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古代の文字のこと

Xで、お正月早々1/3に日本マクドナルド公式アカウントが、画像で暗号めいた文章を使って
「正月も サムライマック 食べてね」
という、文章を古代の神代文字で表現し、「画像が古すぎました」とお茶目な投稿をしていたのは、記憶に新しいと思う。

まさかのホツマ(ヲシテ)文字の使用。
「ホツマツタエ(秀真伝)」という五七調の長歌体の体裁で書かれたヲシテ文献で使用している古代文字・神代文字である。

私も古代文字は好きで、ちょいちょい調べていました。
ちなみに秀真国とは関東のことで、広義では日が昇る東の地らしいですが、「伊予文字」とも呼ばれることから伊予でも使用されていたのだろうか。
「ホツマツタエ(秀真伝)」の編者が三輪氏なので、「イヨ」というより「熊野・紀州(ソサ)」なので、三男のスサノオが三輪付近に落ち着いたということでしょうか。大物主と同一視されている大国主の父神がスサノオとすると、理解しやすいかもしれないですね🍀

ソサで誕生の素戔嗚は、よくシュメール文明のスーサの王でスサノオと呼ばれたともありますが、もちろんホツマツタエでもあてはまりますよね。
だがなぜスサノオだけ…とも思いますが、国家・王の誕生でしょうか。
伊弉諾・伊弉冉は筑波山で最初にワカ姫を誕生させているので、ホツマ文献なのでしょうか。

所持していた本を見返すと、
「ホツマツタエ(秀真伝)」の編者が三輪氏、前半二十二段は、神武天皇の時代に出雲系大三輪氏の祖神の大物主櫛甕玉命(おおものぬしくしみかたまのみこと)によって記され、三輪氏によりその後の記録も交えて後半十八段をあわせて景行天皇の時代に選録されたという。なんとこの方が、オオタタネコと同一人物と載っていた。オオタタネコの表記も古事記では「意富多多泥古」、大神神社では「大直禰子命」と書かれていたりするが、wikiでは「大田田根子」なので「記紀」からの表記なのだろうか、こちらが一般的だと思っていました。

ちなみにwikiだと前半28段、後半12段だそうです。
(コメントで教えていただき、ありがとうございました!)
-------wiki-------
1アヤから28アヤまでが前編で「クシミカタマ」の編集、29アヤから40アヤは後編で「オホタタネコ」(大田田根子)の編著による。
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ヲシテ文献についてはwikiの記述を見やすくすると…

  1. ホツマツタヱ』前編をオオモノヌシ(大物主)のクシミカタマのミコトが後編を編集して、大神神社の初代神主のオオタタネコのミコトが記したとされる

  2. ミカサフミ』前編をアマノコヤネのミコトが記して、後編を伊勢神宮の初代の神臣(クニナツ)ヲヲカシマのミコトが編集したとされる

  3. フトマニアマテルカミ記紀にいう天照大神)が編纂して占いに用いたと伝えられている等が発見されている。

そして、5母音の
あ(ウツホ)、い(カセ)、う(ホ)、え(ミツ)、お(ハニ)

ウツホ、カセ、ホ、ミツ、ハニ(ヲシテ変換より)

ウツホ:気体、大空のように目に見えないもの、始まっていないこと
カセ:温度の低いEg、風のように太陽の熱で空気が動くこと、始まったこと
ホ:熱いEg、炎のようにEgが生み出されていること、動いていること
ミツ:液体、水のように様々に変化すること、影響を及ぼすこと
ハニ:固体、大地のように安定した状態になったこと、成熟したこと

気、風、炎、水、土のイメージととらえられる。
10子音を考慮して「あわうた」を5音で並べ変えると
下記になって見やすくなっただろうか

土、水、炎、風、気
おえういあ:はじめ
こけくきか:つなぐ
ほへふひは:ひらく
のねぬにな:なる
もめむみま:たす
とてつちた:かける
ろれるりら:ちらす
そせすしさ:とめる
よゑゆゐや:はねる
を ん わ:おわる

「あわうた」とは「あ」からはじまって「わ」でおわる48音の歌で、
ひのもとつ国にぴったりな歌ですね。

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