ワンピース1138話、神話の解説

※今回は漫画「ワンピース」1138話の話題です。かなりのネタバレなので、まだ読んでないファンの方はお気をつけください！


Yudaiです。


皆さん読みましたか？！ワンピース1138話！！



神回中の神回でしたね！！！！




現在未来島での、五老星との死闘から逃れ、巨人族のエルバフにやって来ている麦わら海賊団。



世界の謎、歴史の謎、そして秘宝ワンピースにおいてかなり重要な場所であることを示唆している今回のエルバフ編ですが、1138話が神回である主な理由が以下の２つでした！



①シャンクスの謎解明
何とシャンクスには双子の兄がいました。
しかも、天竜人最強の軍団「神の騎士団」団長でした。
これまで、要所要所で謎の多かったシャンクスの言動。
海賊にも関わらず五老星と謁見したり、
マリンフォード編で、前日にカイドウと小競り合いを起こしたにも関わらず、シャンクスがいきなり登場したりしたのも、
全て、双子の兄、シャムロックの行動が伏線と言えるでしょう。
そして、シャムロックの愛剣が「ケルベロス」だということもわかりました。
ということは、シャンクスの愛剣「グリフォン」も…？！
ただ気になるのは、イヌイヌの実モデル:ケルベロスを剣に食べさせたものと考察したいところですが、五老星と同様に紹介時実の名前が出ませんでした。
魔法陣で登場したぐらいですから、何か秘密があるのかもしれません。


②宝樹アダムに描かれた壁画と神話
神典なる古い書物に記された文書をロビンが読むシーンと、その内容とリンクする壁画をフランキーが眺めるシーン。

▶︎第一世界
地に炎あり
人は欲望に負け禁断の炎に触れた
隷人は願い
太陽の神は現れた
地の神は怒り
業炎の蛇と共に世界を死と闇で包んだ
彼らはもう会えないのだ

▶︎第二世界
虚無に息吹あり
森の神は魔を遣わせた
太陽は戦火を広げるばかりだ
半月の人は夢を見た
月の人は夢を見た
人は太陽を殺し神となり
海の神は荒ぶった
彼らはもう会えないのだ

▶︎第三世界
混沌に空白あり
不都合な残影は約束の火を思い出し
片われ月の声を聞く
“太陽の神”は踊り、笑い
世界を終末へと導く
太陽は回帰し
新しい朝が来る
彼らはきっと会えるだろう


【考察】
まず、人間の歴史には三つのフェーズがあると。

第一世界では、文明が極限まで発展している。
「禁断の炎」とはマザーフレイムのことで、太陽にも準ずる力を持つエネルギー源という意味？
我々の世界でいう「核兵器」や「原子力」値するものではなかろうか？
実際、マザーフレイムを再現してしまったDr.ベガパンクは、直接的ではないが原子爆弾開発に携わったアインシュタインがモデルであるように見える。
そして、虐げられた奴隷のような人々を救うために現れた「太陽の神」がいた。例えるなら、鉄腕アトムのようなヒーローが人々を導いたのか？
地の神とは、当時の支配者のことだろうか。
ヘビの化け物ような兵器で、地上を炎に包んでしまった？

第二世界では、荒廃した世界に動きがあったと。
「森の神は魔を遣わせた」とは、悪魔の実の源のようなもの？
半月の人とは月の人と地球人のハーフ？そしてD？
今度は、第一世界ではヒーローだった太陽の神は殺され、現人神、いわゆる天竜人の祖先となったか。
レッドラインを残し業火に燃える地上を沈めるために、古代兵器を使ったが故に、海の神が怒り、海抜が200m上がってしまった？

第三世界では、不都合な歴史である空白の100年がある。
不都合な残影とは、Dの一族、半月の人、片われ月か。
ここでの太陽の神はニカの能力者、すなわちルフィだろう。覚醒したルフィが踊り、笑い、世界政府を終末へ導く？
太陽は回帰しとは、ルフィがワンピースを手に入れるということ？
新しい朝というのは、夜明け、つまり新しい太陽が世を照らすか。


気になるのが「彼ら」とは誰か？
種を超えた色んな仲間たちのこと？
ひとつなぎの大秘宝、ワンピースでようやくみんなと和をもてるということ？！


皆さんどうおもいますか？！