尊いいのち
出来るだけボリュームを下げて
声を大にするのは心の声だけにして
誰かがどこかで傷ついている
必要のない窓
ねぇ、みんなどうしてその窓を開けたがる
もっと空気を良くして、汚れた景色でしかない
朝起きて目が覚めたらポチッとその窓を
覗くのよ、時代は急スピードに進む
皆んなの欲求が詰まったゴミ箱
皆んな承認されたいわがまま
渦が違う国へと跨って遠い誰が
空から降ってきた風船を掴むの
風を巻き起こす
手にした瞬間痛みを手に入れる
地球はコントロール出来ない
死まで追い詰めるんだもん、
儚い命、温かい身体、幸せそうに眠る顔
最後の息が聞こえなくても
そこに同じ空気が存在し
残せれた世界で息をするのは
残された私。
汚れた空気も綺麗な空気も
触れて風になっていく
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