「馬単60万馬券◎→〇」を2週間で的中した指数の取扱説明書

はじめに

 はじめましての方ははじめまして。一応当ブログの自己紹介していおくと、こちらは2年ほど前から競馬予想を上げ始めたブログです。主に血統を重視した予想を公開していましたが、最近は完全に更新をさぼっていました。ツイッターではちょっとだけつぶやいたのですが、集計はしていませんが、小点数の穴狙いで、長期的な回収率はそこそこ程度だったんじゃないでしょうか(知らんけど)。
 指数の運用を開始したのは8月17日開催からなので、この記事執筆時点では運用開始2週間足らず。この2週間で、記事見出しにある通り、馬単60万馬券を本選で的中させました。他にもワイド189倍や124倍なども、同じ2週間の間に的中させています。10倍以上の中穴なら他にも5本当てています。印を打ちまくっている、買い目が大量にあると思われるかもしれませんが、すべてのレースで◎、〇、▲の三頭にしか印を打っていませんし、印を打っていない馬が絡む馬券は一切買っていません。
 この記事では指数の詳細な算出方法は公開できませんが、おおむねどういう要素から算出しているのか、どのような買い方がおすすめかを説明していきます。なお、指数の公開は、現在はツイッターでしていますが、今後はこのノートでも更新しようと思います。「本当にこんなに当てたのか?」と思われる方には、この2週間での的中リストと買い方別の回収率一覧表を張っておくので、ツイートと照らし合わせて確認してください。全日ツイートしているので、すべて照会することは理論上可能です。

的中実績

 さて、記事にある「馬単60万馬券◎→〇」ですが、これは見てもらった方が速いでしょう。当該レースは先週8月25日、新潟2Rです。

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 このレースの指数の予想は、以下の通りでした。
◎7.ウヌボレヤサン227.38
〇12.バウンドトゥウィン224.8
▲11.イデアイゴッソウ224.59
 ◎→〇で決着、三連単も危うく1千万馬券の大波乱レースを、◎→〇で仕留めました。「さぞ儲かりはったんでしょうなぁ」;と言われそうですが、後述の方針でワイドしか買っていません。しかも試験運用期間だったので100円しか買っていません。むかつきますね(暴言)。
 前述の通り、ほかにも高額的中がありますが、とりあえずは先ほどのPDFに記載されている「ワイドボックス回収率246.9%」という数字だけ覚えておいてもらえればと思います。

指数の算出方法と得手不得手

 この指数は、おおむね四つのファクターと、それを補正する二つの係数から算出されます。ファクターはその馬の過去走のデータから算出され、それぞれ
1.テン瞬発力指数
2.位置取り力指数
3.ロングスパート指数
4.末脚指数
と呼称しています。要するに、テン瞬発指数は発馬の良さや走り始めてからののダッシュ、加速力▽位置取り指数は、隊列が固まる初角侵入あたりでのポジション取りでどの程度前に行けるか▽ロングスパート指数は、上り3ハロンあたりの長い時間のダッシュ力▽末脚指数は、坂のあるコースでいうと坂を超えてからどれだけ頑張れるかーを表しています。これらは、過去走の位置取りやラップタイム、上り3Fなどから算出しています。
 そしてこの四つのファクターを
1.コンディション係数
2.コース係数
で補正しています。コンディション係数は、日々変わる馬場の重い軽いをその日のレース結果から数値化します。コース係数は、各コース条件(場所、芝orダ、距離)ごとに各指数の重要度の比を算出したものです。これら係数で指数を補正し、そのレースでの評価としているわけです。
 そのため、この指数には以下のような苦手条件があります。
1.新馬戦、障害戦
 はい。新馬戦は得意とか苦手とかじゃなくて、過去走データがないので算出不能です。障害もやろうと思えばできるのかもしれませんが、データのフォーマットが違いすぎるので、少なくとも現段階では算出していません。
2.極端な延長、短縮
 一応距離ごとにコース係数で補正してはいますが、あんまりにも大幅な距離の変動は、血統により適合できるかできないかが大きく変わります。基本的には大幅延長の馬がよい指数になりやすく、逆は悪い指数が出がちです。
3.極端な雨馬場、雪や凍結防止剤などの特殊馬場
 これはまだ本格運用してから当たってはいないのですが、異常値をはじくために平均的な状態の馬場で各係数を計算しています。そのため、異様なコンディションだと、コース係数の補正が無力化どころか裏目に出る可能性もあります。いっそ購入を見送ってもいいかなぁと思っています。
4.安定的な的中率、回収率
 これは簡単で、コース補正により、いわゆる「適性」を非常に重視した指数となっているためです。差しが有利なコースなら、前走で逃げて10馬身差つけて勝った馬も評価が大きく割り引かれます。かといって、回収率(すなわちオッズ)を加味している指数でもないので、ガチガチの人気馬から、先ほどの60万馬券のようなとんでもない大穴馬までまんべんなく指名してしまいます。体感と(サンプル数は少ないですが)データ的には、単勝オッズ10倍以下かつ複勝オッズ2倍以下の馬の回収率が低いので、これは避けるべきではないかなぁと思います。

おすすめの買い方

 以上を踏まえ、当指数のおすすめの使い方をズバリ言うと「低配当を除いたワイドボックス買い」です。低配当だとご自身が感じるライン(個人的には先に挙げた条件)を満たす馬同士のワイドのみ避け、他は印三点のボックスで買ってしまう。恐らく超長期的な回収率は三連複の方が高いだろうと睨んでいるのですが、多分それを当てるまでに必要な試行回数が多すぎてお財布が持たないと思います。
 また、血統や枠順、騎手といったファクターは全て無視しているので、これらを用いた予想に自身のある方は、その一助としてもらってもいいでしょう。

おわりに

 以上、独自指数の取扱説明書でした。何か疑問点などあれば、答えられる範囲で回答しますので、ツイッターや当ブログコメント欄にお気軽にお問い合わせください。


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