【週刊DSAL】第5R徹底解説!
はじめに
こんにちは、Digitus Shadowverse Amateur League(以下、DSAL) 運営組織委員会副委員長のClaraです。いつも『週刊DSAL』ならびにDSALをご愛顧くださり、誠にありがとうございます。はじめましての方は、是非興味があれば継続して読んで見ていただければと思います!すこし私の身の回りが忙しくなり、申し訳ありませんが申請通り次第月額マガジンの形を取らせていただくことになりました。完全に有料化するので、内容はこれまで以上に、そしてミスは0にを目標にがんばりたいと思います。一人でも多くの人に読んでもらえるように頑張りますので、是非拡散などお願いいたします。
さて、今週は月曜日からRating for シャドウバースが始まり、Shadowverseユーザーには忙しい1週間になったのではないでしょうか。Ratingを中心に新しいメタゲームも回りはじめ、BO9にも少なからず影響があると思っております。BO3では採用の増えている自然EやDがBO9だとどういった立ち位置になってくるのか、第3ラウンドまでは顔を揃えていたリノEや潜伏Rは採用検討されるのかなど、今節もデッキ選択にチームの色が出そうです。
※前節のレポート記事はこちらから。
今節の各チームの持ち込み
さて、それではまずはじめに今節の各チームの持ち込みを見ていこう。
Rating開始から1週間が経ち、着実に使用数を増やしてきた自然Bと自然Dが全チームで採用された。この2デッキに関しては正直なところ予想していた部分だろう。今環境で猛威を振るっている2デッキといっても過言ではないだろう。
また、Ratingにおいてこれらに並ぶ採用率を誇っているのが自然Eだ。能力調整後はリノEの一強だと予想されていたが、そのリノEに強く出られる点や環境上位のデッキにも五分以上に立ち回れる点を評価してBO9の片方に採用する選手が多い。ただ、BO9となるとその評価はまちまちのようだ。多くの選手が練度的な問題も加味しつつ、自然Eを採用すると思われたが、自然Eが14チーム、リノEが10チームとほとんど半分に分かれる結果となった。
ただこのリノEの立ち位置は前回ほど悪くはなさそうだ。というのも、若干通りの悪かったVが軒並み外され、自然Ncの採用が目立ち始めたからだ。自然Ncは自然Dと五分辺りの結果が見込め、自然Bとの当たり方も悪くない。相手に合わせた柔軟な戦い方が出来るため、リノEや潜伏Rといったリーサルターンの早いデッキがいなくなったことで優位性が高まった結果、第5ラウンドで採用が爆発的に増えた形だ。ただ、リノEを持ち込んだクラス的には自然D、自然NcさらにはAFNmといったあて先が増えていることはうれしい限りだろう。
そして、今節のダークホースが2チームから採用されたWだ。しかも、その2チームともアーキタイプが異なるため、活躍に注目が集まる。
それでは、今節の各グループマッチアップと注目ポイントを解説いたします!
Group A
GOS(gear)7位 vs Dots 5位
前節ARMとの直接対決に敗れて最下位に沈んでいるGOSは、プレーオフ進出に残り2試合全勝が求められるDotsと対戦する。GOSはこの土壇場で秘術Wを採用しており、意識外からの急襲に期待がかかる。対するDotsは、前節リノEと潜伏Rを同時に採用し続けたことを記事内にて触れたが、今節は大きくアーキを変更し流れに寄せた形だ。
○GOS(Gear)メンバー VARDIA(E)、なるみ(W)、ちえた(D) 、アービング(V)、つかがみ(B) リザーバー 志乃、ふじさん
○Dotsメンバー aronso(E)、チャンワン(R)、ラムダ(D)、ちょむ(Nc)、Mint(B) リザーバー てっしー、jairo
BFF 3位 vs ARM 6位
前節は、順位を争っていたDotsに辛くも勝利したBFF。対するは、前節ようやく勝ち星を手に入れ最下位から脱したARMだ。入れ替え戦圏内から逃げ切りたいところで絶対に負けられない今節の顔ぶれも非常に豪華だ。今週スタートしたRatingsにおいて、1位着地を達成した るてお には期待したいところ。対するBFFは開幕以来の登場となったリーダーEsunaの活躍に期待だ。
◯BFFメンバー starman(E)、ぴーにとり(R)、そらにん(D)まりりん(Nc)、Esuna(B) リザーバー さいたまのほし、パナメーラ
◯ARMメンバー sugar(Nc)、るてお(E)、だるま(D)、似而非(B)、ぜんじ(R) リザーバー ニクロ、まきな
EvK 1位 vs W's 2位
横一線の熾烈なプレーオフ争いが続く中Group A首位を走るEvKとバトル勝敗差で背中を追いかけるW'sの対戦が今節行われる。前節初黒星を喫したW'sはこの大一番に初出場が2名だ。加えて、前節までRを担当し続けた ないふ がメンバーを外れた。新たな布陣で首位奪還を狙う。対するEvKは、この一戦にRAGEファイナリスト 白狼 とプロ入りも叫ばれた ASworld がメンバー入りした。
◯EvKメンバー ASworld(E)、ヒイロ(R)、ひーちゃん(D)、KinD(Nc)、白狼(B) リザーバー ピュア、ニノ
◯W'sメンバー 神様(E)、ぽたか(R)、うど(D)、翔(Nc)ふぃる(B) リザーバー DJまーず、どらちゃま
首位から4位までが勝ち点6で並ぶ大混戦を見せているが、今節首位と2位が対戦するということで、第5ラウンド終了後にプレーオフ抜けの条件が具体的に見えてきそうな気配だ。
Group B
十戒 7位 vs LF 5位
ここまで全試合フルセット負けと悔しい試合が続く最下位十戒は、初戦以降勝ちに恵まれていないLFと対戦する。十戒は勝てば最下位脱出、LFは勝てば残留に大きく近づく。十戒は今節も アルカンシェル/十戒K がメンバー入りし、前人未到の個人成績4-0に挑む。LFは ネクロマンサー王子 ひ遂にNcを担当する。Ncミラーはアツイ戦いになりそうだ。下記画像は、アルカンシェル/十戒K 使用自然ネクロマンサー。
◯十戒メンバー はる(E)、yotsu(R)、七桜(D)、アルカンシェル(Nc)、めがね(B)リザーバー seiru、アルス
◯LFメンバー Marcus(E)、よん(D)、くろぱか(V)、ネクロマンサー王子(Nc)、かるろす(B) リザーバー ともなり、カタバミ
LiLy 1位 vs Cord 6位
勝てば勝ち点12とプレーオフ圏内にグッと近づくLiLyは、前節嬉しい初勝利を挙げたCordと対戦する。紹介試合数の多いCordにとっては入れ替え戦圏内を脱出するために重要な一戦となりそうだ。対するLiLyも残り2試合で2位BGD戦と3位KBS戦を残しており、2チームに圧をかけたいところだ。今節LiLyは 初出場を含めた5名を選出し首位キープを狙う。母なる君1枚採用のDにも注目だ。対するCordは、リノEで苦い思い出のある マイマイ がメンバー入りしここで汚名返上なるか。下記画像は、のりまつ 使用自然ドラゴン。
◯LiLyメンバー うりょう(E)、timakou(R)、のりまつ(D)、Nao(Nc)、Shige(B) リザーバー koge、りあ
◯Cordメンバー ゆうまゆ(E)、マイマイ(R)、DeRi(D)、ちえん(B)、UK(Nm) リザーバー いーぺ、約束のノノ
Zero 2位 vs KBS 3位
前節配信卓を飾ったKBSは試合にこそ負けたものの、メンバーから層の厚さを感じさせた。対するZeroは2ラウンドぶりの登場となるが、こちらも層の厚いチームで、新メンバーも加入し勢いがある。そんなZeroで注目するべきは、やはり bety 使用の機械Wだろう。今節唯一の機械W採用だけに結果に注目しておきたいところ。対するKBSは、前節に引き続きRatings杯優勝者 MURA がメンバー入りしている。前節配信卓で見せた自然Eのプレイングが素晴らしかっただけに、今節も活躍に期待だ。下記画像は bety 使用機械ウィッチ。
◯Zeroメンバー でん(E)、bety(W)、らいと(D)、nao(Nc)、めるぼ(B) メンバー じゅん、kimyeongDDi
◯KBSメンバー ティナ(E)、じゃん (R)、壱登(D)、mooner(Nc)、MURA(B) リザーバー りんりん、ココア
Group Cは首位を走るLiLyが開幕非常に安定した戦いぶりを見せているが、BGDやKBSなどの上位チームとの戦いを残しており、今節の結果次第ではまだまだ一波乱ありそうな印象だ。前回順位を争うBGDに敗れたKBSをはじめとする2勝ラインは是が非でも勝ちたいところだ。
Group C
VoF 2位 vs REV 4位
現在勝ち点9バトル勝敗差12ながらも消化試合数の関係で2位に甘んじているVoFは、今節勝利すれば直接対決の結果が優先されるため2位以内が確定する。逆に負ければ勝ち点9でのプレーオフも考えられるだけあって、REVとしては落とさない一戦になりそうだ。VoFはDSAL内の持ち込み分布に反した形でリノE、潜伏Rを起用した。対するREV側の起用にはNcではなくVがいるため、クラス起用がどこまで響くかに注目だ。
◯VoFメンバー あるさん(E)、ねこ(R)、 Okanishi Tatsuya(D)、華蓮(B)、ハヤテ(Nm) リザーバー あましお、べーなお
◯REVメンバー Den(E)、Shimon(R)、Midnight(D)、Cookie(V)、poloooo(B)
PRO 6位 vs RRS 3位
ここから全勝すれば他試合の結果次第でプレーオフ進出が見えるPROは、こちらも自力でのプレーオフ進出は難しい RRSと対戦する。PROが負ければ今節お休み中の首位Fenrirを勝ち点、直接対決で上回るチームがVoFのみとなり、残り2試合を残してFenrirのプレーオフ進出が確定する。 RRSはこの試合に勝って、VoFが負ければ次節以降にも可能性を残す。PROは勝利した前節のメンバーをベースに今節も勝利の方程式を見出せるか。対するRRSは、DSALではお馴染みの顔ぶれだが、負ければ一転最下位争いの可能性も秘めるだけあってプレッシャーがかかりそうだ。
◯PROメンバー ごりあて(E)、fiana(R)、ミツナリ(D)、ゆきや(V)、一休さん(B) リザーバー れーるー、燐
◯ RRSメンバー Ad(E)、れたす(D)、あうりおん(Nc)、Honey Hunter(B)、ねふさん(Nm) リザーバー 蓮兎、ヤマダ
Tartros 5位 vs RTE 7位
VoFとFenrirに負けているTartrosはプレーオフ進出には他試合の結果を祈りつつ全勝するしかない。対するRTEは、プレーオフ進出が完全に絶たれた訳ではないがまずは一勝が欲しいところだ。Tartarosは前節までに新戦力を募集していたが、今節即戦力として起用してきた。対する、RTEはなんとしてもモノにしたい一戦に、RAGEファイナリストのWorldを起用してきた。初勝利に貢献できるかに注目だ。
◯Tartrosメンバー 八巻(E)、綾梨(R)、希凛(D)、Eα(Nc)、皆月(B) リザーバー 幽天、陽乃
◯RTEメンバー Rippy(E)、くま(R)、狩人(D)、色川(Nc)、World(B) リザーバー さかちゃん、りの
Group CはFenrirとVoFがプレーオフに王手をかけている。今節VoFかPROが負ければ、Fenrirのプレーオフ進出が確定するが、VoFが負けることになれば暫定3位以下のチームにも目が出てくるだけあって、VoF vs REVの一戦は注目だ。
Group D
APG 6位 vs SoA 2位タイ
Group Dは勝ち点6ラインに4チームが並ぶ大混戦となっている。現在勝ち点3のAPGはまずはこの勝ち点6ラインに並びたいところだ。対する、SoAは首位KoRには敗れたものの、プレーオフ争い中の2チームに直接対決で勝っており、比較的優位だが残り2試合を全勝で終える必要がありそうだ。APGは今節AFNmを採用してきたが、リーシェナをピンで刺すなど構築に色が見られる。対するSoAは、リーダー MIKURU が初出場する。プレーオフ決勝進出経験のある力のある選手だけあって活躍に期待だ。下記画像は とまと 使用AFネメシス。
◯APGメンバー ぽん(E)、リア(D)、mikko(Nc)、shirara(B)、とまと(Nm) リザーバー rrrRoki、カムカム
◯SoAメンバー かふん(E)、きるか(R)、MIKURU(D)、zero(Nc)、ぽぴぃ(B) リザーバー アミンNオキシド
STY 4位 vs PaR 5位
大混戦のプレーオフ争いで1歩リードしたいSTYは5位からの巻き返しを図るPaRと対戦する。STYはまたまたメンバーを大きく変えてきたが、RAGE配信卓にも出場経験のあるkaitoはご存知の方も多いのではないだろうか。『週刊DSAL』ではお馴染みのらりっ、ら、らー、らくりま!にも注目だ。PaRは相変わらず豪華な面々だが、ニコラが3枚採用されたNcの使い方に注目したいところだ。
◯STYメンバー kaito(E)、らくりま(R)、数ニトラ(D)、ベッキー(Nc)、だび(B) メンバー ゆきりん、さーや
◯PaRメンバー log(E)、どんどん(R)、kii(D)、三番弟子(Nc)、くろぬえ(B) リザーバー roro、bajan
SRG 7位 vs GOS(gam)配信卓:11/17(日)20:00-
今節の注目の配信卓は、配信卓2度目の登場となるSRGと、ここ2試合で連勝を収めている好調GOSとの対戦お届けする。今節はチーム側と運営側の予定の予定がなかなか合わず、残念ながら無言配信でお届けする。最下位脱出に向けた糸口を掴みたいSRGは、現在Ratingチーム総勝利で1位と健闘中、BO9でもこの力を見せられるかが注目だ。一方のGOSは新戦力獲得にも余念がない中、配信卓という場でどのような戦いを見せてくれるのか。是非日曜日の配信卓をご覧いただきたいと思う。
◯SRGメンバー あずさ(E)、ヘイム (R)、yama(D)、Shinobu(B)、vantom(Nm) リザーバー Lilac
◯GOSメンバー ドボ(E)、まりも(R)、ピュートーンのエサ(D)、モールス(Nc)、かるぴす(B) メンバー てん、kantya
前節首位KoRが敗戦を喫したことで、プレーオフ争いは混戦模様となった。2勝ライン以上に5チームが揃う形だが、今節は首位KoRがお休み。ここで3勝ラインに進めたチームがプレーオフ争いの最有力となりそうだ。
まとめ
今節は後半戦の幕開けでもあり、多くのチームがプレーオフ進出に向けてラストスパートをかけてきている。また下位争いも激しさを増し、入れ替え戦圏内脱出に向けて、最下位チームはここから意地を見せることが出来るかに注目だ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今節は環境がだいぶ固まってきたのでデッキ選択も多くのチームで被りが発生しましたが、中には異質なデッキを持ち込んだ面白いチームもあり、今節も試合結果が非常に楽しみですね!さらに、今節からプレーオフ進出チームが決定していく可能性もあり、そちらの方にも注目が集まります。
また、Shadowverse公式から正式にアディショナルカード追加のアナウンスがありました。プレーオフはアディショナル後の環境になりそうなので、追加されるカードの能力には注目したいですね!
それでは!
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