緊縛はサウナと同じ!苦痛からの解放こそ真の快楽
隔月で行われる縄会に参加する彼女。
縄会とは、「縛る人」と「縛られる人」が集まり緊縛を楽しむ会です。
彼女に「縛り」の魅力について聞いてみた。
緊縛されると身動きが封じられ、肉塊となり無抵抗な自身を知ります。
吊られたりすれば、自重が縄に加わりジワジワト締め付けられていきます。
縄が皮膚に食い込む感覚は、背徳の沼に沈んでいくようにも思えます。
緊縛を解かれると、沼の苦痛から解放され体に自由が戻ります。
身動きできない不自由や、同じ姿勢を余儀なくされ、食い込む縄の苦痛からの解放が魅力だと語ります。
「サウナと同じかも?」
暑さの苦痛から解放され、水風呂、更には冷えたビールを飲む至福は、緊縛と同じ感覚のように思えると・・・・
私はSMは「飴と鞭」の世界だと思っていた。
飴が快楽で鞭が苦痛かと
快楽が無ければSMは成立しないのでは?
そんな小さな疑問が解けた気がした。
SMは別に飴がなくても成立します。
Mにとって責めからの「解放」は、何よりものご褒美なのかもしれません。