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#298 趣味友と行くジブリの世界【小金井市】

2024年9月4日(水)訪問

小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」の中で面白そうな企画展をやっていたので、趣味友達を誘って行ってみました。

この場所は、建物に興味を持ち始めてから1年前に3度ほど1人で訪れましたが、見所が多すぎて、各ゾーンに分けてブログをアップ。
1番メインの東ゾーンに関しては、西ゾーンと中央ゾーンのブログをアップした後に行くには行ったのですが、忙しかったのか気力がなかったのか?、アップできずじまいで終わっていました。

過去のブログはこちらから⬇️

このときのブログを見ると、奥ゆかしいというかなんというか…まだ本キャラを出していないひなたぼっこのブログが新鮮で逆に恥ずかしい😅

そしてカメラ好きの趣味友と一緒にお出かけするのもこれで4回目。
今回はちょっといつもと違いました。
あまりの暑さに、ひなたぼっこからお茶に誘った時のこと。

飲食をともにするときは、それぞれ会計を別々にしていましたが、今回はひなたぼっこ宅の近くに来てもらったこともあり、
「電車代がかかってるし、今日の喫茶代は私が払うよ。私からお茶に誘ったわけだし」

園内に併設されている喫茶は飲み物だけでもまあまあなお値段でしたが、相手も素直に同意。
その後、しばらくしてからお腹がすいたので東ゾーンのうどん屋さんに入店。
そこの支払いはツレが払ってくれました。
もちろん、それじゃあ私がお茶代を払った意味がないと言ったのだけど…。
「また別の機会にお願いします」みたいな感じで、まぁいいかと素直に好意に甘えます。

年齢差はかなりあるので、ひなたぼっこから見たら年下の男の子 (注:50歳のおじさん)だし、私はタメ口ですが、相手は気遣ってか敬語で話してきます。
大した事ではないけれど、なんか少し距離が縮まってきたかな?

趣味友と初めて一緒に乗り物(バス)に乗った車中での会話。
次回の約束は私から提案してLINEで送ることが多いのですが、珍しくその時、趣味友の方からこんな質問がありました。
「ひなたぼっこさんはナマモノとか食べられますか?」

どうやらこの人は肉より魚が好きらしく、回転寿司店に行きたいとのこと。1人だと高くなるしシェアが難しいので、一緒に寿司屋に行ってくれる人を探しているような感じでした。

その気持ち…よくわかります〜。
今でこそ、一緒に外食してくれる知り合いも増えてきたけれど、誰も誘う友達がいなかった時は、とにかく誰かと一緒においしいものを食べたくて…。

次回は、回転寿司も含めたまち歩きになるかなぁ〜?

そして、1年半前は1人でふらふらと見学していた「たてもの園」でしたが、喋る相手がいるとまたちょっと違います。
(といっても、趣味友さんはカメラや動画撮影に夢中なので、ほぼ別行動みたいな感じですけど・・・)

そして、相変わらず、すごく素敵な観光スポットなのに空いている…。
今回も、来訪者の半分位はインバウンドの方たちでした。

たてもの園ギャラリー

やっぱり何度見ても素敵なお宅、建築家・前川國男邸
【お気に入り写真】戯れる蝶々
【お気に入り写真】どこかの建物から庭を臨む
インバウンドさんには大人気の観光場所。
木の後ろの建物は武蔵野茶房という喫茶も入っています

ここから東ゾーン

昔の商家・銭湯・居酒屋など、下町の風情を楽しむことができる「たてもの園」のメインエリア。
復元した建物の中には、当時の暮らしや商売の道具・商品などが展示されています。

移築保存された歴史的建造物の中には、有名なジブリ作品「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われるものもあるようです。

下町中通りの風景①
下町中通りの風景②
下町中通りの風景③
下町中通りの風景④

居酒屋「鍵屋

台東区下谷にあった居酒屋さん
1856年(安政3年)に建てられたと伝えられている

ネット記事によると、「千と千尋…」の冒頭で、両親が大皿料理を食べて、豚になってしまうシーンの参考になったお店と言われているそうです。

建物と店内は昭和45年頃の姿に復元している

銭湯「子宝湯」

湯婆婆の「油屋」で働くことになった千尋。そのモデルの1つとされているのがこの子宝湯。
昭和4年に足立区千住元町に建てられた銭湯で、1988年まで営業していたそうです。

神社仏閣を思わせる大型の唐破風
浴室の雰囲気
玄関上の七福神の彫刻、脱衣所の折り上げ格天井など、
贅を尽くした造りとなっている
【お気に入り写真】すりガラスに映る木の影
脱衣所の中の看板

文具店「武居三省堂」

建物は関東大震災後に建てられた「看板建築」で、前面がタイル張りになっていて、屋根の形にも特徴があります。
ジブリ映画の中では、釜爺の仕事場のモデルになったと言われています。

千代田区神田で明治初期に創業した文具店
写真には写ってませんが、左側には釜爺が長い手を動かして
薬草を取り出している「引き出し」が設置されています

都電7500形

渋谷駅前から、新橋・浜町・神田須田町まで走っていった車輌。
昭和38年から順次廃止されました。

千尋がカオナシと一緒に乗った電車のモデルとされている

映画とは離れますが、東ゾーンに素敵な歴史的建造物がまだまだたくさんあります。

和傘問屋「川野商店」

【お気に入り写真】江戸川区小岩に建てられた和傘問屋
昭和5年頃の様子を再現

乾物屋「大和屋本店」

昭和3年に港区白金台に建てられた木造3階建ての商店。

 3階の軒下を伝統的な出桁造りにする一方、
間口に対して背が高く、
看板建築のようなプロポーションのユニークな建物
正面。店内は戦前の乾物屋の様子を再現しています

荒物屋「丸ニ商店」

昭和初期に建てられた荒物屋。
小さい銅板片を巧みに組み合わせて模様を形作り、建物の正面を飾っているのが特徴です。
店内は、昭和10年代の様子を再現。

右側が店舗正面。
裏手には長屋も移築し、それとともに路地の様子も再現しています。
写真は撮りませんでしたが、空き地に土管が3個ありました。

植村邸

中央区新富町、昭和2年建築。
建物の全面を銅板で覆った看板建築の特徴をよく表しています。

外観は、全体的に洋風にまとまっていますが、
2階部分は和風の造りになっています
中の様子
外観背面。屋根の形が可愛い

化粧品屋「村上精華堂」

台東区の不忍通りに面して建っていた化粧品屋。
昭和3年築。

店の正面はイオニア式の柱を表現するなど、
当時としてはとてもモダンな造りとなっています

時間も午後4時半を回り、だいぶ日が傾いてきました。

光と影の写真を夢中になって撮っている趣味友

上野消防署望楼上部

大正14年に建築され、昭和45年まで使用されていた。
どちらかと言うと、木の写真をメインに撮りました😅
【お気に入り写真】水に映る木と空

皇居正門石橋飾電燈

明治20年代頃のものを復元
エントランス広場には、ヘチマとゴーヤが実をつけていて
ほんの少しですが涼しさを感じます


自宅に着く時間には、きれいな夕日が見えました



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