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【フリーランス必見!】クライアントの無理難題を華麗に断る7つの極意

こんにちは、限界フリーランスのくくりです!

今日は、フリーランスとして働く上で避けては通れない問題。

「クライアントのわがままリクエスト」

について話していきたいと思います!

皆さんも経験があると思いますが、クライアントからの無理難題や理不尽な要求に直面したことはありませんか?

「納期を急に前倒しして」
「予算は変えずに追加作業を」
「深夜でも対応して」など…

様々なわがままリクエストに悩まされることがあると思います。

今回は、そんなクライアントのわがままリクエストにどう対応すべきか。

そして何よりも大切な「NOと言える勇気」について、私の経験を交えながらお話ししていきます。



1.わがままリクエストの実態

では実際に、私が経験した「わがままリクエスト」について紹介します!

「インスタグラム運用代行」の仕事をしていた時期でした。

私の運用代行では、月1回のミーティングを設定していました。

しかしそれだけではなく、クライアントから

「相談事項があった際には、すぐに電話で連絡を取る形にしていただきたい」との要望がありました。

その時の私は、月1回のミーティングの他に

週3回の原稿・投稿作成、週4回のストーリーズ作成、アカウント分析や設計など、膨大な業務をこなしていました。

さらに、同様の内容のサービスを提供しているアカウント3つに加え、自身のアカウントも管理していたため、休む暇もありませんでした。

しかし断ることができず…

クライアントの好きな時間に、深夜まで及ぶ電話対応も行っていました。

断る勇気がなく、極度の疲労に苦しみながらも、黙々と仕事を続ける。

この期間は、まさに睡眠時間を削って仕事に没頭する日々でした。

他にも…

・予算外の作業を無償で要求される
・無理な納期を押し付けられる
・深夜や休日の作業を当然のように求められる
・契約外の作業を「ついでに」と頼まれる
・クライアントの気分で仕様が二転三転する
・「簡単な作業だから」と言って値引きを要求される

など、上記はフリーランス仲間から聞いた話です。

皆さんも似たような経験があるのではないでしょうか?


2.わがままリクエストが生まれる背景

なぜクライアントはこのようなわがままリクエストをしてくるのでしょうか。

その背景には以下のような要因があると考えられます

・フリーランスの立場の弱さ
個人で仕事をしているフリーランスは、大企業や組織と比べて立場が弱いと認識されがちです。
そのため、無理を言っても受け入れてくれるだろうと考えられてしまうことがあります。

・仕事の範囲の曖昧さ
フリーランスの仕事は、正社員の仕事と比べて範囲が明確でないことが多いです。
そのため、クライアントが「これくらいは当然やってくれるだろう」と思い込んでしまうことがあります。

・コミュニケーション不足
仕事の内容や条件について、事前に十分な話し合いができていないことが原因で、後から無理な要求が出てくることがあります。

・クライアント側の知識不足
クライアントが、仕事の難易度や所要時間を正確に把握していないことで、無理な要求をしてしまうケースもあります。

・緊急事態や予期せぬ状況
クライアント側で突発的な事態が発生し、それに対応するために無理な要求をせざるを得ない場合もあります。


3.わがままリクエストへの対応方法

では、このようなわがままリクエストにどう対応すべきでしょうか。

以下に、現在の私が実践している対応方法をいくつか紹介します。

・冷静に状況を分析する
まず、クライアントのリクエストを冷静に分析することが大切です。
本当に無理な要求なのか、少し工夫すれば対応できるものなのか、じっくり考えてみましょう。
感情的になって即座に拒否するのではなく、まずは状況を客観的に見極めることが重要です。

・コミュニケーションを取る
クライアントとの対話は非常に重要です。
なぜそのような要求をしているのか、背景にある理由を聞き出すことで、適切な解決策が見つかることもあります。
また、自分の立場や状況も丁寧に説明し、相互理解を深めることが大切です。

・代替案を提示する
単純に「できません」と言うのではなく、できる範囲での代替案を提示することで、クライアントとの良好な関係を維持しつつ、無理な要求を回避できることがあります。
例えば、納期を少し延ばす代わりに品質を上げるなど、Win-Winの解決策を探りましょう。

・契約書や見積もりを見直す
事前に交わした契約書や見積もりを確認し、クライアントの要求が当初の合意事項から逸脱していないかチェックしましょう。
必要に応じて、契約内容を引用しながら丁寧に説明することで、無理な要求を断る根拠にできます。

・追加料金や条件変更を提案する
どうしても追加の作業や時間が必要な場合は、それに見合った追加料金や条件変更を提案しましょう。
ビジネスとして成り立つ範囲内で対応することを心がけてください。

・毅然とした態度で断る
上記の方法を試してもなお、無理な要求が続く場合は、毅然とした態度で断る勇気を持つことが必要です。
これは決して簡単なことではありませんが、自分の仕事とプライベートの境界線を守るためには欠かせません。


4.NOと言える勇気を持つ

ここからが本題です。

わがままリクエストに対して「NO」と言える勇気を持つことは、フリーランスとして長く働き続けるために非常に重要です。

しかし、多くのフリーランスがこの「NO」を言うことに躊躇してしまいます。

なぜ「NO」と言えないのか?
・クライアントを失うのが怖い
・評判が下がるのではないかという不安
・断ることで関係性が悪化する心配
・「仕事を選んでいる」と思われたくない ・収入が減ることへの恐れ

これらの理由は、確かに現実的な懸念事項です。
しかし、すべてのリクエストを受け入れることのデメリットも考えてみましょう。

「YES」と言い続けることのリスク
・過労や健康障害
・仕事の質の低下
・プライベートの時間の喪失
・適正な報酬が得られない
・自己評価の低下
・長期的なキャリアプランの崩壊

つまり、短期的な利益や関係性のために「YES」と言い続けることは、長期的には大きなリスクを伴うのです。


5.NOと言うためのテクニック

では、どうすれば上手に「NO」と言えるのでしょうか。以下に、私が実践しているテクニックをいくつか紹介します。

・理由を明確に説明する
単に「できません」と言うのではなく、なぜできないのかを具体的に説明しましょう。
例えば、「現在進行中の他のプロジェクトがあり、時間的に対応が難しい」「要求された作業は私の専門外で、品質を保証できない」など、相手が納得できる理由を提示することが大切です。

・感謝の気持ちを伝える
リクエストを断る際も、まずはその依頼に感謝の気持ちを伝えましょう。「お仕事をご依頼いただき、ありがとうございます」「私を信頼してご相談いただいたことに感謝します」など、クライアントの気持ちに寄り添う姿勢を示すことで、関係性を損なうリスクを軽減できます。

・代替案を提案する
可能であれば、代替案を提案しましょう。
例えば、「今回は対応できませんが、来月であれば時間が取れそうです」「私の代わりに、この仕事に適した知人を紹介できます」など、クライアントの問題解決に協力する姿勢を示すことが大切です。

・断る理由を個人的なものにする
「私個人の事情で」と言うことで、クライアントが否定的に受け取るリスクを減らすことができます。
例えば、「家族の用事があり、週末の作業は難しい」「健康管理のため、深夜の作業は控えています」など、個人的な理由を挙げることで理解を得やすくなります。

・断るタイミングを考える
できるだけ早い段階で断ることが重要です。
時間が経てば経つほど、クライアントの期待は高まり、断りづらくなります。迅速な対応を心がけましょう。

・フォローアップを忘れない
リクエストを断った後も、クライアントとの良好な関係を維持するためのフォローアップを忘れないでください。
例えば、「今回はお力になれず申し訳ありませんでした。
今後、お手伝いできることがあればぜひご相談ください」といったメッセージを送るなど、将来の協力の可能性を示唆することが大切です。


6.NOと言った後の対応

「NO」と言った後も、クライアントとの関係性を維持することは可能です。

むしろ、適切に「NO」と言うことで、より健全な関係性を築くことができるでしょう。

以下に、「NO」と言った後の対応について考えてみましょう。

・一貫性を保つ
一度「NO」と言ったことに対して、後から態度を変えるのは避けましょう。
一貫性を保つことで、クライアントからの信頼を得ることができます。

・フォローアップを継続する
「NO」と言った後も、クライアントとのコミュニケーションを継続しましょう。
他の案件で協力できる可能性を探ったり、業界の情報交換をしたりするなど、関係性を維持する努力を怠らないようにしましょう。

・自己改善に努める
「NO」と言わざるを得なかった理由について、自己分析を行いましょう。スキルアップが必要なのか、時間管理を改善する必要があるのか、など自己改善の機会として捉えることが大切です。

・新しい機会を探る
一つのクライアントとの仕事が減ることで、新しいクライアントや案件を探す時間ができます。
これを前向きに捉え、キャリアの幅を広げる機会としましょう。


NOと言える勇気がフリーランスの未来を作る

ここまで、クライアントのわがままリクエストへの対応方法と、「NO」と言うことの重要性について説明してきました。

最後に、なぜ「NO」と言える勇気が大切なのか、もう一度考えてみましょう。

・自分の価値を守る 適切な報酬と条件で仕事をすることで、自分の技術やサービスの価値を守ることができます。

・健康とワークライフバランスを維持する 無理な要求を断ることで、過労を防ぎ、プライベートの時間を確保できます。

・長期的な信頼関係を築く 正直に自分の限界を伝えることで、クライアントとの間に誠実で長期的な信頼関係を築くことができます。

・プロフェッショナルとしての成長 自分の専門性や得意分野に集中することで、より高度なスキルを身につけ、プロフェッショナルとして成長できます。

・ビジネスの持続可能性を高める 適切な判断で仕事を選択することで、長期的にビジネスを継続できる基盤を作ることができます。

確かに、「NO」と言うことは勇気がいります。

しかし、その勇気こそが、フリーランスとしての皆さんの未来を作るのです。

適切に「NO」と言える能力を身につけることで、より充実したフリーランスライフを送ることができるはずです。

皆さんも、今日から「NOと言える勇気」を持つことを意識してみてください。

そして、自分らしい働き方を実現するために、一歩ずつ前進していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さんの「限界フリーランス」生活に、少しでもこの記事が役立てば幸いです。

これからも、フリーランスの日常に役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!


くくり~私らしく輝く仕事術~

P.S. 次回の記事では、「【フリーランスの財テク】不安定収入でも貯金を増やす方法」をお話しする予定です。見ていただけると嬉しいです!

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