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「ミニマリストになりたい」を捨てる

「ミニマリストになりたい」
という憧れは、もう捨てました。

くぎゅう10です、

ぼくは、
子供の頃から片付けが
できない子でした。

散らかった部屋の中から
モノを探すことは困難で
なくしものが多い子でした。

22歳の時にひょんなことから
ゲストハウスを転々とする暮らしに。

カバンひとつで引っ越しする
スタイルは自分に合っていた
ように感じます。

でも、実家に帰ったり
ワンルームマンションで
一人暮らしすると

またモノだらけで
散らかってしまう。

そんな中、
四角大輔さんの
「自由であり続けるために
 20代で捨てるべき50のこと」

という本に出会い、
ミニマリストの考え方に感動します。

(最近文庫版がでたようです、未読の方はぜひ)

以来、ぼくも
「ミニマリストになりたいなぁ〜」

とゆるーく思って、
部屋をちょっと
片付けたりしていました。

2年くらい前のぼくの部屋片付けBefore
2年前片付けAfter この一角だけは、片付け直後はキレイ

しかし、

ぼくが部屋を片付けようと
動くのは年に数回なので

その間にモノが増えるスピードと
片付けでモノを減らすスピードは
だいたいトントンでした。

初期は増えていくスピードの方が
なんなら多かったです。

ですが、今年の4月から
「小さい人生を生きていく」
方針にシフトしてから
時間的余裕ができ、

ちょっとずつ片付けも
進んできています。

しかし、本を片付けて
次は電化製品をメルカリして。

まだまだ床にモノが残っているし、
次は机の中の雑貨。

まったく手をつけていない
収納もいくつかあります。

「まだまだミニマリストになるには
 道が遠いなぁ・・・
 いつになったらミニマリストに
 なれるのだろうか?」

と疲れてきました。

ぼくが幸せを最大に
感じられるモノの量は
もっともっと少ないと
思っています。

ぼくはモノの管理が苦手なので
少ない方がいいからです。

スティーブ・ジョブズや
マーク・ザッカーバーグみたいに
私服を制服化するスタイルに
憧れを感じます。

「あとどれくらいで
 ミニマリストに
 なれるのだろうか?」

と再度つぶやいた時に
気が付きました。

「別に、ミニマリストになるのに
 条件とか資格とか
 いらなくない?」

「別に、今日から
 ミニマリスト名乗っても
 良くない?」

ぼくは起業したり
起業塾に入ったりしてたのですが、

そこで教わったことの1つに

「コンサルになりたかったら
 まずコンサルタントを名乗りなさい」

ということでした。

むちゃくちゃ言っているように
聞こえるかもしれませんが
これは1つの真理です。

別に、コンサルタントを
名乗るのに、実績とか
資格とかは本当に必要ないです。

最初は誰もが実績ゼロです。

例えば友人にお願いするとか
初学者同士で相互コンサルするとか
そういう方法で最初の実績となる
仕事をとってくるもんです。

でも、最初に
「私はコンサルタントです!」
と名乗る覚悟がなければ、

(「コンサルタントになりたいです」
 ではないところがポイント)

友人にお願いするとか
気恥ずかしいことや
相互コンサルするといった工夫は
生まれてきません。

で、ぼくは
ミニマリストで仕事したり
するつもりはないので

趣味のミニマリストなので
ますます、名乗るのに
遠慮いらないことになります。

まぁ、

「こんな部屋でミニマリストを
 名乗っているの?www」

と馬鹿にされることは
覚悟しないといけないかもしれませんが。

でもでもでも。

それだって
ミニマリストのスタイルは
人それぞれです。

節約系ミニマリスト、

時短系ミニマリスト、

シンプルデザイン好きな
ミニマリスト、

アウトドア系
ミニマリスト、

求道系ミニマリスト
(と、ぼくが勝手に読んでる
 一番ストイックなタイプ)。

その人の仕事・ライフスタイル・
理想の人生によって
残すモノ、捨てるモノは
様々です。

ぼくが胸張って
ミニマリストになったとしても

例えば一番ストイックな
求道系がひょいと現れ、

「スーツケース1つに全荷物が
 入らなきゃミニマリストなんて
 言えないよ」

とマウントとられちゃうリスク
十分あるわけです。

逆に言えば
そういうナンセンスな
マウントを受け流す覚悟さえあれば

誰もが、どんな現状でも
ミニマリストを
名乗ってもいいことになります。

ぼくのような、

・アキバ系オタクで
・子供部屋おじさんで
・現在進行系で片付け中のミニマリスト

がいたっていいじゃないですか!

ぼくは「ミニマリストへの憧れ」を
捨てることにしました。

「ミニマリストになりたい」
という憧れは捨てて

ダサくても
ミニマリストを名乗ろうと思います。

オタク系ミニマリスト
くぎゅう10を

これからも
よろしくおねがいします。

ではまた、

くぎゅう10

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