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簿記三級試験を受けてきました。

半年前から通信教育でテキストを取り寄せたりして、仕事や育児や読書やバスケットやゲームの合間にせっせと勉強しておりました。
昨日した過去問などもなかなかに手応えがあったので、本試験で苦手な分野のものが出なければ、50%受かるかもしれないぐらいの甘ったるい気持ちで商工会議所で向かったのです。

さて、当日。
自転車で試験会場に向かっていると、いかにも簿記の試験を受けそうな人達が歩いているのが見えます。「みんな賢そうやなぁ〜まぁ俺もその中の1人やけどな、にしししっ」とこの時はまだ余裕が充分にあったのです。
しかし自分が昔に通っていた高校は、名前を書けば入れる最底辺レベルでした。決して勉強は出来るタイプではありませんが、なぜかこの時は忘れていたようです。賢い人の中のいたら賢い人というアホな図式で考えてしまいました。反省。

指定された席に座り、試験開始までの20分は過去問を解きながら優雅に時を過ごしました。
試験時間間際になり、教台にいる偉そうな人が諸注意を説明しますと、一気に会場の空気が重たくなるのを感じます。
それにしても後ろの空席が気になります。
試験料を払って、当日にドタキャンなど意味が分かりません。そんな人がこの世に本当にいるなんて衝撃の事実です。
あっでも確か妻のお兄様も、簿記の試験日を忘れていて行けなかったと以前話しておられましたっけ。その時、適当に「そんな事もありますよねー!」的な返事をしてしまいましたが、世の中には色んな人がいるものです。

さぁいよいよ試験が始まります。
大きく分けると問いが四つあり、その大きな問いの中にさらに小さい問いが何個かあるという流れです。
簿記試験で面白いのが、解答欄全てに配点がある訳ではなく、あらかじめ配点される解答欄が決まっているみたいなのです。なので、解答欄をほぼ埋めれたと思っていても、配点された箇所が全て間違えていれば0点。運要素も少し混ざっているのですね。

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