![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137905826/rectangle_large_type_2_de5aa2b130af015225a08caa2d453d77.jpeg?width=1200)
あなたのあわらものがたり プロローグ
JR芦原温泉駅前に作られた賑わい施設アフレア。
【人と人 人とまち をつなぐ場所を‼】というコンセプトの元作られた近代的であり、日本の伝統を感じる木のぬくもり感じる吹き抜けの空間が広がる建物である。
この場所が出来ることで、駅前の賑わいと市全体の活性化が期待される反面、多くの市民からは、不安の声が上がっているということも少なからずあった。
なぜなら、こういった賑わい施設を設立し、イベントの時だけ賑わいを見せ、平常時には閑古鳥が鳴く施設を全国各地でよく見るからである。
我々の話題は、いつも『いかに市民が日々集うことできる施設になれるかどうか』と、いうその部分に集中していた。
とはいえ、予算を掛けずそれでいて人に関心を持ってもらう、ましてや親しみをもってもらうということは決して簡単なことではなく、立派な建物が立つだけで人が集まるというのであれば、全国に不思議と散らばるいわば『負の遺産』とも取れる施設は存在するはずもない。
なぜ、そのようになってしまうのか・・・
そのような会話の中、ふと我々はなぜこんなにも地元について真剣に話、議論を尽くしているのか?という話になった。
このように活動し始めてそんなに日もたっていないのに、自分の地元のため、まちのために忙しい日々の中で時間を作り、活動をしている。メンバーはそれぞれ癖が強く個性にあふれているのに、集まり同じ方向を向いている。その根底には、実は共感できる自分の故郷についての共通点があったからである。
この部分こそ、人の興味を引き、人をつなげ惹きつける『かかわりしろ』とも呼べる関係性を築くきっかけとなるのではないかと考えた。
人それぞれいろんな考え方、いろんな好み、いろんな表現方法があるとおもう。
そんないろんなあわら市民がそれぞれに持っているあわらについてのエピソード。
そのあわら市民たちが、あわらについて感じ、経験してきたエピソードを物語として流れている施設であれば、市民の愛着も湧き、訪れた人たちにもその人間味あふれる物語から興味が生まれてくると思った。
そこで生まれた、『あなたのあわらものがたり』
この物語は、あわらに生まれ育ち感じている感情やその人それぞれの小さな何気ないストーリーをまとめたものである。
この小さな物語が集まることで大きな物語が始まる!
アフレアの大きなビジョンでは、あわらを舞台にした、小さなノンフィクションストーリーを発信しています。
あわら市民が体験したあわらでのエピソードや、思い出の場所への想いを是非感じてみてください。
そして、この物語を完成させるのは、あなた自身の物語です。
おしえてください、あなたの、『あわら』ものがたりを・・・