いい曲!と思えるアンテナ
Yudaiです。
今年の流行語大賞は「ふてほど」だそうだ。
ドラマ「不適切にもほどがある」略して「ふてほど」。なるほど。
阿部サダヲさんと宮藤官九郎さんのゴールデンタッグだなあと思いつつ、一度も見ることなく年末を迎えてしまった。いやあ面白かったらしいですね。
で、これ、ユーキャンがやってるんですよね??ほぼ毎年思うんですけど、
ふてほど、みんな言ってました?
いや待てよ、僕のアンテナの鈍化かも知れません。
ラジオ、テレビ、ソーシャルメディア、あらゆるメディアに触れているつもりですが、「ふてほど」というワード見た記憶が無いし、周りで「ふてほど見てる?」という会話を聞いたこともないぞ。
過去を振り返ると、同じドラマからの流行語大賞で「倍返し」がある。
2013年に放映された「半沢直樹」の決め台詞であるが、これは納得、周りもみんな口にしたがっていたし、パロディも多く見られた。
そして何よりも、最高視聴率42.2%!これは流行というより他無いだろう。
「倍返し」と比べると「ふてほど」はやはり弱い!弱過ぎる!気がする。どうなんだ?!
しかしながら先述のように自分の感覚の鈍化、オッサン化が否めない部分もある。
以前、女の子が読むティーンネイジャーのファッション誌を読んだ時、「Nana©️」のように、全てのモデルさんの名前に©️が付いており、「すげえな、人気モデルだから勝手に名前使われないようにしてるんだ」と思ってたら、「ちゃん」の略だった。
これ、ネタじゃなくマジです。ど天然。
©️で「ちゃん」とは読めねえよ!とツッコんだものだが、一方で若者が違和感なく読めるそれにショックを受けたものだ。
ところで、最近のJ-Popについても、サブスクリプション等を使って、僕は一通りチェックをしているつもりです。
とりわけバズってる歌を聴くと、「うわ!そんなアイデアがあったのか!」「面白い」「何だこの人を歌うめー!!」と感銘は受けるものの、言い方が難しいがいわゆる、琴線に触れるものが極めて少ないのだ。
何というか、これまでには無いムーブメントがいくつもあり、みんな歌も演奏もダンスも本当に参っちゃうくらい上手いし、すごいんだけれど、「突き刺さる」というか、「染み渡る」というか、そういう曲が少ない。
ただ、悲しいかなこれは恐らく、僕に原因の半分以上がある気がする。
今1番先頭を生きている若い人は非常に敏感、琴線もビンビンなはずである。
最近第5次globeマイブームが来た。
小室さんの歌詞、メロディ、Keikoさんの歌が染み渡るのだ。
「やっぱりいいな」と思いつつ、一方で「やだな、老いたな」と思えてならない…!
「いいなあ」「楽しいなあ」と思える感覚をどうにかキープすることが人生楽しくする命題の一つなんじゃないでしょうか?!
何でもないようなことが幸せ、とは高橋ジョージさんが歌ったものだが、それもアンテナの一つである。
例えば、お花見が終わっちゃって、「あー残念」と思うか、葉桜を見て「緑がきれいだなあ。また来年も咲くの楽しみだな」と思うかは、アンテナ力次第かと!
いや待てよ、ますますオッサン化してないか?
まったく西行法師じゃないんだから。考えすぎかもしれないけど、今の趨勢を楽しく感じたいものですな!