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スキー遍歴(リゾバ・マイカー・バス・新幹線)

去年からスキーをまた始めた
全盛期ほどにやるつもりはない
年1回か2回か
ひとまず日帰りツアーを試している

小学生の頃、家族で2回ほど行って
北海道出身の父に習ったんだろうか
これは面白い。と思った

中学生のとき希望者だけの
スキー教室に参加して
桧枝岐村で2泊3日だったかな
Tバーリフトを経験できたのは貴重

高校の卒業旅行と称して
友人と二人で斑尾高原に行った
初心者コースが多くて
ゲレンデに面白みはなかったし
スピード狂とボーゲンラバーで
テンポはかみ合わなかったが
友人とまったり過ごせたのは良かった

大学合格を放棄して高卒で
なんとなくフリーターになり
「an」とか「FromA」とか熟読するうち
早々にリゾートバイトの存在に気付き
ターゲットは冬のスキー場になった

1年目の住み込みは
上越国際でホテルレストラン
ワンシーズンいても飽きないだろう
広いゲレンデが目当て
同い年の大学生の友達ができて
大学ってそんなに休みがあるのかと驚いた
春先のアイスバーンで板を折る転倒をして
先端がぷらぷらした板で最後まで滑ってた

2年目の住み込みは
志賀高原でチケット販売
いろんな人に出会えたし
いろんな話を聞けた

スキー場バイトならば
毎日のように滑れる

上国のときは
休日はもちろん
朝勤と夜勤のあいだの
長い昼休みにも滑ってた

志賀では勤務日ならナイターで
マイナス10度の世界に慣れた
休日が晴れていたなら
横手を目指した
管轄エリアのリフトは常時フリー
全山フリーパスは先着3名だった

たまに近所で
みんなでカラオケするくらいで
他にお金を使うところもないから
自然とお金が貯まる経験もした

寮の入り口にある寒いピンク電話で
小銭を入れては
地元の友人と長電話した
誕生日には母からは自作ケーキが送られてきた

そのあと就職した小さな会社が
越後湯沢周辺に3つ
リゾートホテルの部屋を持っていて
社員優待で格安で使うことができた
完全にバブルの名残である
会社の先輩たちと
金曜の仕事の後に連れ立って
誰かの運転で湯沢に通い
近場のスキー場を渡り歩いた2年

その会社を退職してからも
誰かの車に便乗して
シーズン中、月に数回は滑りに行ってたし
ネットで知り合った友人の誘いで
スキー合宿に参加して
SAJ2級は合格した

30歳前後は
夜行日帰りバスツアーにハマって
地元の友人たちとシーズン中に2~3回は行ってた
週末でも日帰りならリフト券付きで5000円しないことも多かった

まだまだ紙媒体の情報が多い時代
各社のパンフを持ち帰っては
エクセルで比較表を作って
よりお得でより面白そうなスキー場を選んだ

オットと温泉地に泊まりで行くこともあったし
年1回は北海道へも滑りに行ってた
帰宅してからゲレンデマップをノートに貼り
スキー場情報をまとめたりしていた

ここまでの10年超で
越後湯沢周辺のスキー場と
バスツアーで行けるエリアの
ゲレンデ情報が脳内にストックされている

そのあとは地元友人が結婚して所帯を持ったり
なんだかんだんだで行く習慣がなくなって
劣化した板やブーツも処分して
スキーから離れること数年

一念発起して新幹線利用で
懐かしの上国に1泊で行ったのが2016年
スノースクートを試して新鮮だった

その年の初夏に猫を迎え
その翌年にはNZ旅行を決行し
翌々年2018年には横浜から藤沢に引っ越して

2022年飯炊き引退の流れで
また、スキーに行こうと思い立ち
新宿発着の日帰りツアーを試す
横浜時代より新宿は近い
が、それでも、バスは長い・・・
朝5時過ぎに家を出て
スキー場についたのが11時過ぎ
16時頃に出て、帰宅は何時だったかな
リフト券レンタル付きで7000円ほど

今年は上越新幹線利用にしたら
6時過ぎに出て
11時から終了まで滑って
温泉入って
夕飯食べても
21時過ぎには帰宅できて感動
時は金なり ていうか 金で買える
それでもパックなら
レンタルつけても1万ちょっと
日帰りができる気力体力のあるうちは
このパターンが続く予想

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風の子ユッキー
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