園遊会の愛子さまと里中満智子さん
癒しフェア大阪を翌日に控えた4月19日(KIN181)の夜に「天皇皇后両陛下の長女・愛子さま 4月23日春の園遊会に初出席 宮内庁発表」というニュースを知らせて下さったのは、IHMドルフィンのスタッフHさん(KIN9)だった。【99が導く世界線のアースデイ】に書いた通り、癒しフェアはパカル王妃「赤の女王」に導かれたものでもあったので、私はこの知らせにKIN190(=181+9)のパカル王の存在を感じざるを得なかった。
一方、りーこワケワケさんとのジョイント講演では、ディズニー映画『モアナと伝説の海2』の話から始めようとイメージしていた。本年11月27日公開予定のこの映画は、主人公モアナがピンク法螺貝を吹いて旅に出るシーンから始まる。奇しくも、公開予定日からぴったり72年前の1952年11月27日、マヤ遺跡パレンケではパカル王の石棺が開封され、ヒスイの仮面と辰砂で赤く染まった遺骨が発見されたのだった。
この72年と、ピンク法螺貝が最後に日本に入ってきたとされる1996年3月21日(KIN72)が、数字的にシンクロしているだけでなく、愛子さまの誕生キン(KIN72)でもあることに気づいた私は、癒しフェアでこのポイントについてもシェアしようと思っていた。そこに先のニュースが飛び込んで来たのだから興奮せずにはいられない。
その上、そのニュースには「漫画家の里中満智子さんなど、各界で功績のあった人およそ1800人が招待されています」という一文も含まれていて、私は大いに驚かされた。「赤の女王」の来日にシンクロするようにして吉野ヶ里遺跡で発見された「謎の石棺」は、およそ1800年前のものだったからだ。
また、その5日前の4月14日(KIN176)、私はIHMドルフィン主催のイベントに呼ばれ「波動測定器を上手に活用するコツ」という講演をさせて頂いたのだが、新刊『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』についてシェアする機会も頂いたので、イベント開催日のKIN176が、里中満智子さんの誕生キン当日であるとも伝えていたのだ。
だが、真の驚きはまだ先にあった。愛子さま(KIN72)の現在の「運命の道筋」は、IHMドルフィン代表で数霊セラピーの開発者でもある吉野内聖一郎さん(KIN42)とシンクロするKIN42(3・風)で、園遊会が行われた今日KIN185(3・蛇)は、ホゼ・アグエイアスが「赤の女王」と呼んでいたステファニー・サウスの誕生キンでもあるのだ。
そもそも、私たちが里中さんに注目することになったのは、太陽暦誕生日がホゼと同じG1/24(共振の月15日)で、彼女のライフワークされる漫画『天上の虹』が、第41代持統天皇の生涯を描いた物語だったからであった。持統天皇はちょうどパカル王墓が完成した頃(7世紀末)に伊勢の式年遷宮を始めた方で、それについては『シンクロニック・ジャーニー』でも触れている。
また、2015年に有楽町で行われた飛鳥・橿原シンポジウム「藤原京物語〜持統天皇 その愛と戦いの生涯〜」では、持統天皇が神仙思想の影響を受けていて、同時代に活躍した修験の開祖・役小角とも直接交流していたのではないかという説を、橿原考古学研究所所長の菅谷文則さんが述べていたのを思い出した(ブログ過去記事によって確認)。
しかし、吉野内さんのところで里中さんのお話をしたのには、もう一つ別な理由があった。時は数ヶ月前に遡る。2023年10月28日(KIN8)に本棚の整理をしていて吉野内さんのご著書『数霊コードが縄文ゲートを開く!』を見つけ、その中に和気清麻呂のことが書かれていたのを発見して(吉野内さんと深い縁がある模様)、私は里中さんの『女帝の手記』という漫画を紹介していたのだ。
『女帝の手記』は『天上の虹』より少し後の時代を生きた、孝謙・称徳天皇について描かれたもので、和気清麻呂や道鏡、吉備真備らが登場する。10月18日に吉野ヶ里を19日に太宰府を訪れた私は、帰京後、太宰府の観世音寺で旅立った僧・玄昉についても触れられていたこの漫画を読み直していて、その直後に吉野内さんのご著書の中で和気清麻呂が登場したことに感ずるところがあって、お知らせしたのだった。
こういう背景があった上で、里中さんの誕生キン当日(G4/14)にIHMドルフィンで講演をすることになったので(しかも当初の予定からはズレて)、里中さんについて触れずにいる訳には行かなかったのだ。その上で、5日後の4月19日に園遊会の情報が届いたのである。
実は、4月19日の夜には、もう一つ驚きのシンクロがあった。全く別な経緯で注文していた『日本書道史新論』という本が届いたのた。新書版で軽いし、癒しフェアへの移動時に読もうと思ったのだが、チラ見していたら第3章が「吉備真備の書法」というタイトルで、講演で話するつもりの太宰府とも絡むので思わずその章を読み耽ってしまった。
吉備真備はある意味『女帝の手記』全四巻に登場し続ける語り部のような存在だ。その人物が、園遊会のニュースと時を同じくして届いた本の中にも登場したのだから驚きである。そして、その園遊会のニュースには、持統天皇、孝謙・称徳天皇という女性天皇を描いた里中さんが、愛子さまと共にわざわざその名を記されていたのである。女性天皇、赤の女王、吉野ヶ里の謎の石棺、、ピンク法螺貝...これら全てには一貫した流れがあるように思えてならない。
そういえば、カトマンズのマアタ(母なる存在)に「あなたもマアタでしょう、生まれつきの」と言われたLは、里中さんと街中でバッタリ遭遇し、記念撮影までした経験がある。しかもその5年後に再び同じ場所でバッタリ再会して、里中さんにも覚えられていたことが【結晶化の法則】に書かれている。全ての物事には時があり、それは物語のように時空に織り込まれているのである。
惑星の月20日 3・蛇(KIN185)