「世界水まつり」で『祈り』の白鳥監督と共鳴する
10/16(KIN151)に浜松で行われた「第1回 世界水まつり」メインセレモニー。主催者からの依頼で引き受けた剣武の演武を無事終えることが出来て、ホッとしている。ライブ視聴して下さった方、応援の気持ちを向けて下さっていた方、そして、共に平和の祈りを捧げて下さった方に、心から感謝したい。また、志を持って準備を進め、運営に奔走されていた主催者の皆様とボランティアスタッフの皆様にも、この場を借りて深く御礼申し上げる次第である。
役目を終えた私は、同会場(ホテルコンコルド浜松)で続けて行われた懇親会で、この日も素晴らしい挨拶をされた白鳥哲監督と同じテーブルになった。故・江本勝所長をモデルにした映画『ストーンエイジ』を皮切りに、『祈り』『蘇生』などの作品を生み出されて来た方だけに色々と話が弾み、ふと誕生キンを知りたくなって生年月日をお聞きしてみた。
教えて下さったお誕生日をKIN3Dに入れて調べると、何と明日KIN152(黄色い太陽の人)が誕生キンである事が判明!「世界水まつり」祈りのセレモニーを10/17(KIN152)に設定したのは、この日が江本所長の命日であるからだと主催者から聞いていたが、それが同時に白鳥監督の銀河の誕生日(誕生キン)にも重なっていたというのは驚きである。
『13の月の暦』は、体の自然周期である28日ベースの365日暦と心のリズムと結びつく260日暦を、同じ「13段階の鋳型(ウェイブスペル)」を通じて同期させる所に鍵があるのだが、江本所長が旅立たれたのは365日暦での「電気の月28日(10/17)」で、白鳥監督が生まれたのは260日暦でのKIN152(9・人)。「体と心」「死と誕生」というコントラストがこんなにも際立つ関係性が、意図せず生じたところに見えざる次元からの働きを強力に感じる。
しかも、このような一致が起こるのは52年に一度(365日暦と260日暦の同期周期)のことで、『13の月の暦』が『ドリームスペル』という形で発表されてからは初めてのことである。そもそも江本所長が水に愛と感謝の祈りを捧げるイベントを始められたのは1999年7月25日「時間をはずした日」の琵琶湖からで、所長がアグエイアス夫妻の「13の月の暦に替える平和の運動」に賛同された事と深く関係している。
江本所長についての映画を撮られた監督と、『銀河のマヤ』という所長との共著もある元スタッフ(私)の対話からこの事実が紡ぎ出されたのは、「今こそ祈りの時だ」という所長やホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻からのメッセージのように思われてならなかった(ちなみにロイディーンの誕生キンは白鳥監督の反対のパートナーに当たるKIN22)。
白鳥監督はご自身の紋章「黄色い人」のキーワードが「自由意志」だという事にインスパイアされた様子で、翌朝、船で浜名湖のいかり瀬に移動する際にも、再度私に確認された。『13の月の暦』は、それこそ自由意志を行使して一人一人が創造的に意味を見出すようデザインされているので、もともとは「黄色い太陽の人」についても以下のキーワードが提示されているだけである。
・太陽の紋章「黄色い人」(自由意志を感化する/知恵)
・銀河の音「9(太陽の)」(意図を脈動させる/実感する)
そして、これらはあくまで日付の情報であり、3次元的な個人の性格や特性を示すものではない。逆に、そうしたエゴ(3次元性)を捨ててKIN152の働きを引き受ける決意をした人が、銀河の署名(時間存在としての4次元的な呼称)として「黄色い太陽の人」と名乗ることができるのである。
ちなみに、水の結晶写真で世界的に知られるようになった江本所長は、KIN90(白い水晶の犬)で、そのキーワードは「ハートを愛する/忠実」「協力を捧げる/普遍化する」なのだが、エゴを超えた働きを引き受けている人は、自分の誕生キンを知らずとも、自然と「銀河の署名」情報と一致した活動をしているように思える(27年近い使用歴と観察から)。
さて、翌日早朝に浜名湖が太平洋と接する「いかり瀬」という場所で「祈りのセレモニー」が行われるという話は聞いていたが、16日(KIN151)のうちに弁天島の宿(THE OCEAN)に移動するというのは、当日まで全く知らずにいた。関係者全員バスで移動して軽い打ち上げをした後、温泉でリラックスもして眠りに就いたが、アルコールを少し頂いたせいか2時間ほどで目が覚めてしまった。
その時、白鳥監督のサイクルの事が気になり、メモを取るべく起き上がったが最後、色々発見して興奮してしまい、結局、そのまま「祈りのセレモニー」に向かう事になった。監督がG暦3月で50歳になったという事から「50×365=70×260+50」を思い出し、「祈りのセレモニー」が行われる今日が71回目の銀河の誕生日だと気付いてしまったのだ。
江本所長が他界された時の年齢は71歳。その命日に設定された「第1回世界水まつり」祈りのセレモニーの日に、白鳥監督の71回目の「銀河の誕生日」(260日暦の誕生日)が巡ってくるというシンクロは、後にも先にもこの時にしか起こらない。流石に江本所長を主人公にした映画を撮られるだけの縁がある方だ!と未明に1人興奮しつつ、懇親会でお聞きした誕生日が聞き間違いではないかを確認するため、念のためネットでも調べてみる事にした。
そして、wikiにも同じ生年月日が記されている事を確認。公開されていた誕生日を、これまで調べた事がなかったのも興味深いが、気になって確認したことで別な発見もあった。白鳥監督は俳優として活躍して来られた経歴もあり、熊井啓監督の『日本の黒い夏─冤罪』(2001年)という映画に出演していた事が判明したのだ。
この事に私が驚きを感じたのは、熊井監督の代表作とも言える『海と毒薬』(1986年)や『千利休 本覺坊遺文』(1989年)等の撮影をしたのが、私の伯父・栃沢正夫だったからである。伯父と深い関係があった熊井監督と仕事をした人物と出会うというのも中々稀有な事だと思うのだが、それが江本所長とも縁ある人物だったのだから驚くより他ない。
ちなみに、1930年6月1日生まれの熊井監督は、第125代天皇(現・上皇陛下)やユング(シンクロニシティを唱えた)と同じKIN234(13・魔法使い)で、長野県南安曇郡豊科町(現:安曇野市)の出身。天皇家も安曇野も色々繋がるのだが、キリが無くなるので今は触れないでおこう。
10/17(KIN152)当日は、前日まで雨の予報だったのが外れて、光輝く朝陽を拝む事ができた(トップ画像参照)。いかり瀬に移動する渡し船でも一緒になった白鳥監督に、未明の発見(71シンクロ)を伝えると、監督は「セレモニーの時にその話をしても良いですか?」と断りを入れられた。私は監督がそのような役目を引き受けられているとは知らずに、ただ気づきをシェアしただけだったが、セレモニーの場でこの事実が広く共有されるのは大きな意味があると感じ「もちろんです」と答えた。
その様子は、以下のライブ録画で観ることが出来る。私のリードで天真五相を行うのが6:20頃から、白鳥監督の祈りのリードは17:20頃からとなっている。
尚、こういう体験をし続けて来た私の銀河の署名「赤い共振の竜」のキーワードは、「誕生を育む/存在」「調律を通す/呼び起こす」である。実体験が先にあると、キーワードの意味は自ずと繋がって来るように感じられるし、デタラメにツギハギされた解釈を覚えてしまうと、せっかく体験しているリアルな時間を捻じ曲げて受け取る事にもなりかねない。ただでさえ操作された情報だらけのこの世界、可能な限り自分のリアルな体験や心の声を大切にしたいものだ。
それにしても、一度きりの完璧なタイミングに白鳥監督と出会い、このようなシンクロについて伝える機会が得られたのは、きっと『13の月の暦』に共鳴していた江本所長、そして、この暦の提唱者であるホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻からのサポートがあったからに違いない。少なくとも私はそう感じている。
それは、彼ら先達の目指していたヴィジョンと今回のセレモニーの方向性が、ぴったり一致していたという事でもあるように思う。分断による混乱が増しつつある今、水を通じて愛と感謝で繋がる今回のセレモニーには、とても大きな意味と意義があったと思う。この流れを絶やす事なく、共鳴の輪を広げて行ければと思う。(D)
自己存在の月2日 11・魔法使い(KIN154)
追記1:1週間前に山中湖で行われた剣武セミナーで一緒だった道友Mさんのお祖父様が、何とかつてホテルコンコルド浜松で働かれていた事を昨日知る事になった。縁とは不思議なものである。
追記2:現在公開されている「世界水まつり」メインセレモニーのライブ映像録画で、私の演武は1時間38分50秒頃から始まるが、そのシーンの画面が暗かったのと、別カメラで撮影された明るい動画が今後別途UPされる予定であることを担当者から聞いているので、その時点でまた改めてご案内できればと思っている。尚、48分頃から始まるブルース・リプトン博士の熱の篭った講演は特にオススメである。