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読書が苦手な理由
Yudaiです。
突然ですが、僕は読書があまり得意ではありません。
このようにモノを書くのは好きですし、読むのも嫌いではないはずなのですが、「苦手」なんです。
そもそも、読むのが極めて遅い!
僕は音読と黙読のスピードが一緒なんですよ。
つまり、黙読でも、頭の中で台本を読むように音読してしまっている。
他の皆はそうではないと気付いたのはだいぶ大人になってからであって、かなりショックを受けた。
共感いただける方、いるだろうか??
今、TOEICの勉強をしているのだが、あんなもんは日本語でも時間内にまともに読めん(笑)
長い文章のみの説明書や、マニュアルなども頭になかなか入ってこない。
本当に、読むのが苦手だ。
何故こんなにも苦手意識が高くなってしまったのか。
思い返せば幼少期に原因がある気がしている。
自分で言うのもナンだが、小学生時代、自分はすごかった。
何をもって自賛しているかといえば、公文式である。
ご存知公文式は、公文公氏が始めた幼児から大人まで、幅広く独自の勉強法で学習出来る塾である。小さい頃通ってたよ!という方も多いのでは??
自分の場合、父親が公文の会社員だったため、半ば強制的に公文式。
中でも国語が得意で、小学6年時点で高校課程を修了していた。
どんな内容だったかというと、基本的にはほぼ日常で使わない漢字や、抜粋問題、そして、主旨要約問題である。
要約問題は、わけわからん抽象文や論説文を熟読し、指定文字数内に当てはめなければならない。
これがもう嫌で嫌で!
いやそりゃあ、「ドラゴンボールについて」とか、「スーパーマリオについて」だったら激読みしますよ。
ところがおよそ小学生が1ナノも興味ない内容ばかりなんだもん。政治的なもんとか哲学的なもんとか!そりゃあきついよ!
てことで、その公文式以外で文章を読むのが辟易してしまったのだ。
何故遊べる時間に文を読まねばならないのだと。
今考えたら、読むのが人よりも遅いから余計に苦痛だったのかも知れないです。
その歪みが、学校の宿題に対する態度に。
定番であるのが、夏休みの読書感想文の宿題。
はっきり言ってそんなもん馬鹿野郎!と思ってましたが、嫌でも提出必須。
そこで僕は最終手段、北野武氏の「たけしくん、はい!」を読むことにした。
有名なエッセイである。「オイラのオヤジってのはよ」的に、北野氏の口調で面白おかしく書かれており小学生にも非常に読みやすい。
それを読んでからは、毎年「たけしくん、はい!」の感想文を出した。
国語の先生は同じ人だが、気付かれないどころか、
「こんな細かいところまで読んでえらい!」
とか言っちゃって。
そりゃそうだよ毎回同じの読んでるんだから。
「ああ、先生って流してるんだな」と、幼いながらに気づいてしまったのだ。いやなガキだ。
そうしてサボることを覚えて、小学生時代を全盛期に、学力は衰退の一途を辿るのであった…。
皆さんのお子さんには決してマネさせないように。そして、教育はほどほどに…苦笑。
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