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2024年6月の記事一覧

【樹木たちの知られざる生活】    (要約1/4)

【樹木たちの知られざる生活】    (要約1/4)

【樹木たちの知られざる生活
 森林管理官が聴いた森の声】
著 ペーター  ヴォールレーベン
訳 長谷川 圭

  [要約] (1/4)

■友情

木の根と根が直接繋がったり、
根の先の菌糸が栄養の交換を手伝う。
森林は蟻の巣にも似た優れた組織である。

植物は自分の根と他の根を区別している。
自分と同じ種類だけでなく、
他にも栄養を分け合う。
協力することで生きやすくなるからだ。

森がなければ

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【樹木たちの知られざる生活】    (要約2/4)

【樹木たちの知られざる生活】    (要約2/4)

【樹木たちの知られざる生活
 森林管理官が聴いた森の声】
著 ペーター  ヴォールレーベン
訳 長谷川 圭

  [要約] (2/4)

■謎めいた水輸送

木の内側の水圧がもっとも高くなるのは、
春の芽が出る直前で、
聴診器を使えば私たちにも聞こえるほどの
勢いで、水が幹に流れ込んでいる。
実際、サトウカエデに聴診器をあてて
メープルシロップの収穫時期を決めている。

正直なところ、
木がどうや

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【樹木たちの知られざる生活】    (要約3/4)

【樹木たちの知られざる生活】    (要約3/4)

【樹木たちの知られざる生活
 森林管理官が聴いた森の声】
著 ペーター  ヴォールレーベン
訳 長谷川 圭

 〚要約〛(3/4)

■君のものは僕のもの

キツツキは
幹や枝に小さな穴を開け体液を舐める。

アブラムシは葉脈に口を刺してぶら下がり
樹液をちょうだいする。

蝶や蛾の幼虫は糖液ではなく、
葉そのものに狙いを定めている。
マツにとってはマツハバチも脅威だ。

キクイムシは弱った木を見

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