奪還のロゼ 第二幕感想

おもしれ〜〜〜〜〜〜〜〜。第一幕と比べると情報量が落ち着いて見やすかった。二話をほぼ丸ごとダモクレス戦に投じているからか、第一幕ほど30分の区切りを感じさせず、それも劇場で観る映像の体感として良かった。

第一幕で奪還のロゼに対する総合的な印象を書いたし第二幕からはしょうもな主観感想でいきます

・フレイヤエリミネーターの設定、コンマ4秒に比べたら100メートルは容易だろもっと感動しろ!!!!

・ナラ様のナイトメアフレームのデザイン、かわいいのにクールで素敵

・指揮班が戦闘班と分離しており、かつ複数人で執り行っているの、正しい布陣

・ブレイズルミナスを部分的にでも破壊できる技術あるなら黒の騎士団こそが事前にどうにかしとけよ

・ナラ様迎え撃てって黒戸さんに言われた時、の小田友臣の「マジすか?」好きすぎる。自分につとまるわけなくね?って心情が声に乗りすぎ

・落ちるダモクレス笑笑笑笑笑 一回消滅してるはずなのに予備機とか作られてるしこいつ最後まで厄介で面白かった。ニーナ、お疲れ様

・3の倍数と3のつく数字だけメイドになるサクヤ 饒舌兄さんかわいいね

・ここで終わんの!??困ります!!!!!!!

情報が既出になってきた中で最後の30分で新出の情報を出し、含みを持ちに持たせた第三幕の予告で90分を終わらす。一ヶ月という期間が空いたとしても劇場に人を運び続けさせるその手法、あっぱれです。6月の前半に観てたら続き気になりすぎて気がおかしくなってたて。

全12話(四幕)という尺の都合上致した方ないのかもしれないけれど、キャラクターたちの動悸があると良い気がした。ハルカがなぜエースパイロットになろうとしていたのかとか、そもそも七煌星団というレジスタンスに参加し、生死をかけるにはそれなりの心情があるはずで、それが片鱗でもいいから見えると良かったなと思う。あまり丁寧にやりすぎても中弛みになるし、12話という限られた時間の中で散りばめるにはあまりに難しいけれど。でもこの動機が見えるだけでそのキャラクターがただそこにいる人じゃなくて、明確な名前と個人を持つ気がするから、それがあったらよりみんなに夢中になれたなと思う。基本的に展開をおもしれーと思っているけれど、その展開を作るのはキャラクターたちだからね。

それにしてもみんなコミュニケーションちゃんととってて良いですよね。ハルカがダモクレスに穴開けた時にありがとうって言えるロゼよ。ルルーシュとか何してもらっても「よし!」くらいしか言わないからな。
捻くれてなくて、素直で。だからこそサクヤとアッシュの結末が気になる。誤認と誤解が、そしてギアスが二人の道を違えさせてしまうのか。他人を思いやり痛みを抱えようとする人たちでも願いの前には等しいのか。反逆のルルーシュで辿った道筋を二人はどう歩むのかめちゃくちゃ気になるよーーー!!!!!早く、早く観させて。

それと、第一幕が面白かった!と思う理由の一つとして前作のキャラクターたちがほとんど出てこないことがあったんだけど開始早々C.CとL.L出てきてお前ら出るんか〜〜〜〜〜〜〜〜い(山田ルイ53世)ってずっこけかけた。だけれども、それ以降物語に関与しなくて、これはこれで良い出し方をしたなと思った。

復活のルルーシュであの時間(反逆のルルーシュ)を生きたルルーシュが戻ってきた様に見えた。また会えると思ってなかったから嬉しかった。でもルルーシュがナナリーと一緒に居ることはもうできないように、この再会は歓迎されるべきことではないだろうって気持ちもあった。カレンとスザクのMINDを持ってた。

でも違った。そこにいたのはL.L.で、ルルーシュ・ランペルージもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアもいなかった。姿を見て、話しているのをみて、本当にそうなんだなって理解できた。だから嬉しかった。

あの時間を生きたルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが本当に好きだった。そしてL.L.として君と再会できて良かった。戦火の届かない場所で、長い旅路を緩やかに過ごせたらいいなと思う。

復活のルルーシュで掘り起こされた感傷をやっと昇華することができた気がする。存在がもはや伝説のポケモンみたい。いつだって風を感じるよ。後腐れなく手を振れて良かった。またいつか、会えたら会おう

第三幕楽しみ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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