【VALIS二次創作】「レッスン・目的・サプライズ」💚💜

💚「あー!!!もうこんな時間?!?!」
💜「今更気づいたのー?」
💚「ってネフィ、あなたまだいたの?」
💜「アタシもちょっと振りで詰めたいとこあったし、いつになったララが気づいて焦り始めるのかな〜ってワクワクしながら待ってただけだよ〜?」
💚「はー......。でもいいの?ネフィ、ここからちょっと遠いでしょ?」
💜「へーきへーき!まーでもいつもはこんな夜遅くには帰ったりしないからちょっと不安だけどね〜。真っ暗な道も意外と楽しいかも?!」
💚「............まぁいいわ。早く帰る準備しましょ」💜「はーい!」

💜「あれ?ララ、待ってたの?」
💚「......なによ。少し心配だっただけ。お互い、こんな夜遅くに1人で帰るのは怖いでしょ。なにかあってもすぐに来れる人がいる訳でもないし」
💜「たしかに...。さっすがラ王!国民だけじゃなく私達もちゃーんと心配してくれるんだ〜」
💚「ま、まぁね。私もそこまで鬼じゃないわよ。.........そ、それでさ」
💜「ん〜??なに??そんなに改まって」
💚「......に来なさい」
💜「ん〜??なになに?聞こえなかったn」
💚「だから!今から家に来なさいって!言ったの!」
💜「......へ?」 「いやちょっと待って、え?えっと...ラ、ラ王様??あまりに急すぎるしアタシ着替えとかもうないy」
💚「貸すから、来なさいよ」
💜(あ、これもう有無を言わさないララ様絶対王政マインドなっちゃってますー)
💜「わかったわかった!大人しく行くから!」
💚「分かればよろしい」

💜「へー、ララのお家、意外と広いんだ〜」
💚「ベッドとか用意するから、先にお風呂入りなさい。さすがに私も後先考えて無さすぎたわ...。色々準備するわね」
💜「はーい!た〜っぷりお湯に浸かって今日の疲れを癒します!」

💜「は〜スッキリした〜!ってあ、着替え...って、さすがララ、既に準備済みっと」
(タオルなどが入ってる小さなタンスの上に「ネフィ用」と書かれた付箋が貼ってある可愛らしい紫色のパジャマが置かれている)
💜「んっ、よいしょっと。意外と大きい...。ララの服の大きさならだいたいちゃんと着れると思ったのに。ま、いっか!」

💚「あら、もう上がってきたの?案外早いわね。ご飯も準備できてるから、好きに食べて。私も先にお風呂入ってからご飯にするわ」
💜「はーい!」
(元気に挙げた手は大きなパジャマの袖に隠れる)
💚「ふふ、案外大きいのね。そのパジャマ」
💜「え?!ララ着てないの?!」
💚「普段から着てるわよ。3着回してるの。にしてもかわいいわね〜。似合ってるわよ」
💜「あ、ありがと...」(満更でもない)
💚「それじゃ、私もお風呂入るわね。先にご飯食べておきなさいよー」
💜「分かってるってー!ララもアタシのことは忘れて、ゆっくり癒してきてよ〜!」
💚「はーい」

💜(スンスン......ララの匂い...ちゃんとする。いい香り......好き...ってこんなことしてる場合じゃない、早く食べなきゃ...だけど、ララと一緒に食べたいなぁ。待っちゃおっと)

💚「ふ〜思いのほかゆっくりしちゃったわね。って、なんでまだ食べてないのよ」
💜「いや〜せっかく来たのにララが一人ぼっちでご飯食べるのもつまらなさそうだな〜って思ったから待ってあげたの」
💚「はいはい。とか言ってネフィが私と一緒に食べたかっただけでしょ?分かってるわよ」
💜「そんなことないもーんだ。ほら、早く食べよー!」
💚「準備手伝ってよー」
💜「分かってるー!」

💚💜「ごちそうさまでした!」
💜「ララお料理上手〜!どれもすんごい美味しかったよ〜!」
💚「当たり前でしょ!2人分だから分量とか難しかったけど気に入ってもらえてよかったわ」
💜「ラ王様!泊まらせていただけるうえにこのようなもてなしまで!は〜ありがたやー」
💚「ふざけてないで、早く片付けましょ。私もう眠いんだけど」
💜「食べてすぐ寝たら牛になっちゃうよ?も〜って」
💚「うるさい。ネフィも早く寝ないと肌に悪いわよ」
💜「はーいー」

💜「うっわー!ベッドでっかい!!」
💚「このベッドでネフィは寝てね。私は敷布団で寝るから」
💜「え、いやそこまではしなくていいよ。アタシが敷布団で寝るよ!」
💚「いやいいわよ。私の家に泊まって、ネフィになにかあったら悪いもの」
💜「いやいやだったらアタシが泊まっちゃったせいでララになにかあったら嫌だって〜」
💚「じゃあどうするのよ」
💜「うーん......。あ、このベッド、アタシとララだったらギリギリ寝れるんじゃ...」
💚「............え?」

お互い顔を合わせずに同じベッドにつく。

💜「い、いや〜にしてももうすっかり深夜ね」
💚「ま、まだ起きてたの?」
💜「いや〜中々寝付けなくて...」
💚💜「............」(気まずい......)
💚(あ、そうだ)
💚「それにしても、明日はレッスンが無くて助かったわ」
💜「ホントそれ!明日もレッスンだったら何がなんでも1人で帰ってたし。ララ、ありがとね」
💚「女が1人で夜道を帰るのは危なっかしいもの。それにネフィだし」
💜「あー!それどーいう意味ー?!」
💚「別にー?何も深い意味は無いですけど?」
💜「ふん。ゆーて変わらないでしょ」
💚「あなたと一緒にしないでほしいんだけど」
💜「なんか今日ツンとデレの差、激しくない?」
💚「デレてるつもりなんてないんだけど」
💜「へー、そーなんだ」
💚「......なによ」
💜「いや、意外と分かりやすくデレてるのにな〜って思って」
💚「な、なによ。そんなことないわよ!」
💜「あ、照れてる」
💚「照れてない!」
💜💚(顔近!!!!)
💜「ず、図星じゃ〜ん。やっぱりララ、かっわい〜」
💚「......うるさいわね」
💜(あ、満更でもないって顔してる。かわいっ)
💚「なにニヤニヤしてるのよ」
💜「べっつにー??なんにもないよー?」
💚「.........まぁいいわ。そろそろ寝ましょ」
💜「あ......はーい...」
💚「...なによ不服そうにして」
💜「べつにー」(顔背けちゃった...意外と寂しい......)

💜(あ、そうだ)
スルスル......ギュッ
💚「な、なにしてるのネフィ」
💜「んー?わかるでしょ」
💚「いや、なんで急に抱きついt」
💜「寂しかったんだもん。こうしてないと落ち着かないし眠れない」
💚(なに言ってるのこの子本気?!てかもうしてるし、もうなんなのよ?!ちょっと私の心臓が弾け飛びそうなんだけど?!もう!)
💚「もうしてるし、どうせやめないんでしょ」
💜「よくわかってるじゃん」
💚「じゃあ早く寝なさい。落ち着いてる今のうちに」
💜「それどーいうこと?もしかしなくてもアタシが寝たら抜け出そうとしてる?」
💚「だったらなによ?」
💜「絶対に許さないから」
💚「......わかったわよ。好きにしなさい」
💜「えへへ、ありがとっ。それじゃおやすみ」
💚「おやすみ」

💚(......寝れない。まだ対して時間は経ってないけどこの状態で寝れる気がしない。色んなこと考えて頭が睡眠モードに入らないわ...。どうしたらいいの?.........あ、さっきより腕の力強くなったな?...ネフィの心音、聞こえてくる。ゆっくりだ。本当に落ち着いてるのね。全く甘え上手で可愛らしいんだから。さっきまで考えてたこともどーでもよくなってきちゃった。あれ、急に眠気が......)

チュンチュン.........チュンチュン.........

💜「んん......もうあさ...?あれ?ララ、まだ寝てる??」
💚「スーー......スーー......」
💜(ふふ、寝息かわいっ。アタシももうちょっとゆっくりしよっと)

💚「ん......ふぁ〜。朝ね。ネフィ、起きて」
💜「ん...!ララおきたぁ?」
💚「起きたわよ。ほら早くその私に巻きついてる腕を離しなさいよ」
💜「ん〜もうちょっとこうしてちゃだめ〜?」
💚「......しょうがないわね。もう少しだけよ」
💜「あれ、意外とすんなり許してくれた...」
💚「悪い気はしなかったってことよ。明日にはこのこと忘れなさいよ」
💜「絶対忘れない。こんなの忘れたくないよ!」
💚「なんでよ!忘れてよ!」
💜「とか言ってララもずーっと覚えてるんでしょ!バレバレだから!」
💚「〜〜〜!!じゃあ私たち2人の秘密ってことでどう?!お願いだから!!」
💜「も〜しょうがないな〜。アタシとララだけの秘密ね!」
💚「それじゃあもういいかしら。早く朝のルーティーンを...」
💜「あ、真似していーい?」
💚「いいわよ。どうせダメって言ってもやるだろうし」
💜「よくわかってるじゃん」
💚「それじゃ早く起きるわよ」
💜「はーい!」

数時間後

💜「昨日から今朝までありがとにゃんはおだよ!またララのこと、大好きになっちゃった」
💚「きゅ、急になに言ってんのよ!」
💜「え〜?だってホントのことだし〜?」
💚「......私も大好き」💜「ん〜?なんて〜?」
💚「聞こえてるでしょ!」
💜「わわわ、ごめんごめん!また今度はアタシのお家にも遊びに来てよ〜!」
💚「まぁ、機会があれば遊びに行ってあげる」
💜「その時は、覚悟しておいてよね〜」
💚「こっちのセリフよ。そっちこそ覚悟しておきなさいよ!」
💜「それじゃ!また明日〜!」
💚「ん、またね」

💚「やっと帰った...なんだか昨日の夜は時間が長く感じたわ。...あれ、これってネフィの...?」
💜「プレゼントだよっ💜前ララが欲しいって言ってたやつ!泊めてもらっちゃったお返し!誰かさんがアタシのこと好きなように、アタシも誰かさんのこと、だ〜っいすきなんだからね!」
と、書かれた手紙とともにアクセサリーが置いてあった。
💚「全くネフィったら。こういうのは得意なんだから」

翌日

💚「おはよ〜」
💛「おっはよー!なんだかララ元気いっぱいだね!どうしたのー?」
💚「ふふ、ちょっといいことがあって」
🤍「おや。それ、前に欲しいって言ってたアクセサリー。買ったの?」
💚「実は...友達にもらっちゃって」
🤍「ふむ。いいお友達を持ったね。ララは幸せものだ」
💚「ふふ、ありがと!それじゃ、気合い入れていくわよ!今日こそ完璧に仕上げるんだから!」
💛「お!いつにも増して気合い入ってるね〜。今日はチャンニナも頑張っちゃおっかな〜?!」
🤍「いつも頑張ってもらわないと困るけどね。でも、チノ先生もいつもの10倍増しで頑張っちゃおうかな」
💚「ほら!グダグダしてないで、早速レッスンに取り掛かるわよ!」
💛「うん!」🤍「もちろん」

💚「.........」
(ララはそのネックレスを大事にしまい、満面の笑みでレッスンに向かった)

おしまい

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