虫愛その3【ゾウの時間 ネズミの時間】
こんばんは、にゃんぷぅです。
今日も一日が終わりましたね。みなさんにとってどんな一日でしたか?日が経つのは本当に早いですよね
よく言われることですが、年を取るごとに時間があ!っちゅう間に過ぎてゆきます。一日があっちゅーま、ということは一週間もあっちゅーま
ひと月、一年、一生があっちゅーまです!やばいよやばいよ~
さて、今日のテーマ(というようなものがあるとするならば)は
「生物が一生に感じる時間の感覚は割と統一されてんじゃねえか問題」です
昔流行った本で「ゾウの時間ネズミの時」というのがありました
内容をかいつまむと生物の一生のうちに刻む心臓の回数はその体のサイズとは関係なく、ほぼ一定しているということ。
いまいちよくわかんなかったそこの君にさらにかみ砕くと
心臓の鼓動が速い生き物(虫やネズミや鳥など)はそのカウント数がみるみるうちに減ってゆくので、短命であり
逆にゆっっっくり心臓が打つゾウや亀なんかは長寿なんだそうです
だから虫はすぐに寿命がつきてかわいそうねーと思いがちですが
ところがそうではないらしく、
例えばカゲロウは羽化してから三日で死ぬそうですが
その人類から見た三日がカゲロウちゃんにとっては人の一生分に感じられているはずっていうことなんですね。人生90年としたらカゲロウの一日は30年に感じられる。一生のうちに三回しか日が沈まないちょっと想像しがたい感覚の世界なんです
でね。ここまでだったら読書感想文というか、ほかの人の考えのまとめになっちゃうので、にゃんぷぅ目で深堀をします
先ほども述べたように昆虫などの「数日で死んじゃう系」はヒトの一日24時間が何十年にも値するほど長いって話でした
ということは、相対的にみて寿命の短い生き物ってのはあれじゃないかな、一秒も感覚としてとてつもなく長く感じているはずなんです
例えばハエ。あいつは速い。そして短命です
ヒトから見てどうしようもなくはかない一生を送るハエは、一秒もきっと間延びしてます。そして、ものすごい形相で自分の事をはたこうとするヒトのハエたたきが、ぶおおおおおおお・・・・・・んと非常にスローモーションに見えているに違いないんです。だからあんなに軽々と逃げてゆくんだと、にゃんぷぅは思っています
えーそうかなあ、といまいち納得がいかないそこのあなた。
あなたより寿命の長いものをちょっと逆に想像してみて、ハエの気分になってみましょう。
木はどうでしょうかたとえば。
あなたはハエのようにちょこまか動き回りますが木は動いてるようにみえませんよね。もしかしたらハエ叩きみたいなものを私たち人類に向かって打ちおろしているのかも知れないけど、私たちのほうがすばしこすぎて、一生の尺が合わなさ過ぎて止まって見えるんです(でも実際はじわじわ生長しています)
だからそんな一生の尺の違う生き物をハエ叩きでしとめるには、ちょっと時空を超えないとだめだよって話です(ちなみににゃんぷぅはハエをしとめるのが超絶うまいです、間を詰める名人だからです)
そういえばふと思い出しましたが、アメリカのどっかの渓谷に「フライングフィッシュ」というその名の通り空飛ぶ魚が生息しているが動きが速すぎてヒトの目で存在を確認することができない生き物がいるらしいです
おもしろいねー
空間を共にしていても存在を確かめられないんだ
でもこれうっかりしたフライングフィッシュがヒトにぶつかってしまい漸く存在が確認されたらしいです(じゃないと永遠に相いれないところでした)
いるんだけどいないんだ そんなお話です^^
ではまた!おやすみなさい