スーパースターたるもの
Yudaiです。
パリ・オリンピック2024が盛り上がっております!
今回も様々な競技でいろんな思いが交差してドラマを生んでいて、もう寝不足必須ですかね!
僕は、生涯をその競技に捧げて、国内で凌ぎを削り、4年に一度、国を背負っているオリンピアンは全員が尊敬の対象だと思います。本当、めちゃくちゃすごいですよ。
その国の代表が世界中から集まっているのがオリンピック。その世界の頂点3人だけがメダリスト。
いや、わかっているよ!!というツッコミが聞こえてきそうだが、再確認ですから!!
毎回何というか、僕もわかっちゃいるけど、わかってない。凄すぎて。
この文章を書いているのが、7/30で、ちょうど体操男子団体と、男子スケートボード(ストリート)で堀米選手が金メダルを取ったタイミングである。
どちらも超絶大逆転。本当に本当にすごい。
とりわけ、堀米選手は、前回オリンピックの王者でもある。スケートボードが競技として採用されてから2連覇だ。
しかしながら、今回日本代表になることに大変な苦労があった。
東京五輪で王者になるもその後の3年間はなかなか成果が出せず(あくまで五輪王者にしては、だけど)、「地獄のような3年間」だったと語っていました。
追い詰められて追い詰められて、土壇場で滑り込みやっと手にしたパリへのチケットだった。
今回の決勝では、RUNの2本、BEST TRICK4/5本が終わった時点で堀米選手は暫定7位だった。
最後の1本。
優勝するには97点以上の超SS級難易度の技を決めねばならない。
全世界が固唾を飲んで注目。わずか5秒にも満たない滑走で運命が決まる。
結果、大技が成功!!
97・08点獲得で世紀の大大大逆転!!!
鳥肌がたった。何度映像を見てもすごい!!
すごいのが、後でわかったのだが、2位のジャガー選手、3位のナイジャ選手は結果が出る前口を揃えてこのように述懐していたそうだ。
「堀米は最後にぜったい決めてくる。今までもそうだった。彼はプレッシャー・キングだ」
スター。。。
まさにスーパースター同士のリスペクトなのだ。
これが 凡人であれば、
「堀米、やっぱ調子悪いなあ」
だの、
「これは金メダルいけんじゃね!?俺!!」
とか思うでしょう!!ところがスター選手は違うのよ。
自分たちが暫定でトップ、トップ2に躍り出ていても堀米にリスペクトを持って期待し、
それに応えて決めてくる堀米。
これが、スーパースターだと思った。
いろんなジャンルのスターの人がいるけれど、個人的にはスポーツ選手ってのは別格な気がするなあ。
「世界の北野」として世界的にも映画監督、俳優としてバリューがある北野武さんも「自分の中では長嶋さんがスター。昔も今も変わらない。」と語っていたのを思い出した。
北野武、ビートたけしはスター中のスターなわけだが、どんなに偉人になっても心の中には少年時代にみたスポーツ選手がいるんだなあと。思った記憶があります。
話は逸れましたが、そんなスター性をファンが垣間見れるのもオリンピックの醍醐味。
まだまだオリンピックは続くので、引き続き日本選手を応援しつつ、酒飲んで楽しみたいと思います。
最後に繰返しにはなりますが、メダリスト以外の選手もめちゃくちゃすごいです!!
男子スケートボードでいえば、4位の白井選手も、14歳の小野寺選手も本当にすごいし本当によく頑張ってくれました!!
見ている我々も、全選手をリスペクトしましょうね!!