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ライター初心者が海外で取材してみた話
ご覧いただきありがとうございます。
未経験?海外でライター?どうやって?と謎に思った方もいるかもしれません。
でも私が一番そう思ってます。本当にどこにチャンスがあるか分からないものだなと実感しました。
今回はそれについて書き記していきます。
病院の待合室
ある日のこと、私はいつもより体調が悪かったため近所の日本人向けクリニックに行きました。
そこで診察待ちをしていた時、目の前に日本雑誌や新聞などが置かれていました。私は普段行かないようなとこに行く時は、そこに用意されている雑誌や本、掲示板など見ることが好きでよく見てました。それを見ると専門分野に特化した内容やその場所の雰囲気を知ることができるからです。
日本にいた時も、周りは携帯電話を使用してる中いつも紙媒体を読んでました。
今回も同様に読んでいると、ふとある新聞に目が留まりました。
それはマレーシア在住者(日本人)に向けたマレーシア文化やライフスタイル情報を無料マガジンとして発刊している新聞でした。
いろいろな情報が載っていて読んでて勉強になるし、レストランや美容の体験レポートなどもあり次回も楽しみだなと思いました。
すると、一番後ろのページに小さく「ライター募集(未経験・副業可)」の表示がありました。
私はこのnoteしか書いたことなかったけど、直感で「やってみたい」と思いそのまま応募することにしました。
今思えば完全に諸突猛進でした(笑)
取材ライター
後日面談という形のWeb面接(?)をすることになりました。
結論から話すと、取材ライターの募集でまずはトライアルからでした。
(実際お店に行き、取材や撮影した後その体験を元に執筆すること)
担当者の方は未経験の私に一から丁寧に取材ライターの流れや報酬、依頼頻度など気になることについて全て回答いただきました。
そのおかげで私は「未経験の不安」よりも「楽しみ」の感情になりました。
ですが、取材の頻度は月1程度とのことで初めての取材ライターは翌月となりました。
取材の難しさ
そしてついに、取材ライターとしての初依頼がありました。
私は今回美容施術(お肌管理)の取材ライターでした。
自分で実際に施術を体験してその内容や、効果、店内の雰囲気を執筆していく流れになりました。
また、今回は初めてだったため担当者の方に同伴してもらい、全体の流れを教えていただきました。
日本でも取材ライターしたことなかったのに、まさか海外でするとは思いませんでした。
私は担当者の方が、美容クリニックのドクターにいろいろ質問してる内容を横で聞いてました。
その時やはりライターさん目線での質問は「なるほど」と思うことも多く、未経験の私では思いつかないような内容でした。
また英語での施術やインタビューだったため、「毛穴」や「保湿」など日本語では当たり前に出てくる単語でも、英語で出てこず担当者に助けてもらいながらなんとか施術が終了しました。
紙媒体とWeb記事
施術後は約1週間程度で、新聞用とWeb記事用の2本を執筆する必要がありました。
その時も担当者よりアドバイスをもらいながら、仕事後や休日を利用し執筆してました。
「Web用が文字数多いから、初めにそっちを書いた方が新聞用書くときに書きやすいよ」
そう書きながら、私が読者だったら「何を知りたいかな」と考えながら書きました。提出後は添削してもらい微調整を修正してついに完成しました。
用もないのにまた病院へ
その後、担当者の方より発刊前に完成した記事をメールで見せてくれました。
それを見た時にいろんな感情になりましたが、でも一番は「またやってみたい」という気持ちが大きかったです。
すぐに日本にいる家族に写真を送ったのですが、家族は私が取材ライターしていることを知らないのでただ驚いてました。(笑)
私の書いた記事が発刊された後用もないのに、新聞だけもらいに病院へ行きました。早歩きで。
その後、担当者の方より継続のご連絡があり引き続き取材ライターさせてもらうことになりました。
はたから見ると依頼の頻度は少ないかもしれませんが、私にとっては自分の新しいスキル向上や経験をすることができるので楽しみです。
あとがき
担当者の方より、「ライター募集を記載していたの実は新聞だけで、しかも2週間だけしか記載してなかった」と言われました。
もしあの時病院に行ってなかったら、あの新聞を手に取ってなかったら、最後のページまで見てなかったらと思うとご縁を感じました。
チャンスのタイミングってあるんですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。