Cold criticism and excessive expectation
こんにちは、お久しぶりのような気がします。くじらです。
今回はいつもとはまったく違う趣向の内容です。
いつものようにチーム考察や若手の紹介だけしておけ!という方は回れ右でブラウザバックすることをおすすめします。今回は僕の感情面でのお話なので。
何かというと、アカデミー選手について思うところがあったので急遽執筆することにました。
-本題-
スールシャール体制になってから、モウリーニョ体制の時に台頭してきたアカデミーの選手がトップチームで起用される機会が、チーム状況と相まって増えてきました。スールシャール自身が若いホームグロウン選手でエネルギッシュなサッカーをしたいと考えているので当然と言えば当然なのですが。
最近マンチェスターユナイテッドの試合結果がよくありません!
試合内容もよくありません!
(移籍市場が終わった時点でこうなると思っていたのは、また別のお話)
その良くないチームの中にはアカデミーの選手も出場していたりします。
良くなかった試合後や翌日にTwitterを眺めていると、「□□さんがいいねしました」と欲しくもない機能で見かけることがあるのです。
「○○下手じゃん。変えよう。」
「○○より○○を使えよ。」
などと。〇〇はアカデミー選手の名前です。
お願いだからアカデミーの選手をトップチームの選手と同じ物差しではからないでくれ。
特に今試合に出ているアカデミー選手達はローンにも出ていない。プロ相手の真剣勝負などほぼ初めてなのである。それに慣れるのは並大抵のものではないことは考えればわかると思う。というかわかってくれ。ここでわからない、偉そうな表現になるがわかる努力をしない人もブラウザバックをお勧めする。多分僕と考え方が合わないから。この先を読んでも時間の無駄だろう。
今シーズンにチェルシーやアーセナルで活躍している若手たちはユナイテッドのアカデミーっ子とは違い、ほとんどの選手が昨シーズン、または過去にプロチームで経験を積んでいるのだ。(この辺のアカデミーの違いなんかもそのうち書けるようになったら書きたい)
更に言ってしまえば今ユナイテッドU23チームが所属しているのはU23リーグの2部なのだ。長年ユースを見ている方からすると1部と2部だとレベルがかなり違うらしい。どれだけ活躍しようともあくまで2部での話なのである。そこを忘れないでほしい。
ガーナーが最たる例だと思う。彼はこれまでU23の7試合で6ゴール1アシストと素晴らしい成績を残している。ただ試合を通してみると得点欲しさに守備に戻らなかったり、チームバランスを壊してしまっていることも散見される。スタッツだけで判断するのは危ないのである。
では、期待するな、ということかと言われればそういうことではない。私だってU18の時から見てきた愛着ある選手たちがトップチームの試合に出るのは興奮する。なんなら国内で一番興奮している自信もある。
ただ過度な期待はしないであげてほしいということである。
アカデミーの選手がトップチームで出てるときは加点方式で見てあげてほしい。
なにができなかった、ではなく、なにができたのかに焦点をあててあげてほしい。
彼らは通用しなくて当然なのだ。まだ18,19のプロとしての経験の浅い若者なのだから。この年でうまくいっている選手も勿論いる。だが、彼らのほうが希少種なのである。隣の芝は青く見えるものなのである。18,19歳の若者一人うまくプレー出来ないだけで勝てないチームのほうが問題だと思う。
心無い批判も過度な期待も必要ないのである。
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