先天性眼瞼下垂症 手術までの道のり①診断編
先天的に右目に眼瞼下垂症を持っています。小さい頃大学病院で診断名がついて以来、説明するときこの聞き慣れない病名(?)を出すのもやっと慣れてきました。
矢先、母が軽度白内障と診断されてから「あなたも一回ちゃんと診断受けてみたら?最寄りの眼科で診てくれるみたいだよ」と言われ最寄りの眼科(以下A眼科)へ行きあれよあれよという間に1ヶ月後手術になりました。(現在:2021/02/26)以下あれよあれよ部分を書きます。
【12月ごろ】 母に言われてから例のA眼科へ初診。一人暮らし2年目、初診料にビビる。行ったはいいが、A眼科の常駐の先生ではなく提携病院から2週間に一度くらいのペースで来てる先生が眼瞼下垂症の専門らしい。しかもその先生の予約がちょうど満員らしく、つぎは2月の頭になっちゃうねと先生。仕方ないのでそれで予約をお願いしました。
【2月あたま】 いよいよ2ヶ月弱待った診療の日。wktk。なにしろ眼瞼下垂専門の先生とちゃんと話すのは初めてなもんで…
簡単に言うと眼瞼下垂症の手術法は2種類あって、ひとつは瞼を上げる挙筋を短縮したりする方法で、もうひとつは人工物or太腿あたりの筋肉を瞼に移植して眉毛の力で瞼を上げる方法。前者は主に後天性、後者は主に先天性の眼瞼下垂に施される。というのが先生と話すまでに私が21年間ネットで調べた情報でした(なにしろ先天性はほんとーーーーに情報がない。だからわたしはこれを書いているわけですが)
先生からも手術ならこの2パターンのどっちかですねというお話。だがしかし「挙筋短縮で先天性眼瞼下垂でもこれだけあがるケースもあるんですよ」と写真を見せる先生。え?マジ?移植する気満々だった私、動揺。
その写真の患者さんは私と同じく先天性で目の開きも同じくらいだそうで、ただ個人差が大きくやってみないとわからないとのこと。しかも私の場合あまり眉の筋肉を使っていないので後者の移植パターンもあまり意味がなさそうとのこと。診断10分ちょいで新情報が多すぎて混乱する私。ちなみに私の目の開きは左目14mm右目4mmとのことでした。ほぼ閉じてんじゃん もっと頑張れよ
私、あまりの動揺に「わたし化粧のために眉毛かなり剃ってるので眉毛の筋肉使ってないように見えるのかもしれないです」と言い出す。先生方(常勤の先生も横で一緒に診察してた。この先生明るくてかわいい。詳しくは採血編で。)、微妙な顔。まあそれなら2週間眉毛剃らないで再来週の同じ時間に来てね!と私を送り出したのでした。
②につづく