【やすなの食探検🔍】奈良県吉野町でニラ収穫した話
Hello みなさんこんにちは!
よしむらやすなです。
2024年5月から、【やすなの食探検🔍】と題し、食から日本を再発見!新発見!をコンセプトに、食の生産者さんを訪ねています。
生産者さんと消費者のみなさんをつなぎ、日本の食文化への理解や普段の食事・食材選びに少しでも関心をもっていただけるよう、そして新しい食体験・おいしい食で笑顔をお届けできることを楽しみに、訪問先について情報発信をしています。
ぜひ、SNSなども覗いてみてください。
🔸SNS
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https://www.instagram.com/yasuna.japanfoodadv/
・Stand fm
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さて、今日は2024年5月になりますが、ニラ栽培をされている吉野絆ファームさんを訪ね収穫のお手伝いをしてきました。
(実は、この日NHKの取材がありました)
吉野絆ファームさんは、定年退職後仲良しのお友達同士が集まって、新規就農されたグループです。
耕作放棄地を活用し、積極的に農業用ドローンを活用してみたり、日々チャレンジされているグループです。
今回は、某有名ラーメンチェーン店に卸すために栽培されているニラを収穫。
ニラ好きですか?
私は、ニラと豆腐の味噌汁が大好きです。
スーパーで買ったら当たり前のように美しいニラたち。
1つ200円しないくらいの値段で簡単に買えてしまいますが、あれもこれも基本手作業で行われている事実を知ることになりました。
手作業の末に、おいしくて、見た目にも美しいニラたちをたべさせていただいてたんです、私たち。
ニラはアブラムシが天敵で、この日もアブラムシがついてしまって出荷できないものも数多くありました。
せっかく育てても、このように害虫被害にあってしまい、捨てざるをえないものも数多くあります。
畑で無事収穫されたニラちゃんたち。
次は選別作業が待っており、生育の悪いものや傷みがあるものをのぞいたり、規格に合わないものは躊躇なくのぞいていきます。これがめっちゃ勿体なさを感じました。
(人間が手で選り分けるのです)
こんなに手間暇かかって、私たちの食卓にやってくるのです。もちろんこの収穫や選別の後には出荷作業や配送など、いくつもの過程を経て食卓へやってきます。
捨てられるニラの救済
そんなに、捨ててしまうニラがあるなら..
じゃあ、その使えなかったニラで加工品でも作ればいいじゃーん!という発想も出てきそうなのですが…(私も思っていたのですが)
・誰がそれをやるの問題。
・どこに頼んだらいいのか、誰に相談したらいいのか問題
・人材不在問題(有識者という意味です)
・どこに売り先があるのか問題
・誰が営業に行くのか問題
・いくつ数がつくれるかわからない問題…
問題は挙げるとキリがないのですが、現実的な問題がいくつも出てきます。こんなこと、私が都心で働いていたときには想像もつかなかった現状です。
そんな現地の現状を知らず、知識だけで勝負しているときは的外れな提案やアドバイスをしてしまうことになりかねません。注意が必要というか、本当にその土地その土地で事情がことなるのです。
一応、私の収穫STYLEも載せておくか…っと。
すぐ買えてしまう野菜。
食に携わる方、食に興味がある方、そうでなくても!
日々簡単に買えてしまう野菜たちがどんな経緯を経て、売り場に並んでいているかということを知ると、本当に食べるもの、すぐに欲しいものが手に入るというのがどんなに尊く、想いがつまったことかがわかるようになります。
食は私たちの身体をつくってくれています。1次産業に従事されている方、日々美味しい食をありがとうございます。
番外編
実はこの日NHKの取材もこられていました。
暑い中、何回取り直しするねんな!
(TV取材のこだわりが垣間見えた日でした😄)