見出し画像

2024/9/21来週の日経平均を考察

アメリカ金利の利下げなどイベント盛りだくさんの一週間お疲れ様でした。
日経CFD38,207.00円、日経平均終値37,723.84円と+500円程で終了。
週の後半からすくすく伸びる形になりました。

日経CFD週足チャートで考察

日経CFD週足チャート

日経CFDは先週の終値からきれいな続き足でスタートできました。
週の前半は先週の続きで37,000円の重石に押されましたが、想定通り上昇38,000円まで上がりました。

ただ最新の投資主体別売買を見ると海外は更に売り込み。先物の手口を見ても、大きく変わったようには見えず。ただ売り過ぎただけの買い戻しですか、あまり理由がわからない。8月2日の暴落と同じような戻し方が見られるのでまだ上昇が続いても不安定な状態には変わらないでしょう。

来週の想定

日経CFD週足チャートを見るとちょうど13・26週線の間、20週線(38,236円)タッチそして7月3週と9月1週の実線上値に引いた、仮の上値抵抗線(今週だと上ヒゲタッチ)を超えるかどうか。
先物手口だと10月限コール4万円が増加しているので、超えるなら来週39,000円も見られそう。

下落方向は今年の2月から実線や下ヒゲの支えになっている37,000円がありますので割っても実線終値がそのへんかもしれません

日経CFDドル円換算週足チャート

日経CFDドル円換算週足チャート

日経CFDドル円換算終値は267.14ドル、為替は143.85円/ドル。先週考察では上昇パターン256~268ドル・想定為替138~143円/ドルでした。下ヒゲ256.58ドルでしたのできれいに想定通りでした。久しぶりにキマった。

ただこう見るとかなりパツパツで外国人の高値掴みはかなり救われた形。
ドルベースでは週足5MAと20本ボリンジャーバンド+2σの間で上昇トレンド始まりそうにも見える。そうなると為替がゴリゴリ動きそうな…。あまり想定出したくないですね。
想定為替137~147円/ドルとちょっと大きく取らないと…。

来週の想定

上昇パターン263~272ドル
150円:上昇時はいかない…はず。
145円:38,135~39,440円
140円:36,820~38,080円
135円:35,505~36,720円

下落パターン256~268ドル
150円:38,400~40,200円
145円:37,120~38,860円
140円:35,840~37,520円
135円:34,560~36,180円
行って戻ってパターンなので『先週予想の上昇パターン』が下落に転じた形。
気をつけるのは263ドル前後で上昇に転じれるかで上昇・下落パターンの分岐になる。

〆の紅茶

今週の想定はやや上昇予想の方が強い。(先週は下落予想の方が強かったのにこういう結果ですけど)なので今週も予想は2パターンにしておきます。

というのも今週のマーケットは先物もあまり当てにならず、上昇理由が不明確。半導体関連の売り込みのリバ、トヨタ自動車などの輸送用機器も売り込まれていたのが買い戻された形になったので雰囲気がつかめず。
アメリカの利下げにより「車の消費が上がるのか?」なんて思っているならあんなに売り込まれるとも思えないんですけどね。

そして来週9月27日(金)は自民党総裁選があり、週末ポジション取りたくないですね…。候補者次第で為替が動く。動くなら株価も動く。最悪ですよ。市場予想が誰なのかも不明候補者多すぎ。

候補者の財政・金融所得税のスタンス

石破氏・河野氏は金融引き締め・金融所得税増税。高市氏は低金利路線、インフレ2%で金融所得税増税。
小林氏は経済優先・金融所得税に関して増税反対派、むしろ中間層金融所得を増やしてほしい考えを投稿していたりする。
小泉氏は金融所得税増税反対派、ただ財政に関しては低所得者や年金生活者へ拡充路線と明確に説明しており小泉構文でないことに驚き。

候補者次第では日経上にバーーーーーンしそうですけどどうしますかね…。

それでは皆様良い週末を!
(あくまでも個人予想です、投資は自己責任でお願いします。)

いいなと思ったら応援しよう!