ターちゃん
両親はかなり過保護で、娘が道を間違えないように(?)あれをするな、これをするな、女の子らしくしろ、この本を読め、こういう服を着ろとあれこれ口を出してくるタイプだったので割と禁則事項が多かったように思うが、法に抜け穴があるように我が家にも抜け穴があってそれがジャングルの王者ターちゃん(アニメ)だった。
それだけ娘の情操教育に厳しいのになんでターちゃんは見せてくれたんだよといま思えば不思議なのだが親の判断基準はかなりB∀Gっていて、クレヨンしんちゃんもバカ殿も見せてくれながらも「おしとやかでいろ」という旨のぶっ壊れた主張をしてくるという、5ちゃんねるでもTwitterでも見たことないレベルで矛盾してくるひどい指示厨ぶりに幼い私はたいへん困惑した。
「もしかして煽っているのか?」
何度もそう思ったが親はたぶん真剣だった。
一人(二人だが)の人間のなかにここまで相反する主張、信念が同居している。道で拾った札束をネコババするもその金を募金箱に入れる可能性がある。人間らしいのかもしれない。
まあ多分ターちゃんの内容についてあんまり把握していなかったんだろうね。ターちゃんはおしとやかと程遠い内容だった。「動物出てくるからオッケー」くらいの感覚だったのかもしれない、マキバオーも見てた。
このように両親は一生懸命のわりにどっか抜けてるところがあって、なんだかんだ言ってまあ私は結構そういうとこが好きだが、親に隠れる必要もなく堂々と色んなものを見たり読んだりしまくって現在の私が出来て、好きなものがいくつかできたので、少しずつ書いていけたらと思いました。何言ってんのかわかんなくなってきたから終わり。久しぶりに作文かいた。