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Q.神代さんが地方在住ながらに講座の同期とつながりを保てているのはなぜ?〜宣伝会議「編集ライター養成講座」のQ&A:その1

こんにちは。あっという間に2023年の12分の1が過ぎ去ってしまいましたが、みなさんお元気でしょうか? 私はひどい風邪をひいて寝込んでおりました。

さて、2022年の12月は私的には幸せなことがいくつかありまして、その一つが宣伝会議さんの「編集・ライター養成講座」に講師として登壇させていただいたことでした。

宣伝会議さんの講義は、いくつも受講生として受けてきたので、「登壇する側に回る日が来るなんて〜」と感無量としか言いようのない気持ちでいっぱいでした。受講されている方々の貴重な1回の講義ですから、少しでもお役に立てるよう、精一杯お話しさせていただきました。

そんな講義の後、いくつか受講生の方からツイッターのDM経由で質問をいただいたので、可能な範囲でお答えしていければと思っています。どなたからの質問というのには触れず、あくまでも一般的な質問として答えていきたいと思います(なので、一部質問者さんの情報は削除、または解像度の低い言い方に変更しています)。

Q.私は地方から受講しています。 同期のつながりを作りたいと、連絡先を聞いたり、自分から話しかけたりと、できるだけ積極的にアピールしてきました。 しかし、すぐに会えないことや、やはり対面の方が話しやすいなど、地方からでは難しいこともあります。 なぜ神代さんは地方ご在住ながらも、関係が継続できたのでしょうか? (宣伝会議の受講先が福岡開催だったこともあるかもしれません。 しかし、上阪徹さんのセミナーは東京開催だったと思います) 縁が切れずに保てるコツがあるのか気になります

「編集・ライター養成講座」は東京でのリアル開催とオンラインでの同時配信のハイブリットで行われていることもあり、地方からオンラインで受けていらっしゃる方からのご質問だと思います。

私が、東京のメンバーともつながりが切れない理由……。端的に言ってしまえば、やはり「東京まで受講しに行っていたから」と「東京に行ったらできるだけ人と会うようにしてるから」ではないかと思います。私が講義中に例に挙げていたのは「上阪徹のブックライター塾」ですが、今でこそハイブリッドで開催されているブックライター塾も、当時は現地開催のみ。全4〜5回くらいの講座だったと思いますが、毎週福岡から東京まで飛行機で通っていました。そうまでしてでも受けたいと思う講義内容だったので受講して良かったと思っています。かかった交通費や宿泊費以上のものを得た実感があります。

当時は、コロナ禍でもなかったので、講義後に毎回交流会が開催されており、居酒屋に行って受講生やゲスト編集者さんたちと2時間程度話す時間が取れていましたし、その時間で同期とも先生とも本当にいろんなことを話しました。非常にありがたい時間だったなと思っています。

加えて、その交流会で仲良くなった人やもっと仲良くなりたいと思った人は、講座開催時間前にランチに誘ったりもしました。どうせ一人でもランチは取りますから、せっかくならお喋りしたいと思ったんです。やはり1対1で話す時間を取れると、気が合う人とは仲が深まりますから、それで親しくなっていったというのもあります。

また、「今度仕事で福岡に行くけど、会えない?」と声をかけてくださったた方とは、福岡の美味しいお店をリストアップして、可能な限り一緒に飲みに行ってじっくりお話ししましたし、そのようにお喋りした人とは大抵仲良くなるので、また私が東京に行ったときにもランチや夜ご飯にお誘いする、というのを繰り返しています(なので、私が東京に行くときは、ほぼ全日程人と会う予定で埋まっています)。

ブックライター塾に限らず、その後受講した「さとゆみビューティーライター講座(現:さとゆみライティングゼミ)」もオンラインで受講が可能でしたが、全6回中2回くらいは東京まで行きました。全部オンラインで受講しても良かったのですが、せっかくなら生の熱量を感じたかったし、同期のみんなにもリアルで会いたかったからです。

質問者さんがおっしゃる通り、オンラインだけで親しくなるのはやはり限界があると思います。もし、お仕事の都合とか介護や子育てが理由で、絶対に時間が取れないなどでなければ、可能な範囲で東京まで受講しに行かれてはいかがでしょうか?ぜひ生で受けたい講義だけでもいいと思います。「地方からわざわざ受けにきている」という熱量は周囲に伝わるものです。

それと、私は自分から誘うことにあまり抵抗がないというか、「断られたらどうしよう」と思わないことにしています。なぜなら、黙っていても誰も誘ってくれはしないから。黙っていても「ランチ行こう!」「飲みに行こう!」と誘われるほど人気者ではないので、誘われるのを待つのは白馬の王子様を待つようなものだと思っています笑(だからこそ、誘ってもらえるとめちゃめちゃ嬉しいし、ありがたいなあと思ったりもします)。

お誘いするときは「全然遠慮なく断ってくれて構わない」ということをきちんとお伝えして、「よければ情報交換しませんか?」とか「もうちょっとお喋りできたら嬉しいなと思って」とお声かけしたりしています。1対1でお誘いすることもあれば、4人程度になるように声をかけたりすることも。複数人の方も相手も参加しやすいこともあるので、その辺は相手との距離感や関係性を考えてお誘いするようにしています。

ある程度関係性ができれば、その後はオンラインで時々飲み会をしたり、メッセージのやり取りをしたりで、関係性を保っていくことはそんなに難しくはないはず。地方からだと大変だと思いますが、ぜひ東京まで行ってみてください。そこでしか得られないこともたくさんあると思います!

あ、後はあまり「人脈作りだ!」と思って行動しないほうがいいかな?とは感じています。私は「同じ志の人たちと知り合えたことが嬉しい!」「好き!」という気持ちで動いているだけなので「この人とつながっておいたらいいことありそう」みたいなことはあまり考えてはいないです(結果として助けていただいたことはものすごくたくさんあります。多謝!)。

「お互い頑張ろうね」と励まし合える仲間ができるだけでも、講座のつながりというのは十分価値はあると思います。どうぞ、せっかくのご縁、大事に育ててくださいね。


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