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技術書典15にサークル参加予定(2023/11/11〜16)

イベント概要

技術書の同人誌即売会「技術書典15」に参加します。サークル参加形態は「オンライン」「オフライン」あり、両方に参加します。

  • オンライン開催

  • オフライン開催

    • 会期:2023/11/12 (日) 11:00~17:00

    • 会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)

    • サークル名:「SPQR」 配置場所:い20

※実本を買った際に電子書籍も一緒に入手できるようにすることが必須のイベントのため、一部価格が通常と異なる場合があります。電書のみでも、以下のオンラインマーケットで購入可能になります。

頒布同人誌

■01.『メイドになる少⼥のためのハンドブック(19世紀メイドマニュアル)  英国メイドの暮らし VOL.3』

A5/184ページ/1000円/2022年12月

本書は、19世紀に刊行された3冊のメイドに関するマニュアル・ガイド本を翻訳・掲載しています。「メイドになる少女のため」に書かれた本が2冊、雇用主となる人たち向けに弁護士が書いた、雇用関係に関わる法律の助言をする本が1冊です。

19世紀の「技術書」として、当時の家事技術に何があったのか、どのように伝えているのかという「技術」の観点と、「メイド」として振る舞うために人間に「何をさせたのか」という点でも、「マニュアル」として価値があるものと思います。

■02.『英国メイドの暮らし VOL.2 英国家政マニュアル解説』

A5/256ページ/2000円/2022年08月

広義の「技術書」の中で、19世紀には中流階級の女性たちのベストセラーとなった1家政本『ミセス・ビートンの家政読本』を筆頭に、多くの「家政マニュアル本」が出版されました。

このような「家政マニュアル」の歴史を、16-19世紀の英国の家政マニュアル・家事使用人マニュアルを起点に解説します。領域は、家政・家事・料理・礼儀作法・教育・家庭内レシピ、そして使用人の職種についてで、家事使用人の雇用がなぜヴィクトリア朝で最大化していくかを考察しています。

翻訳として、19世紀のベストセラー家政本『ミセス・ビートンの家政読本』の1-3章と、1880年代の使用人マニュアル『家事使用人の実践ガイド』全文を掲載しています。

■03.『英国メイドの暮らし VOL.2 英国家政マニュアル解説』

A5/76ページ/500円/2021年12月

この『英国メイドの暮らし VOL.1』は、メイドたちが働いた職場たる屋敷で、かつて大切に保管・蓄積されていた「レシピ」と「メイド」の仕事を繋げて考察するテキストです。

「レシピあるいはマニュアル」は、「ある種の素材・道具を用いて、人間が『テキストに記載された指示通りに手順を踏むこと』で、何かしらの結果を再現しようとする」技術書であり、そうした人の営み(主に生活)と密接に結びついた「マニュアル」を、メイド研究の観点で解説します。

04.『英国執事の流儀』

A5/148ページ/1000円/2009年8月

実在した英国執事の自伝やエピソードから、執事のキャリア形成、部下へのマネジメント、主人との間に立つ中間管理職としてのありようなど、「働く執事」にフォーカスした一冊です。

元々、ある執事の自伝を読んでいて、「この人が上司だったら働きやすい」と思ったことから作った本です。

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久我真樹
いただいたサポートは、英国メイド研究や、そのイメージを広げる創作の支援情報の発信、同一領域の方への依頼などに使っていきます。