自覚のある親とは

今日は、やるべきこともできないのに、

親を勝手に自称していたことでショックを受けることが有った。

と言うか、ショックを受けることが有ったから、

落ち込み、寝込み、

いろいろの試みをし、

自分が
「やるべきこともしてないのに、親を勝手に自称していたこと」
に気づいたわけだ。

自家製の羽化器を作って、

有精卵からヒヨコが何羽か生まれた。

買ってきた卵は

3か所の農家直売所の4件の農家の4種類の卵、合計25個。

待ち遠しい21日間は湿度と温度に気を付け、

6時間おきに転卵した。

21日目に、一羽目のピヨ(土佐地鶏)が誕生し、

3日間で、8羽が誕生した。

2羽目のくろ(烏骨鶏)は、片足が膝関節からねじ曲がっており、

びっこを引きながらも、羽をはばたかせながら、器用に歩き

大きくなれば逞しく育つだろうと期待していたが、

5日目ぐらいに、

多分、餌を十分に食べられない割に、動き回るのに体力を使い果たし、

衰弱で死んでいた。

みどり、春花、茜と次々と殻を破って出てきた。

孵卵器の中で、殻に穴をあけながら、出てこられないのがいたので、

やるべきかどうか迷ったが、

二つの殻を破ってやった誕生したのが、銀ともう一羽だった。

もう一羽は頭が羽に絡まっており、

首を自由に動かせない状態で、

それがゆえに卵の殻を一か所しか突っつけず、

自力で外に出られなかったのだ。

この子は、何とか首も動くようになって、

歩き回れるようになっていたが、

足首が曲がっており、歩くのに苦労をしていた。

そして、私が名前を付ける前に、

水飲みの浅い器で冷たくなっていた。

まるで自殺でもしたかのようだった。


銀の卵は、卵角膜の7割程度が2重になっており、

それがために殻が破れなかったことが分かった。

私は注意深くそれを破って、銀を外に出した。

銀は他のひよこたちと圧倒的差がついていた。

他のひよこならする必要のない苦労をして、

卵の外に出るまでに体力を消耗していたのだ。

合鴨は28日の孵卵期間がかかるので、

相変わらず転卵を続けた。

以下次号

文中データ
ピヨ、春花、茜 土佐地鶏(全卵個数10個)
黒、みどり、銀、もう一羽 烏骨鶏(全卵個数6個)
赤鶏(全卵個数5個)
合鴨(全卵個数4個)

孵卵条件 目標

    湿度(60-70%)
    温度(平均27.5度)
    転卵 卵を回転させること。今回は1回約90度


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