曲にはポケットがある！！

Yudaiです。

仲良しの、かつ普段からお世話になっているミュージシャンで集まってバーベキューをしました。

最近はアウトドアで遊ぶ機会も無かったし、すごく楽しかった。


そのメンバーの中でも、funkcutsの DJ OKUくんは会う度に「次のBBQどうする？」と聞いてくるほど熱望していたので、嬉しそうだった（笑）。


お酒やお肉で色んな話題が盛り上がる中、やはり音楽の話に。

先日、ダンスパーティの演奏でお世話になったばかりのギタリスト、ヤマシロールさんから始まった「2、4拍目ポケット」の話。


恥ずかしながら僕は、今の今までこの「ポケット」という表現を聞いたことも使ったこともなかった。



少々専門的な話になるが、とりわけポップスは、ほぼ4拍子だ。手拍子をする上で、「1,2,3,4,1....」で拍をとる。




「ポケット」というのは、ざっくりいうとリズムの気持ちいい場所のこと。音を出したいタイミングとでも言いましょうか。




「アクセント」という似た言葉もあるが、敢えて「ポケット」という言葉なのだ。
日本語に訳すと何かな、、「ツボ」とかなのかな？？気持ちいい箇所というか。



ヤマシロールさんが注目しているのは、音楽を作ったり、演奏したりする上で、素人の人でもプロでも日本人はしばしば、1拍目と3拍目に「ポケット」があるというのだ。


あなたは普段、どうやって手拍子してますか？？


こちらを聞いて頂こう。



Michael Jackson - Billie Jean (Official Video)

はい全世界の皆さんお馴染みの、「Billie Jean」です！皆さんはどこで手拍子しますか？？



ちなみに僕的にこの曲は1拍目、3拍目で手拍子は絶対に有り得ません！！


2拍目、4拍目で手拍子！！です！！


どうでしょうか？？


もっと分かりやすい例を出すと、日本の演歌は大概1拍目3拍目が気持ちいいはずとのことでした。
皆さん、北島三郎さんの「与作」を思い浮かべてください。確かに…！2拍目4拍目ではないですな。



これ、プロでもやっぱりチグハグになってる人がいるみたいです。90年代の大ヒットソングでさえ、トラックは2、4ポケットなのに、歌は1、3ポケットなんてことが多々あるらしいです。



そんな中、アップテンポな曲でもバラードでも、必ず2拍4拍ポケットで気持ちのいいリズムをとっているアーティストがいるのだと。


誰だと思います？？？



宇多田ヒカルさん。。。


宇多田ヒカル - Kiss & Cry

2拍4拍、意識して聞いてみてください。


な、なるほど確かに…！言われてみれば…！



曲よし歌詞よしセンス良し。


こんな見えない部分にも彼女の人気の秘密が垣間見ることが出来た。

そんなBBQ後半になりました。


ヤマシロールさんありがとう！！