れは、
まさに日本の経済システムが生み出した
「消費の渦」。


サラリーマンのボーナスに合わせて
購買意欲を煽る広告、混雑する観光地、
そして「今日は特別!」という魔法の言葉。


SNSではキラキラした日常が映し出され、
特にインスタグラムでは
その虚像がピークに達する。


こんな世界を俯瞰して眺めると、
年末年始の賑わいは
「労働者のガス抜きイベント」
のようにも感じる。


ボーナスで財布が温かくなり、
普段の我慢を解放するために
消費活動をする。


そしてまた、
日常の労働へと戻っていく仕組みだ。


自分のペースで生きる


私は、
この連休の流れに巻き込まれるよりも、
この時期を「仕事を頑張る時間」
に充てると決めている。


ネット広告が活きるタイミングだからこそ、
逆に世の中が一旦止まっている間に
自分のビジネスに集中する。


そして、
混雑していない平日の静かな日々に、
のんびりと余暇を楽しむ方が
性に合っている。


SNSの華やかな投稿に
振り回されるのではなく、
自分のペースで、

自分らしい時間の使い方を
していこうと思う。


さあ、そろそろ出発だ。


今日も私は、
年末年始の慌ただしさを横目に、
自分の仕事を頑張る。


そして、
その選択ができる自由を噛みしめながら、
新しい年を迎えたいと思う。

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