2024/12/07来週の日経平均を考察
今週の振り返り
日経平均終値39,090.95円、日経CFD終値39,291.00円と対日経平均+200.05円で引けました。対日経CFD先週終値だと+1,008円と上昇。
ようやくレンジの中間値38,700円を実線を超えて終了。想定より強めの上昇だったものの、先物時間は強くザラ場は弱く短期の売買が活気な模様。
日経平均加重PER15.69~15.94倍、売買代金はレンジ中間値を超えた火曜日に5兆円、陰線で上昇した水木も4.2兆円ありました。年末に向けてちょっとだけ視聴率が上がった日経平均株価。4万円超えの期待もややできるチャートになりました。
今週の日経平均ヒートマップ
全体的に上がっているように見え先物トレードのヒートマップ。日経平均株価が週間+2%程度の上昇があったのに、そのパフォーマンスを超えていない個別銘柄は売られているということになるので入りにくい銘柄だと思って来週はトレードしたほうが良さそうです。
指数より上のパフォーマンスの銘柄たち。強いようで弱そうに見える金融セクタが上げ、電機・電子系製造業も資金が入って、やや異質なのがリクルート、7月発表の自社株買い・25年3月期予想増に続き大日本印刷の売却などネタに尽きない銘柄、ただ上昇角度がまた急になって来たので撤退準備はしておきたいところです。
日経CFD週足チャートで考察
ようやくレンジ中間値を超えてくれました、先週はもう無理だろうと諦めていたのですが想像以上に強かった。日経は基本的に上はゆっくり、下急速にという指数なのでこの形ならば来週もちょっと期待できそう。
来週の想定
来週は「このまま続き足で4万円を目指したい」と言いたいです。4万円超えると都合が悪いファンドがあるのでSQ前に叩き落とすか、落とせず焼かれるかのドラマチックな展開を期待したい。
来週の相場はTOPIXコア30の値動きに注目しておけばよいかと思います。
というのも先程の日経225+2.5%ヒートマップの中にコア30が12銘柄入っており、11銘柄は入らずともプラスで推移。残りの7銘柄のうちセブン&アイは買収劇でヨコヨコ、三井物産は日経225に採用されておらず。実質5銘柄だけ下がっており、今この閑散期に注目しておけばいいのはコレだけ済みそうです。
日経CFDドル円換算週足チャート
日経CFDドル円換算終値は262.05ドル、為替149.96円/ドル。先週終値から6.22ドルの上昇、為替は0.26円/ドルの円安。
先週と同じく6ドルの上昇。先週は26週線超えていたのでもっと強気な予想でも良かったのかもしれません。今週は13週線も超えたので強気予想でいきたいところですが、「利上げ観測が遠のいたはず」からの「利上げしたい」が出てきたら困るところですね。
来週の想定
来週相場にいるべきかどうかはさておき、来週は材料もなしに動きそうなのでコア30・値嵩株・半導体銘柄が揃って強い動き示した場合はレンジ上限いっぱいもの268ドルを見たい!為替次第な部分も多いですけど。
上昇方面268ドル
155円/ドル:41,540円
150円/ドル:40,200円
145円/ドル:38,860円
下落方面254ドル
155円/ドル:39,370円
150円/ドル:38,100円
145円/ドル:36,830円
想定145円/ドルが久しぶりに登場しましたがこちらの方へ行くと来年は円高進行になるかな。
〆の紅茶
ポートフォリオから半導体関連がほぼほぼ抜けきってしまったので半導体上げで4万円到達すると全く旨味がない年末になります。そいう点でも今年はもうガチャガチャしなくてもいいかな。
先週九州旅行2泊3日の間に5件も交通事故見かけてしまい、身を引き締める想いです。投資でも生活でも年末はゆとりを持って安全に過ごしましょう。
それでは皆様良い週末を!
(あくまでも個人予想です、投資は自己責任でお願いします。)