可能性は無限大♪ 0→1チャンスメーカー
「自分を変えたい」けど私にできるのだろうか?
「あの人だからできた、すごい人だから」そう思う瞬間って誰にでもあるのではないだろうか?
でもHinakoちゃんだって始めは「私には世界が違いすぎる」と感じていたそう。
それが今では「スキル0・英語力0から未経験転職し、海外でキャリアチェンジ」を実現している。
何が彼女を変えてくれたのか?
これまでの経験やこの先のビジョンについても赤裸々に話してくれた。
Hinakoちゃんのプロフィール
ピンチはチャンス
新卒で、東京の百貨店に美容部員として勤務していたHinakoちゃん。
だがすぐにコロナが流行し、仕事が激減。
「『いわゆる”安定”した生活なんてないんだな』そう思い転職エージェントに相談したんだよね。
私は接客向いてないなと感じたから、接客業は絶対やりたくない!笑。そう思ってたのに『接客業しか経験ないあなたは(同じ職種にしか)転職できません』と言われてショックだった」
そこで自分の市場価値を感じたそう。
市場価値を上げるには、どうしたらいいのか考えた結果、、、
「汎用的なものは英語だし、TOEIC800点取れたら耳ざわりがいいかも 笑」
そこがHinakoちゃんにとって「海外」の原点となったそう。
「大学生ぶりに英語を勉強し始めたんだよね。でも学生時代は全然勉強してこなかった。だから形容詞、副詞って何?ってところから始まったよ 笑」
それから英語を勉強すると決めて、「300点台からわずか8ヶ月でTOEIC800点」を達成したHinakoちゃん。
社会人でありながらどうやって達成できたのか聞いてみた。
「毎日英会話を続けてたよ。その日あったことを先生に話すのが、日課になって楽しくなっちゃった。
あと朝が苦手だったからあえて、自分のために英語を勉強する朝活を開催してたよ。
約5ヶ月ほぼ毎日zoom開催して、英語を勉強したい人と一緒に勉強していた。当時は2020年でまだzoomはあまり普及してなかったけど、多い時で40人も参加してくれたんだよね。
この前初めて、当時の仲間たちと直接会うことができた!
今思えば、コミュニティ運営という意味で先駆けしてたかも 笑」
自分で決めたことは最後までやり抜く「軸がブレない」
そして「楽しむ」それこそが1番成長できる要因だと、Hinakoちゃんと話してて感じた。
coop留学(コープ)って何?
ある程度英語ができるようになったら、すぐに転職しようと思ってたHinakoちゃん。だが恩師からの提案でキャリア留学することになったそう。
「当時の私は視野が狭かったみたい。フィリピン人の恩師に『こんな恵まれた環境にいるのに、何を悩んでるの?視野を広げるために留学行ってみたら?』と言われたんだよね。
その時は『そんなレベル高いことできないかも』って思ってた。でもいろんな方法を知るうちにcoop留学に行くことに決めた」
その時に大学時代に学んだマーケティングが、専攻できることを知ったそう。
「そういえば大学時代にマーケティング学んでいたな」
学生時代を思い出し最終的に、coop留学を決意したHinakoちゃん。
尖っていた留学時代
カナダのバンクーバーへついに渡航。
だが始めは、クラスメイトのほとんどの人と性格が合わなかったとのこと。
「当時の私は尖ってたから、自分にも他人にも厳しかった 笑。
世界中からそれぞれ目的があって来てるはずなのに、授業態度を見て、甘えてるなと思ってた 笑。
あれ、馴染めないかも?ここじゃ私は成長できないと感じて、クラスを2回も変えたよ。」
そして半年間マーケティングについて学んだ後は、ついにインターンシップとなる。
「インターンシップ先のお仕事は基本的に、自分で探さないといけなかったんだよね。
しかも、お仕事はなんでもいいってわけじゃなかったの。
学校で学んだマーケティングに関するお仕事っていう指定があって。
でも、カナダ人もやりたい仕事だから、とても競争率が高かった。
ライバルは留学生じゃなくて、ネイティブだったんだよね(汗)
だからほとんどのクラスで9割近くが飲食店で働いていた。
でも『私はそれだと、勉強してきたマーケティングの仕事が出来ないから行かない!』と決めてた。
正直レベルは高かったけど、そこでも見つける人は見つけてたんだよね。
私も1割の人になるって思ってて、ここでも尖っていた 笑」
環境は大事だとよく聞く。
だが、海外に移住した時点でかなり環境は変わるのではないだろうか?
でも更に自分から環境を変え続ける姿は、当時の尖っていたHinakoちゃんらしいと感じた。
チャンスメイキング!
「そこから毎日50件履歴書を送付したり、電話をかけ続けたんだよね。
でも全然受からなくて泣きながら家族に電話した時もあった。
それでも履歴書からポートフォリオ作成も含めて、3ヶ月就職活動してたよ。だけどポートフォリオに載せれる実績がなかったんだよね。
だから現地のカフェに直談判して、ボランティアとしてお仕事させてもらってたかな。
最終的に3か月後には有給オファーをもらうことができたよ。
だけど気になる会社があったからそこは辞退しました」
自ら行動し続けて、自分でチャンスを鷲掴みに行くHinakoちゃん。
「そして以前から気になっていた日本の会社へ応募しようとしたけど、マーケティングの部署が募集してなかったの。
でも、ダメもとでCOOに履歴書を送付したら面談してくれることになったんだよね。
しかもちょうど募集する予定だったらしくて、インターンとしてスタートできた。
だからダメもとで送って良かったと思ってた 笑」
そこからSEOマーケターとして働いていたとのこと。
そして同時進行で、カナダの現地企業でボランティアを開始。
「このカナダ企業は私が日本にいる時から憧れていた企業。でも、当時は募集してなかったの。しかも人気企業だったから働きたい人が多かった。
だけど運よく、CEOにお会いするチャンスを得て、まずはボランティアからスタート。
ボランティア→パートタイム→フルタイムの順番で信頼貯金をしていったかな。パートタイムでの頑張りが認められて、会社側よりフルタイムのオファーがあったよ。
そして、フルタイムとして働くことになったんだよね。
入社後はいろんなことに挑戦してた。経営陣のミーティングに参加させてもらったり、新規事業に携わりたいと言い続けてた。
そしたら入社2ヶ月目でCEOより、トロントの新規事業を任せてもらえることになったの。
そして一人でトロントに新規事業開拓に行った。」
Hinakoちゃんの話を聞けば聞くほど、桁外れな度胸と好奇心を感じる。
「行動、継続、発信」の3つを同時進行していた結果が今に繋がっているんだなと感じた。
異国の地で一人新規事業
バンクーバーから新規事業立ち上げのため、一人でトロントに移住したHinakoちゃん。そこでもたくさんの試練があったそう。
「家探しや企業とのアポ取り、段取りなど全て一人でやってた。段取りが決まったらCEOに連絡してトロントの学校に来てもらってたんだよね。
『新規事業の立ち上げなんてやったことなかったけど、先輩たちと同じ方法でやればいっか』と思ってた 笑。」
周りから見たらレアな経験をしているが、Hinakoちゃんにとっては「大したことじゃない」と笑いながら話していた。
その時点ですでに、日本で感じていた狭い視野が広がっている感じがした。
「でも週末に遊ぶ人もいないし、誰も知らない場所で、土地感もなかった。そして行ったのが冬だったから、寒くて寂しくなった時もあったね。
それでも新規事業はすごい楽しかった!
寝るのも惜しいぐらいずっと仕事していたいと思ってた。
苦しいって感情は全然なかったかな」
それから新規事業を4ヶ月任されていたHinakoちゃんだが、帰国することになったそう。
「本当はすごい楽しかったから長く働きたかった。
だけど、ビザの関係で帰国することにしたんだよね」
新しい自分を見つけられたカナダ生活
カナダで激動の2年を経験したHinakoちゃん。
この経験を通して得られたことを聞いてみた。
「2つあって、まず1つ目は『新しい自分を見つけられたこと。』
こんなに自分って頑張れるんだとか、こういう環境だと楽しみながら仕事できるんだとか。
私が救いたい人達ってこういう人だなとか、明確になったかな。
2つ目は、『当たり前に感謝するようなった』
お金なさすぎて、コーヒー買うお金もなかった 笑。
幸せの基準のハードルが下がった。
あと友達や家族と時差なく話せることが、すごいことだと思った。
本当恵まれた環境だったなと感じたね。
そして、あくまで海外に行くことは手段の一つだと思ってる。
SHElikesでやってみたいこと
11期海外コミュCPを経験してるHinakoちゃん。
シーメイトさんにおすすめの活用方法などを聞いてみた。
「『コミュニティイベントをたくさん活用してほしいな。』
できないと思っていた生き方をしてる人を知ることができるよ。
私の中では、『知らない=選択肢にならない』と思ってるから、知ることができるイベントは大事って思ってる!笑
だから月に5回はコミュニティイベント参加してるよ。
過去の私みたいな絶望してる人を助ける
帰国後は自分のやりたいことが見つかったという。
「『過去の私みたいな、人生に絶望してる人を助けること』
転職しようとして、転職エージェントへ駆け込んだが絶望。
そんな私みたいな人を助けたり、一歩踏み出す勇気を作りたい!
将来的には自分のサービスを立ち上げたいと思ってる。」
カナダでの経験が、本当にやりたいことや、助けたい人が明確になったHinakoちゃん。どんな状況でも自分で楽しみながら、チャンスを掴んでいく。またその可能性は誰にでもあると感じた。
逆境の時こそ、自身の力を発揮できるHinakoちゃん。
あとがき
常に成長できる場所へ、自分から環境を変え続けるHinakoちゃん。
人生で一番濃ゆい2年間だったと語るほど、全力で挑戦してきたことが伝わる。
留学前には想像もできないほど、多くの経験を積んで無敵になって帰国したHinakoちゃん。
これから、自身の経験をもとに多くの人を助けたり、勇気を与える人になるだろう。
自分からチャンスをつかみに行く姿は、まさしく「可能性は無限大」
著者自身もHinakoちゃんのこれからを全力で応援していきたい。
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