RSL期初期狂乱ヴァンプの全て
こんばんは、くいなです。
RSL期(リサージェントレジェンズ期)の狂乱ヴァンプでグラマスまで到達したので記念に記事を書きたいと思います。グラマス到達時の順位は23番目で、最高連勝は13連勝でした。
今回も合わせて3期連続で狂乱ヴァンパイアを使用しております
アグロデッキ(早期決着)ということもありアンリミが初めての方やシャドバをするのが久しぶりの方におすすめできます。5.6tに試合が終わるので試合の効率も良く試行回数を稼ぎやすいです。
構築
採用カード
①眷属の贈り物 評価S
0コストでお互いに1自傷しながらフォレストバット(以下コウモリと呼びます)
このカードがあるおかげで3tにフラウロスや煉獄のダークナイトを出せるようになります。また、ヴァンピィや夜天と合わせることでリーサルターンを早めてくれるカードにもなっています。
②悪魔の笛吹き 評価S
悪魔の笛吹きは最初ネタ枠として採用していたが、強かったカードでした。
1tに置くこともあれば狂乱ミラーで後攻の捲りふだとして活用することもありました。盤面に残れば残るほど打点が上がっていきリーダーの体力も回復でき、先後関係なく、最強のカードでした。
③バットノイズ 評価A
狂乱(自傷7回)の前は1自傷しながら面を展開でき、狂乱状態の時にはコウモリを出しながら進化をして1ドローすることができます。贈り物と同様に夜天やヴァンピィと使うと打点が3点か4点増えるカードになっています。また手札が減らずに面展開をしながら相手の盤面除去をすることができるのでこれも最強です。
④バイオレントスクリーム 評価A
手札が減らずに盤面を荒らしながら自傷カウントを進めることができるカードです。贈り物で相手の盤面に残っているコウモリを除去したりミラー時後攻の捲りふだとしても活用します。(笛吹き3点スクリーム1点で煉獄を倒したり横のコウモリを倒したりなど)
⑤シルバースナイプ 評価S
基本的な使い方としては相手の顔を詰める時に使用するカードで3点を刻めるので安息下でも影響がなくダメージカットは基本貫通できます。
こちらも面に3点出せるカードということで後攻の捲りふだとして使うことができます。
⑥鮮血の花園 評価S
シャドバ初期から存在しているアミュレットが現在も使われているのは感動をしています。4ターンかかりますが1枚で4点減らせるカードとして現代環境でも最強です。
⑦愛絶の姦淫・ヴァーナレク 評価S
狂乱状態だと2コスト3点疾走+1点AOE0コススペルを手札に加えることができます。ラストワードで自身を7枚増やすことができターンが進むほど手札にくる確率が多くなります。一番強い使い方としては4tに煉獄のダークナイトの後ろにだして疾走で殴ることです。多面除去をすることができない対面であると2枚目のヴァーナレクやシルバースナイプで押し切ることができます。
⑧紅き血の女王・ヴァンピィ 評価S
狂乱前は使わないですが、狂乱後は盤面除去や顔を詰めることができるカードです。有名すぎるカードですが打点の目安は、単体で7点(4PP)贈り物1枚で10点(4PP)バットノイズ1枚10点(5PP)です。贈り物やバットノイズを持っているほど打点が増えていきます。6tに19点をだすこともあります。
⑨ダークオーダー 評価A
ダークオーダーは自傷を2回稼ぎながら手札を増やせる神カードです。
3tにフラウロスや煉獄を出すために贈り物の次くらいに使用するカードです。
狂乱状態ですと1自傷になりますし復讐状態ですとデメリットなしの2枚ドローになります。カードパワーが高すぎます。
⑩眷属の飼育 評価A
2ターンに渡り2回自傷をできるカード。今期ずっと回していて強さをようやくしれました。2tに使用し3tの自傷を予約できます。贈り物を引いていない時にもフラウロスを出すことができます。手札が増えているのも強く、飼育のドローで顔を詰めるカードを引いてくることが多数です。融合先の血族はEPを回復しながら自傷をしても体力が減らなくなり、終盤には体力がなくなりがちな欠点を減らしてくれるカードです。
⑪夜天の吸血鬼 評価S
1枚で3面展開することができるのと自傷を2回進めることができます。
3tに夜天+贈り物で自傷回数が4回なのでフラウロスが出ます。(面空いてなかったら確定、面1枚埋まっていても相手の盤面を触れたらフラウロスがでます。)
3tに使うことが多いですが中盤の耐久をしながら手札を整える時にも活躍します。必殺と疾走、ドレインは効果を盛りすぎです。
⑫フラウロス 評価S
3以降の自傷4回でデッキから直接5/3がでてきます(なんで)
全盛期は1tにでていたフラウロス君ですが調整されてしまい3t以降になってしまいました(返してください)
3tに5/3が並ぶだけで威圧感があるので最強です。
⑬煉獄のダークナイト 評価S
3tにフラウロスと一緒に出すと盤面で殴っているだけで勝てます。
3tに出すことができなくても4tに疾走やバットノイズを裏に隠すことで盤面を残すことができます。素引きしてしまったら眷属の飼育に融合してしまえば解決です。
直接召喚後はデッキから同名が消滅してデッキを圧縮できるのも強みです。
⑭蹂躙のデーモン 評価B
このカードは自傷ができればいいのでこのカードではなくても大丈夫なのですが、盤面を圧迫しないことやフォロワー側を稀に使用することがあるので蹂躙を採用しました。
不採用カード
①ルージュヴァンパイア
ルージュはドレインを持っていて狂乱状態であればスタッツが上がり突進も付与されますが、悪魔の笛吹きは突進をデフォルトで持っているので笛吹きを採用しました。
②禍々しき侵食
手札を減らさずに自傷稼ぐことができるカードですが蹂躙のデーモンの方がフォロワーの面も使うことができるので不採用です。シルバースナイプがなければわんちゃん入っていたかもしれないです。
③鮮血の首飾り
手札減らない自傷アミュレットですが最速3tでフラウロスや煉獄を着地させるためには面を展開するのは最低限にしたいです。1tに置けると影響はないですが2.3tに置くのは少し弱めなのとドローのタイミングがターンの開始時なので3tの時に上から贈り物を持ってくることができないので微妙です。狂乱状態の時には3点回復がありこのカードの良いところなのですが先程と同様に回復のタイミングがターンの開始時なのと中盤や後半はヴァンピィやヴァーナレクで打点を揃えて殴りにいくので面を圧迫したくないので採用はなしになりました。
④ディアボロス・ヘドネ
全体破壊できるヘドネですが単体のパワーとしては強いのですが今の環境は面を強くするというデッキ自体少ないので少し弱いかなと思っています(骸は大佐とイーターが立つとそもそも無理なのと秘術だとパメラ、ライリー、スペコンの盤面だと夜天で回復しながら処理をしたい)
狂乱の強みと弱み
強み
・顔を詰めながら盤面を形成できる点。
・狂乱状態だとカードパワーが全部高い。
・3tにフラウロスや煉獄のダークナイトといった強いカードを山札から出すことができる。
・ヴァーナレクが強い。
・必殺とドレインで盤面を処理しながらターンを延長してリーサルターンまで引き伸ばすことができる。
弱み
・回復特化のデッキに当たるとむり
・特定の条件達成するために盤面除去や回復をするデッキには弱い
・体力が実質13しかないため体力管理が難しい
・相手がアグロだと厳しい。
・フラウロスと煉獄のダークナイトを素引きしていると打点が伸びない。
マリガン
対面によってマリガンを変えることはなく自分の動きを最優先にすることが大切です。
1.先攻
・眷属の贈り物:1枚あれば良いが複数ドローカードが横にあるなら2枚まで
・悪魔の笛吹き:1枚まで
・鮮血の花園:1枚まで
・バイオレントスクリーム:1枚まで
・ダークオーダー:2枚まで
・眷属の飼育:2枚まで
・夜天の吸血鬼:贈り物と一緒にキープ
・蹂躙のデーモン:2枚まで
2.後攻
・眷属の贈り物:1枚あれば良いが複数ドローカードが横にあるなら2枚まで
・悪魔の笛吹き:2枚まで
・シルバースナイプ:1枚まで
・鮮血の花園:1枚まで
・バイオレントスクリーム:2枚まで
・ダークオーダー:2枚まで
・眷属の飼育:1枚まで
・夜天の吸血鬼:贈り物なくてもキープ
・蹂躙のデーモン:1枚まで
マリガンは基本しない方が良く、直接召喚が出来るかどうかで火力が違うデッキなのでフラウロスや煉獄を引かないように極力マリガンは控えた方が良いとおもいます。
回し方
まず前提として狂乱ヴァンプというデッキは体力は20ではなく13から始まる。と思うようにしましょう。結構大事です。先攻が有利なのでほぼ勝てます。
3tに4回自傷をすることができるかをマリガンの時に考えておくことも大切です。
意識することは1つで先3でフラウロスや煉獄を同時に直接召喚することだけです。
直接召喚の優先(?)はフラウロス>煉獄です
先3でフラウロスを出すには1コス自傷を3回と0コス自傷を1回することや夜天の吸血鬼1枚と贈り物1枚で達成されます。
煉獄と一緒に出すためには1.2tに合計3回自傷していないといけないためハードルが高くなってしまいます。優先度としては先程述べた通り、出てくるタイミングがフラウロスは4回自傷なので条件が重いのでフラウロスを優先します。煉獄は狂乱状態であればターン終了時に出てくるので4t以降に面を広げながらついでに出すことができます。
・先3フラウロスの例
1コス自傷3回+贈り物
1コス自傷3回+鮮血の花園
眷属の飼育+1コス自傷3回
眷属の飼育+ダークオーダー+1コス自傷
ダークオーダー+1コス自傷+贈り物
ダークオーダー+1コス自傷+鮮血の花園
夜天+眷属の贈り物
基本的なプレイですが狂乱状態になるために1tから自傷しながら手札を整えます。
狂乱状態は先攻4tで煉獄が残っているのであればヴァーナレク+シルバースナイプを使い顔を詰めながら煉獄を出してヴァーナレクを隠しましょう。後攻の場合もヴァーナレクを出し進化して顔を詰めましょう。2PPで6点でるので半分は削れます。
先1で悪魔の笛吹きを置けていて狂乱状態に入ることができた場合はドレインが3点になるので自傷カードで山を掘り進めシルバースナイプやヴァーナレクといった顔を詰めるカードを集めにいけます。
今回のランクマで気をつけていたことがひとつあり、眷属の贈り物で相手に送ったコウモリは絶対に残さないというプレイングを徹底していました。例えばですが眷属の贈り物とセットでバイオレントスクリームを使ったりシルバースナイプを使っていました。骸の王の早出しに協力することは自分の負けに繋がっていますし、共鳴ネメシスの時はカシムの効果で面を取られたあとにコウモリで殴られることがあり、面を返すことが出来ない状態になることがあります。
狂乱ヴァンプは相手にテンポを取られたら負けるデッキです
各対面
ホズミエルフ
・幻獣型
先攻有利
後攻有利
・シンシア型
先攻有利
後攻有利
・オベロン型
先攻5分
後攻有利
全対面で腐食を持たれていると5分よりになりますがほぼ有利です。きちんとフラウロスと煉獄を出すことができれば勝てます。
超越ウィッチ
有利です。
次元の超越は最速でも5tなのですが、その前には体力を無くすことができるので直接召喚をきちんとできれば勝てます。
後4でチャクラムウィザードで盤面を処理されても相手の体力は半分を切っているのでヴァンピィやヴァーナレクで削りきれます。
秘術ウィッチ
不利です。
エクステンドマジックでの除去やパメラでの5点回復での遅延で消費スタック7回が達成されライリーやスペリオルコントラクターの疾走でカウンターされてしまうので不利です。
体感4割は勝てる気がしてますが上手い人だと全く勝てません。
ディスカードドラゴン
有利です。
相手がリュミオールを出す前に体力がなくなっているか最速PPブーストでリュミオールを出すことができたとしても手札の枚数が足らなくて打点が少ないのでほぼ勝てます。
庭園ゾーイ
有利です。
庭園を出されたらヴァーナレクは1コスになりますしヴァンピィも1コスになるので庭園を置いた次のターンでだいたい終わります。
葬送ネクロ
先攻を取れたら5分で後攻の場合は不利です。
相手も同じで3tに4/4と3/4を並べるデッキなので先攻ゲーです。相手の事故待ちです。
骸ネクロ
有利です。
骸は相手が4tに骸をプレイすることができるかどうかで勝敗が決定します。4tにプレイすることができても深淵の大佐さえいなければ勝てるので5分寄りの有利です。
狂乱ヴァンプ
ミラーは先攻有利で後攻は手札次第ですが5分です。
先攻は脳死でフラウロスや煉獄を出していれば勝てます(ほんとに)
採用カードでも少し記述した後攻の捲り方ですが
フラウロスのみであればシルバースナイプor悪魔の笛吹きを使い面を返してこちらもフラウロスと煉獄を出します。横にコウモリやフォロワーが並んでいたらバイオレントスクリームで除去をしながら悪魔の笛吹きを使い体力を回復しながら煉獄やフラウロスを返します。後手は笛吹きの攻撃を残して狂乱状態に入ると選択肢が多くなるので慎重にプレイしましょう(3敗くらいしてる)
ハンドレスヴァンプ
先攻は有利で後攻は不利です。
この対面は復讐に入られると無理なので諦めましょう。アグロミラーでは先攻は100%勝てます。
相手にセクシーヴァンパイアを引かせないようにお祈りしましょう。もし引かれたら暴言吐いて発散しましょう。
回復ビショップ
先後どちらも5分です。
3tに煉獄フラウロスができると回復が間に合わないところにヴァンピィやヴァーナレクを当てることができます。ターンが伸びていくにつれヴァンピィ+バットノイズの打点が伸びていくので不利まではいかなかったです。
アグロデッキなのに受けデッキに5分とは(困惑)
黄金都市ビショップ
新弾が出て黄金都市のナーフが解除されまた環境に戻ってきました。
相性的には有利です。
安息を貼る前に顔を詰めることができますし、安息を貼られてもシルバースナイプやヴァーナレクは3点なので問題はないです。
AFネメシス
有利です。
機構の解放が無いため5t以降にインパルスやキャノンを使うため4.5tに決着がつく狂乱は有利です。エッヂアーティファクトで延命されたとしてもこちらの火力の方が上なのでターンをかけるほど相手の体力がなくなっていきます。
共鳴ネメシス
5分です。
黄金都市と同様にカシムローザの制限解除で共鳴ネメシスが復権しました。
カシムの盤面破壊やローザの回復での遅延が重なった瞬間は負けです。気をつける点はオートマティックメイデンのラストワード時のドローでカシム効果を起動されてしまうことです。
最後に
ここまで長く読んでくれてありがとうございました。狂乱ヴァンパイアが手に馴染んできたので記事を書いてみましたが参考になりましたら幸いです。皆さんもアンリミを始めましょう。
「ここ分からないよ〜」や「なんでこれ採用してないんですか」といった質問はいつでも受け付けていますのでリプかDMまでお願いします。