Quizknockの動画~CGIチャットの更新連打~
1995年「Windows95」が発売。このころから企業や学校でのインターネットの普及が始まり、数年後には家庭へのダイヤルアップ回線、ISDNが始まりました。
時を同じくしてネットにおける掲示板や日記、チャットのサービスが始まり個人利用がひろがることに。
当時主流だったチャットは「CGI」を使ったもので、インターネットにおける黎明期のネットクイズ界においては2000年にHP公開した「タンギーのレストランTORITON」をはじめ、数は少なかったものの一部で企画が行われておりました。
わざわざ強調して「数は少なかったものの」と書いたのは、CGIチャットにはクイズに向かないチャットであったからです。
下に、現在でもサンプルでCGIチャットが掲載されているページのURLを載せておきますが、クイズに向かないのは「自分でリロード(更新)しなければ他の人の発言を見ることができない」点でした。
【参考 CGI RESCUE ウェブチャットsample】
CGIチャットでクイズを行う時には問題文が出る時に「更新ボタン」を連打して、問題文が出たら急いで答えを書き込むという形式。
当時のチャットはあくまで「会話を楽しむ」ために通信量を抑えてやり取りすることが前提であったので、問題文を全員で一斉に見なければならないクイズには向かず、むしろ仲間内では大喜利で後から発言を見返して一番を決めることに使われてきました。
それがADSLの普及が始まるころに、チャットクイズとして主流となった「JAVAチャット」を使用したクイズがはじまることに。
次回はQuizknockの動画内で行われていたことと照らし合わせて「JAVAチャット」におけるクイズを紹介します。