花見が好き=限定品に弱い!?
Yudaiです。
今年は東京で桜が満開になったのが、3月22日。
平年より9日早い満開、記録的なものとなりました。
ちょっと温暖化か関係あるのか、たまさかなのか…あったかくなるのが早いのはいいが、
その分花粉は尋常じゃなく舞って、目は痒いわ鼻水は出るわ。
車を見たら、ちょっと雨が降って天ぷら状態。
そんな中でもやっぱり日本人は桜を愛でるもんです。
何故日本人は桜が好きなのか。
僕の中でこれは答えが出ています。
ズバリ、
儚いから。
これです!これにつきます!
言い換えれば、すぐ散るからです。
つまりですね、桜を無理やり品種改良して、一年中結構咲く様にしてしまったら、誰も見向きもしなくなります。
「やばいもう散っちゃう!」「早く見なきゃ!」
ってなもんで、こぞって上野公園に集まり、酔ってテレビの恥ずかしいインタビューに応えちゃうわけですよ。
よく通販とかで「今回だけの限定特価です!!」とか、「期間限定の販売です!!」とか見ますでしょ。
あれは言うまでもないですが、「限定」と言われると「買っておかなきゃ?」となってしまうのを誘うわけです。
我々は「限定」に弱い!!
故に超期間限定イベント「花見」に寄ってたかって、大好きなわけです。
お花見の習慣というのは、古くは奈良時代から始まったとされています。
と言っても当時のお花見の花は、梅だったそうです。
遣唐が盛んな当時は、中国由来の梅がブームだったみたい。
その後平安時代、894年に遣唐使が無くなってからは、次第に日本古来の桜の花が貴族たちを中心にブームになっていったそうだ。
名作「源氏物語」にも花見の宴の様子が記されており、かの「古今和歌集」にも春の歌として桜を詠んだ歌が数多くある。
千何百年もの間、こうして期間限定イベントを楽しんできたわけだから。遺伝子レベルで花見が好きだし、花が散りだすと焦るわけですよ。
今や日本で有名な桜といえば「ソメイヨシノ」ですが、江戸時代に品種改良で生まれた桜です。
江戸時代の後期に、「オオシマサクラ」と「エドヒガン」という二種を改良した「吉野桜」が現在の東京都豊島区にあった「染井村」で誕生して、奈良県の吉野の山桜と区別するため、「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになったらしいです。
このソメイヨシノという品種は、自然交配によって子孫を残すことが出来ない品種なんです。
接木でしか増やせない。ということは、今植えてあるソメイヨシノは全部クローンなのです。
このように極めて人為的に我々は、期間限定の「花見焦燥」を感じちゃっているわけですな。
Marshmello & Halsey - Be Kind (Official Music Video)
僕の大好きなMarshmelloとHalsayの曲。MVに幻想的な桜のCGが登場します。
海外のアーティストにとっても、やはり日本の桜は魅力的なんでしょうね。
海外のある友達のミュージシャンが、「4月に東京へ、桜を見に行くよ!」と言っていたが、いや間に合わんぞ!!笑
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