第1回しなコン!受賞作品の話
お久しぶりです。
最近になってようやくポケモンスリープをはじめました。
いや、リリース当初にダウンロードしようとしたんだけど、その頃の端末じゃあ、対応してなかったんですよ。
で、端末を新しくして一年くらい経った、先日。
試しにダウンロードできるかな、と思ったら、できたのです。えらいね。
ただ、睡眠時間は計ってくれるけど、謎のエラーが毎回出て、肝心の睡眠グラフみたいなやつとかが一向に記録されないんですが、この不具合はどうすれば直りますか?
教えてください、ライアン!!(うちのピカチュウのニックネーム)
と、そんなことはどうでもいいとして。
『第1回しなコン!』の受賞作の全文が、公式サイトに掲載されました!
もちろん、私が書いた『魔王城の7人』も掲載されております。
黙読でもいいので読んでくださると、とても嬉しいです。
よろしくお願いします。
大丈夫!
面白いよ!
と。
今回の記事はこれだけで終わろうと思っていたのですが、
同じように「しなコン!」をとられた月駆様が、各々の感想を書いていらっしゃったので。
私も感想を書いてみることにします。
まだ台本を読んでいない人もいると思うので、ネタバレは極力伏せて。
ただ、感想文は昔からとても苦手です。
的外れなことも書くことでしょう。
作者の方やそのファンの方が見たら怒ったり、悲しんだりすることもあるかもしれません。
だから、作者さんやファンさんは、あまり見ないほうがいいかもしれません。先に言っておこう。ごめんなさい。
そして箇条書きです。殴り書きです。
かじょうなぐりです。
それでも感想読んでやんよという血気盛んな方は、レッツバイオレンス!
感想
『赤腕の亡霊』 作:月駆様
判りやすく入り込みやすいストーリーには、過去との向き合い方や、未来への歩き方など、きちんとテーマが内包されていて素敵。
「錆びたままの義手」という強いアイテムの扱い方がとても上手。
物語のペース配分が巧みで、緊張感のあるシーンと穏やかなシーンのバランスが絶妙。
アクションシーンや対立シーンの迫力と、日常的なシーンの温かさが交互に描かれ、それが心地よい推進力となっている。
ファンタジーは設定を説明するとクドくなったり、かといって説明しないと、何がなんだか判らなくなるものだけど、その塩梅が上手いのか、止まることなく最後まで面白く読み進めることができました。
あと、マスター役をやりたい人たくさんいるだろうな、と思いました。
『演者のいない演劇部』 作:さくらもち様
しなコンの選評にも書いてましたが、まず設定が秀逸。
その秀逸な設定だけに頼らず、キャラクターたちの個性が豊かで、力関係が絶妙で、会話のテンポがよく、わちゃわちゃしているだけでも面白かった。
そして最後のどんでん返しと、爽やか?なラスト。
リアルイベントでやる場合は、色々と動きでの演出もできそうだな、とかなんとか思ったり、思わなかったり。
あと、演劇に関するあれこれが核になっているため、単純に演劇をした経験のある人たちには共感を呼ぶこと間違いなし(私は経験ないけどね!)
『ユメカナイノ館』 作:栞星-Kanra-様
平和ながらも、そこはかとない不気味さを漂わせて始まるストーリー。初っ端から物語世界への引きずりこみ方が秀逸。
はじまりから少しずつ不安感と恐怖心を煽られ、正直しんどい。
しんどいのに、読む手が止まらない。ああ、ひどい。しんどい。しんどい。そんな人にも読ませてしまうストーリー。素直にとてもすごいと思う。
あと、リアルでの声劇を想定して書かれていることが伝わる部分がいくつかあり、それがまた上手い。
ホラーとミステリーが融合したダークファンタジー。
想定時間15分とは思えない、凝縮された話でした。全部含めて面白かったです。
『ささくれ』 作:ものかき様
静かな話。
繊細な心情と、いかんともしがたい葛藤。
表面的には軽く、されど相手への想いが見えるような会話。
題名の「ささくれ」がとてもいいメタファーになっていて、台本全体にわたって繊細に丁寧に織り込まれており
淡々と進むけど、深い余韻を残す、本当に、ささくれのような話でした。
あと、朗読劇としても映える作品なので、そういったところでも使われそうな気がしました。
おわりに
自分の台本について、美辞麗句を並べて自画礼賛してやろうと思いましたが、
普段使わない頭を使って疲れたのと、
単純に、目の奥と後頭部が痛いので、
今日はここらで筆を置くことにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし、私の感想を読んで、受賞台本が読みたくなったら、感想のおしりのほうについているリンクや、しなコン!(こえコン!)の公式サイトから読みに行ってみてください。
きっと、“あなた”が好きな話があるはずです。
あと、これについたコメントは一切返しません!(怒られても謝ることしかできないから!)
さて、明日の朝はどんなポケモンと出会えるかな?
ピッピカチュウ!